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夫からの「好きだよ」に答える、私なりの正解|SUPER BEAVER『言えって』
夫から「好きだよ」と言われるたび、居心地の悪い思いをしていた。
どう答えれば良いか分からないから。
分からないとは少し違う。「私も好きだよ」と答えればきっとすべてが上手くいく。夫の言葉にたぶん嘘はない。それと同時に、きっと彼は私からの「好き」を求めてもいる。分かってはいる。
それでも私はその言葉を上手に発することができなかった。その言葉に対して感じる違和感を無視することができなかった。だから
久しぶりに彼女の夢を見た
当時のように屈託なく笑い合った感覚が、目が覚めてもしばらくそこに残っていた。彼女は私にとって特別な存在だった。
最近観たクィア映画『ユンヒへ』を思い出す。互いに想いを抱きながらも別れを選んだレズビアンのカップルの、別れから20年以上が経過した後を描いた作品である。ジュンはかつての恋人・ユンヒを夢に見るたび彼女に手紙を書く。しかしそれは実際にユンヒの元に届くことはない、はずだった。ジュンの叔母であ
またBTSに救われてしまった|BTS『Answer : Love Myself』
音楽を聞いて涙が止まらなくなるなんてフィクションじゃない?と思ってた。少なくとも、その主語が私である場合は。
音楽を聞いて涙する人がたくさんいるということは勿論分かっている。でも自分に限っては別だった。そういう感受性の高さを持っている人が羨ましかった。「私はそうじゃない 心が冷え切ってる」馬鹿みたいだけど、そうやさぐれたくなるときさえあった。
そんな私が。日本語訳を見ながらとはいえ、音で理解で
ヒップホップを考える|マツコ会議(2021.11.13放送回)から
私はヒップホップファンを名乗れるほどヒップホップを知っているわけではなく、ヒップホップを知りたいと思っている人間である。中でもヒップホップと女性に関しては特に関心が高い。
ヒップホップを知りたいというその勉強の一環として、今回は「DJ 松永がミソジニーを肯定しているとして炎上 ※」した件を取り上げ、考えたことをまとめようと思う。
(※本件に関してDJ 松永さんご本人が使っていた言葉を使用しました
今この瞬間のあなたのメッセージを、今この瞬間のわたしが受け取れるという幸運|BTS 『PERMISSION TO DANCE ON STAGE』に寄せて
いつもは存在を意識することすらない何者かに祈りを捧げながら申込ボタンを押す。「徳を積む」という言葉を意識して生活してみる。当落の日には00分を迎えるごとに確認画面にアクセスする。日が決まれば何よりもまず急いで休暇の申請をする。運命の1着になりうる参戦服と出会うため何時間も街を歩き回る。仕事を早退して推しのメンバーカラーに髪を染め上げる。その現場に合った彩りを爪に施してもらうべくイメージを伝えるのに
もっとみる27歳と半年、魂の現在地。
23歳のとき、私の中に「アイドルオタクとしての私」が生まれた。そこから数多の素敵なアイドルに出会い、その後の私の生活はアイドルを推すことで豊かに彩られてきた。そんな日々を過ごす中、先日ついにBTSに出会った。アイドルを推しているとまず間違いなくその名前を目に耳にすることになる。だからそれは当然の、もっと言えば遅すぎる出会いだった。そしてBTSとの出会いは私にとって、他のアイドルとの出会いとは全く異
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