【選挙ウォッチャー】 2022年1月の総括と2月の計画。
日頃から僕の記事を読んでくださっている皆様は、オミクロン株に感染せずに生き延びていらっしゃるでしょうか。危険厨の僕は、選挙の取材はもちろん、ほとんど外出を避け、自宅でひたすら原稿を書き続ける毎日を過ごしているため、収入はほとんどありませんが、今のところ、どうにか感染せずに生きています。1月は名護市長選や南城市長選、津市議選や草津町長選などの取材に行きたかったのですが、オミクロン株の感染拡大に伴い、すべてを中止にしました。2月も興味深い選挙はたくさんありますが、川口市長選や町田市長選、町田市議選や日野市議選の選挙ポスターの撮影をするぐらいで帰ってくる予定です。まったく取材に行かないわけではありませんが、ほとんど現地での取材ができません。その代わり、ほとんど毎日、新型コロナウイルス最新情報を皆様にお届けしてまいります。これは今から11年前に福島第一原発事故が起こった後に、採算度外視で毎日のようにブログを書いていた当時の「初心」と何も変わりません。
レポートのリリース計画については、11月の計画のページを地味に更新しておりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。2月はオミクロン株による第6波がピークを迎えたことを確認するまで、毎日2本ずつレポートをリリースしていく計画です。
■ 2月のクラウドファンディングの計画
オミクロン株の感染拡大の影響により、選挙の取材に行くことを自粛している僕ですが、いまだ「スラップ裁判」は続いており、先日、9件の裁判のうち8件で勝訴となった(1件は係争中)のですが、先方が「控訴」をしましたので、高裁で争うための弁護士費用(28万5000円)が必要になりました。悲しいことに、思ったほど本も売れず、手持ちの費用がまったくありませんので、やむなくクラウドファンディングで助けてもらうことになりました。現状は、弁護士さんに支払うお金を4月頭まで待っていただいている状態です。
いろいろなものをミックスするのではなく、シンプルに弁護士費用だけを募集するのが良いと思いましたので、31万3500円を募集金額とさせていただき、皆様からのご支援をいただきたいと思っております。リターン品については、以下のアイテムを計画しております。
今回のリターン品は2種類です。なお、「チダイズム新聞プラン」を選択してくださった方には、ストレッチゴールをご用意させていただき、たくさんご支援いただいた場合には、追加特典がございます。(※出版記念プランを想定していたのですが、モーションギャラリーとの協議の結果、ツイキャス限定配信コースに変更されました)
ストレッチゴールの第1弾は、30万円の裁判準備金です。すべての裁判で勝っているため、これから成功報酬を用意しなければならなくなります。もし、今回のクラウドファンディングで30万円多く集まった場合、8面構成の『チダイズム新聞』第7号をお届けいたします。
ストレッチゴールの第2弾は、19万5000円のレンタル倉庫代(年間契約)になります。もし新型コロナウイルスが収束していれば、4月には遠征を計画しており、その頃までにさまざまな事態が好転していることを願うばかりです。
■ 全国47都道府県のコロナ対策評価・最新版
前回、第4波までの新型コロナウイルス対策をまとめ、大好評だった「全国47都道府県知事の新型コロナウイルス対策・一斉評価」の2022年版を今年も発売します。今年は「オミクロン株」への対応をしっかりチェックしており、千葉県の熊谷俊人知事、兵庫県の斉藤元彦知事、福岡県の服部誠太郎知事など、新しい知事たちの評価も下されます。今年も評価はAランクからFランクまでの6段階。今年で2回目ということで、前回より良くなっている人、悪くなっている人も注目です。発売日はまだ正式に決まっておりませんが、昨年は3月22日に発売していますので、ほぼ同じ時期に発売する計画です。
■ 参院選2022・事前予測レポート
衆院選でも事前予測レポートを出しましたが、今年も事前予測レポートをリリースしたいと思います。参院選の事前予測レポートは、東日本と西日本で分けたりせずに、1つの記事にすべてを凝縮するような形でお届けしたいと思っており、ゴールデンウィーク前ぐらいに公開し、参院選の投票日の当日まで楽しめるようにしたいと考えています。
■ 新型コロナウイルス最新情報の計画
