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コピーや文章の書き方

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コピーライターの私が14年かけて培った、コピー・タイトル・文章の書き方を大放出してます。
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記事一覧

話すことが苦手だから、書く。

話すことが苦手だから、書く。

「どうして大学院に行こうと思ったの?」

先日、ごく親しい友人から、そう聞いてもらう機会がありました。

こんな理由もあるし、あんな理由もあるし、何から答えればいいかなと一瞬ちょっと迷った挙句、私は「ずっと行ってみたかったからさぁ」「ちょっと気分を変えたかったから…」とものすごく表層的なことしか言えませんでした。

ああ、先日のnoteには5000文字も書けた大学院へ進学する理由が、どうして自分で

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臨場感のある文章を書く!初心者もできる、4つの秘伝ワザ。

臨場感のある文章を書く!初心者もできる、4つの秘伝ワザ。

1年で、本を1冊も読まない夫が言ったんです。

「コモの文章って、読むのが苦手な俺でも、なんだか最後まで読んじゃうんだけど。どうして?」

ふふふ・・おぬし、まんまと私の戦術にハマっておるな。

じつは私は仕事やnoteで記事を書くときに、「臨場感のある文章を書くこと」を心がけています。このメリットはたくさんあります。まずはこれ。

臨場感のある文章を読むとき、私たちは筆者の立場にのりうつったかの

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書きたくないなら、書きたくなるまで待てばいいよ。

書きたくないなら、書きたくなるまで待てばいいよ。

一時期は毎日のようにnoteを書いていた私が、この8ヶ月くらい、まったく書けなくなった。

noteを開く機会も減り、他の方の書いた記事を読むことも少なくなってしまった。

書けなくなった理由を考えてみると、まずは時間がなかった。

やるべき仕事がたくさんあって、それを毎日こなしていくことに精一杯だった。特に私は個人で仕事をしているので、仕事の質を下げるわけには絶対いかない。

仕事で良質のアウト

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書くと、癒される。落ちこんだ私が回復するまで。

書くと、癒される。落ちこんだ私が回復するまで。

最近、かなり落ちこむことがありました。

他者からの言葉に傷つき、理不尽さに怒り、悔しくて、後悔する気持ちがめずらしく一気に湧いて、ずっとそのことばかり考えて眠れなくなるくらい、悶々とした日々をすごしていました。
今思い返しても、辛かったなぁ・・今年の3月は。

そんな自分の気持ちを晴らすべく、いつもと違う場所に出かけてみたり。おいしいものを食べながら、友達に状況を話してみたり。ランニングしたり。

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気持ちが伝わる「謝りメール」の書きかた。

気持ちが伝わる「謝りメール」の書きかた。

夫がある晩、がっかりしたような顔で聞いてきました。

「『誠に遺憾です』とメールに書きたいんだけど・・もっといい言い回しないかな?」

どうやら夫が制作した広告からの売り上げが、あまり良くなかったそう。その謝罪の気持ちを、クライアントに伝えたいということなのです。

私たち広告制作者にとって、それはもっとも悔やまれる状況です。広告に期待をしてお金を出し意思決定をするクライアントは、さらに残念だった

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忙しい人が「心が動いた瞬間に」書く方法

忙しい人が「心が動いた瞬間に」書く方法

「鉄は熱いうちに打て」と言いますが、
「心が熱いうちに書け」と私は思います。

今までnoteで140本くらい記事を書いてきました。

「今この瞬間に、書きたい書きたーーい!」と、深夜に完成したこともあれば。
「何か書かなきゃどうしよう」と焦って書いたり。
「いつか書くぞ・・!」と思って熟成したネタを、数ヶ月後にやっと公開したこともあります。

そうしてこの3年くらい、検証した結果。

「今すぐ伝

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フリーランスになって良かったと、心から思う7つの理由。

フリーランスになって良かったと、心から思う7つの理由。

フリーランスとか、副業とか、最近よく聞くようになりました。

私はフリーランスになって6年、法人を設立して1年。

ずっとフリーランスを続ける方からしたら、まだまだペーペーの6歳児。でも10年続けた会社員時代と比べると、この働き方はメリットが多いなと日々実感しています。

先日はフリーランスの問題点を書きましたが、フリーランスは私にとっては、むしろ合っている働き方のようでした。

「フリーランスと

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「その言いかた、損してる!」人間関係を良くする意見のしかた”5つの戦略”

「その言いかた、損してる!」人間関係を良くする意見のしかた”5つの戦略”

「部下にアドバイスしたら、傷つけてしまった」

「妻に意見を言っただけなのに、ムッとされた」

こんなこと、ありませんか?

