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◇日記(-2020)

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日記のほか、考えごとを綴ったりしています。2日に1回くらいのペースで更新中。
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#読書

◇今年もよろしくお願いします。

2020年になりました。頭では理解していても、感覚はまだ追いついていません。気を付けないと2019年、ないし令和元年と書きそうです。

年の初めにこれといって目標を立てるタイプではないのですが……。
今年は、よりたくさんの作品に触れていけたらいいし、呟いたり記事にしたりと発信できたらいいなと思います。

昨年はアプリで読書記録をつけていました。

約90冊。月に7,8冊といったところでしょうか。実

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◇本の帯、取っておく派

帯に限らず、しおりやチラシなど、本に付属していたものは全て保管します。位置もそのまま。だからしおりも、別に用意してあるものを使います。
読み始めるのは、保護のために透明なカバーをかけてから。
手に入れたときの状態をなるべく維持したい、そういう気持ちがあります。
ところで帯の保存に関して、表紙の下へ入れたり、折りたたんで本に挟んだり、ファイル類で整理したりと、色々な方法があるみたいですね。保存しない

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◇「最初の一文」と「最後の一文」

小説を買うとき、何を決め手にしますか。
タイトルに惹かれた、表紙が好みだった、帯の文句が印象的だった等、まず手に取るきっかけがありますよね。ではそれを買うかどうか、どこで判断しますか?

そういう時、わたしが必ずといっていいほど確認するものがあります。それが、「最初の一文」と「最後の一文」。時には「冒頭の段落」と「末尾の段落」だったりもしますが、つまりは「始まり」と「終わり」です。

たぶん、「始

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◇積み本かぞえてみた

ふと思ったんですよ。買ったまま手をつけられずにいる本、どれくらいあるんだろうって。

51冊ありました。

加えて、いま読み進めているものが5冊。
単純にこれだけの数を読もうと思ったら、何ヶ月かかるのだろう……。

でも、気づけば新しくお迎えしてたりするんですよね。それも、好きな作家さんや追っているシリーズ等だけではなく。
新刊や話題本、フェアなどは書店にいくと必ずチェックしてしまう。通常の棚もひ

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◇読書スタイルのこと

いま読んでいる本たちです。

ほかに電子版の「6ステイン」と、カクヨムで追っている小説とがあったりします。

複数の作品を同時に読み進めているんです。その時の気分で読むものを選び、キリのよい箇所で別のものに切り替える。たまに「内容が混ざったりしない?」と言われることもありますが、そう感じたことはありません。

ただ、大学くらいまでは一冊読んで次、それが終わればまた次と、ひとつに集中することが多かっ

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◇増える積読

今日も2冊お迎えしてきました。5日前にも8冊、入手してきたばかりなのですが。きちんと数えていないけれど、積んでいる本は50冊近いかもしれない。読むペースに対して買う量が明らかに多いんですよね。
でも、本って惹かれたときが手に入れるタイミングだと思ってるんです。それを逃すと見かけなくなったり、手を伸ばしづらくなったり……。
だったら、いつ読むか分からないけれど手元に置いておこう。
そういう考えのもと

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◇一歩も外に出ない日

大型の台風10号が接近していますね。昨日すでに、風が台風の予兆を帯びている感がありましたが、今朝になると気配はいっそう濃厚になっていました。それでもまだ雨は少なく、日中には晴れ間も見えて暑さもありましたが、今日は一日おとなしく自宅にいました。特に用事もなかったし。
夕方に猛烈な眠気に襲われて仮眠をとってから、今度は頭痛に襲われている状態です。眠り方のせいなのか、気圧の変化によるものなのか、正直わか

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◇物語に満たされる身体

没頭する、という言葉があります。のめり込む、という表現もあります。他のことを気にかけないほど何かに熱中するさま、ですね。
昨日買ったばかりの小説をずっと読んでいたのですが、まさにそういう状態にありました。
ただし、より正確に自身の感覚を表すとするなら、それらの言葉は適切ではありません。

わたしが物語の中に入り込むのではなく、わたしの中に、物語が入り込むのですから。
我を忘れる、心を奪われる、など

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◇閃きが降りるとき

「閃き」という語を使いながら、「降りる」という言葉を選んでしまった。けれどそれが、あの感覚を表すのには相応しいと思ったんです。
ずっとずうっと高い場所から、すとんっ、と何かが自分の中に落ちてくる。そんな、感覚。その瞬間に全身を駆け抜けていくものは、快感と呼んでもまったく差支えがありません。

まさしく今日、それが起こりました。ただしすぐにメモをとれる状況ではありません。だからその機が来るまで、忘れ

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◇読み手としての渇望

Kindleアプリを落としました。わたしは紙媒体の書籍が好きで、読みたいものを探すのは基本的に書店。ネット上で興味あるタイトルを見かけたときも、わざわざ紙媒体を探すか注文するかしていました。
電子書籍を避けてきた節もあります。扱うショップやサービスが多々あるうえ、会員登録や専用アプリを用いる必要がある。それほどの需要を感じていない時点では、面倒や煩わしさの方が勝っていた。

なぜ今になって手を出し

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◇鑑賞と感情と身体反応

物語を構築する要素や、文章を構成する語句などを冷静に見つめ、読み解いてゆけるひとに憧れを抱いていたりします。感情を差し挟まず、客観的に、理路整然と語れるひと、と言ってもいいかもしれない。

わたしはまず感情が先に立つタイプです。時にオーバーだと言われることもあるほど、感情が強く反応する。
涙をこぼすのはしょっちゅう。でもそれだけじゃない。
声を上げて笑ったり、心拍数が上がったり、鳥肌が立ったり、び

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◇共有する、よろこび

わたしが好きなとある小説について、「買ったよ、読んだよ」と友人から報告がありました。しきりに話題にしていたことで、興味を持ってくれたようで。なんとも嬉しいことです。

そのまま、作品について語り合いました。印象的なシーン、登場人物のこと、展開、設定……読むひとが違えば目をつけるところも変わり、わたしが気づかなかった部分に言及してくれることもありました。その逆も然り。
反対に、ふたりとも驚いた要素だ

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◇発売日の高揚感

今日は、ずっと楽しみにしていた小説の発売日でした。職場から書店までは車で5分とかからない。でもその距離すらもどかしくって。
仕事中はふだんと何ら変わりなかったんですが、終業のベルが鳴ったとたんに鼓動が早まるのを感じました。

書店に着き、走らないように、でも急いで。本は逃げないけれど、わたしが早く会いたいから。
お目当ての、キャラクター文芸新刊のコーナーをざっと見渡して、金色の帯を探す緊張感。平積

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◇読書記録のはなし

今年から読書記録を始めたよ、というお話を昨日すこししたので、今日はもう少し詳しく書くことにします。

実はもっとも本を読んでいた大学生の頃にも記録をつけていました。ただ、当時は日付とタイトルを書くのみ。感想などは一切ありません。何をどう読んだか、より、何冊読んだか、に重きを置いていた気がする。

いまは「読書管理ビブリア」というアプリを使い、記録しています。たまたまTwitterで知り、バーコード

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