あるある〜(笑)私も以前は、よく悩んでました。

私はコピーライターで、ふだんは複数の方とチームになって仕事をします。

その中には、自分より目上で仕事を発注してくれるクライアントもいるし、私にはできないデザイン分野をお願いするデザイナーさんも、はたまた一緒に協力してくれる

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フリーランス6年。会社員から独立して困った3大問題とは?

フリーランス6年。会社員から独立して困った3大問題とは?

「費用の交渉とか自分でしなきゃいけないの?」
「嫌な人から仕事お願いされたらどうするの?」

フリーランスになると、よく周囲の人からそう聞かれることがあります。たしかに私も、会社員の頃はそう思ってました。

請求書を自分で出すの大変そう。
確定申告って難しそう。
お客さんとの交渉はどうすれば!!??

考えれば考えるほど、ハテナ。独立するといいよっていう人もいるけど、それらを自分でやってのけるスキ

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「答え」があると読まれる。記事にオチをつけるタイトルの"秘伝のワザ"

「答え」があると読まれる。記事にオチをつけるタイトルの"秘伝のワザ"

オチのないコント、見たいですか?
事件が一向に解決しない推理小説、読みたいですか?

私はどっちも、あんまり見たいと思えません(笑)

前回のnoteは、読まれる記事と売れる広告の共通点として、問題があるという話を書きました。

問題とは「悩みや課題を起点に書く」こと。つまり、起承転結の「起」にあたるのが、問題です。

ただ、問題だけで解決がない記事の場合、「ああ読んでよかった」とはなりづらいです

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愚痴だらけのネガティブ人間が、書いて変われた。

愚痴だらけのネガティブ人間が、書いて変われた。

年末にね、走っていたら、安田美沙子さんに抜かされちゃいました。

4年ぶりに参加した、10kmマラソン。

のろのろと走っていたら、横からスッと、スレンダーな女性がすり抜けていきました。

「うわぁスタイルいいな」

意識もうろうとする中で、その女性の背中をパッと見ると、ゼッケンに「安田美沙子」の文字が!マラソン大会のゲストランナーとして、安田美沙子さんが走っていらっしゃったのです。

(芸能人は

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読まれる記事と、売れる広告には、「問題」がある。

読まれる記事と、売れる広告には、「問題」がある。

「いつもよりアイデアが1.3倍でる椅子」「座面が360°グライディングする椅子」あなただったら、どっちの椅子が欲しいですか?

これはどちらも「KOKUYO ing」というオフィスチェアの宣伝文句。じつは私、このどちらかの宣伝文句を見て、速攻で90,000円を払ってしまったんです(笑)

私が見てすぐに買おうと思ったのは、こちらです。

「いつもよりアイデアが1.3倍でる椅子」

どうでしょう、正

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初心者がnoteでお金を稼ぐワザ。「売れる記事」はどう書く?

初心者がnoteでお金を稼ぐワザ。「売れる記事」はどう書く?

「ブログでお金を稼ぎたい」
「副業のチャンスをつかみたい」

そう思う方は、いませんか?

私は本業で、商品を売るための文章を書くかたわら、noteでは好きなテーマで記事を書いています。

書きはじめてから今まで、noteは私にとって「趣味のひとつ」にすぎません。育児のこと、中華料理のレシピ、コピーライティングのコツ、、好きなことばかり書いていたら、気づけば120本くらいの記事がたまっていました。

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「意外なギャップ」のあるタイトルは、めちゃ読まれる。

「意外なギャップ」のあるタイトルは、めちゃ読まれる。

私の大好きな映画「美女と野獣」がもし、
「美女とイケメン」ってタイトルだったら?

私は絶対観たくない(笑)はいはい、カッコいい人はキレイな人とくっつくよね。ケッ。そう思って、見向きもしないかな。

この「美女と野獣」が初めて書かれたのは1730年なんだそう。

でも「美女とイケメン」だったら、300年も人気は続いていないはず。

実際は、呪いをかけられて野獣になった王子が、物語のエンディングでは

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