オミクロン株による「第6波Surge」は、日本で「BA.2株」への置き換わりが進まなければ、2月上旬頃にはピークを迎えるのではないかという楽観的な見方もあります。しかし、ピークまでに1ヶ月かかっていることを考えれば、順調に収束するとしても1ヶ月かかることになるため、少なくとも2月いっぱいは、それなりに感染者が多い「警戒すべき状態」が続くのではないかと考えています。そこで2月いっぱいは、新型コロナウイルス最新情報を毎日お届けすることを決め、原則として1日2本ずつレポートをアップしていくスタイルを貫きたいと考えています。なお、3月1日からは取材に行くための準備を進める必要があるため、通常の選挙レポートを1日1本ずつリリースする体制に戻したいと思います。
■ N国本は想像以上に苦戦している
本の発売から10日ほどが経ちましたが、今のところ、初版の5000部を頑張って売り切れるかどうかというところになりました。最も話題になったタイミングでAmazonや書店で買えなかったというロスはあったものの、それでも当初の想定よりは「苦戦している」という印象です。ただ、この本は発売日を「最も売れるタイミング」として想定していません。ちょうどオミクロン株のピークが過ぎ去り、人々が平穏な生活を取り戻した頃に「最も本が売れるタイミング」が来ると考えています。ただ、初速の勢いが弱かったことは否めませんので、引き続き、宣伝に力を入れてまいりたいと考えております。少なくとも、2月いっぱいまでお届けすることが決まっている「新型コロナウイルス最新情報」の記事は、完全に無料でお届けしておりますので、せめて1冊でも多く本が売れるように、毎回、本のリンクを貼って宣伝したいと思います。ただ、本の内容としてはN国信者が見ても面白いものになっているようなので、自信を持って宣伝できる内容にはなっています。
■ N国党が出てくる地域の書店に本を置く
直近では2月6日の川口市長選、2月20日の町田市議選、4月13日の春日部市議選に、「NHK受信料を支払わない国民を守る党」や、諸派党構想で連携する「つばさの党」や「子供未来党」の候補者が出てきますが、川口市の人口は約60万人、町田市の人口は約43万人、春日部市の人口が約23万人。選挙に興味のある市民がどれくらいいるかは分かりませんが、これから選挙が行われるエリアの書店に本が置かれていることは、とても重要だと思いますし、販売につながります。そもそも市民に「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」と思うタイミングがあるという意味で、ここの本屋さんに選挙の前後で本を置いてもらうことが重要で、営業をかける価値が十分にあると思います。やみくもに置いてもらっても売れないかもしれませんが、「売れる理由がある」という点に加え、ぜひ選挙の前に読んでいただいて正しい判断を下していただきたいという点で、これらの書店にしっかり置かれることが大事だと思います。1冊でも2冊でも売れれば御の字です。僕もSNSなどで呼びかけてみたいと思います。
■ 2022年3月のレポート計画
新型コロナウイルスの第6波の影響がまったく読めないため、予算を立てることもできやしない状態に陥っていますが、現段階では3月以降の選挙の取材は解禁できるというつもりで、計画だけは立てておきたいと思います。少しお金のかかる遠征が立て続けにありますが、もし取材を解禁できるようであれば、4月の取材計画と合わせてクラウドファンディングで募集したいと考えています。
この中で最も高い売上を見込めるのは、3月29日の市川市長選だと思いますので、今からしっかり準備をして、面白いレポートに仕上げたいと思っています。それまでにオミクロン株がどうにかなっているといいのですが、まったく先が見通せません。韓国ではファイザーの経口薬がバッチリ効いているという報告もありますが、日本で十分な量が出回るのはいつでしょうか。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察
これまで僕が取り組んできたものは、すべて成功してきたという自負があるわけですが、初めての失敗作が「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」になるかもしれず、立花孝志に関わる者がすべて不幸になる伝説が僕にも適用されているんだということをつくづく感じます。10万部売れるまでには至らなくても、5万部ぐらい売れれば「成功」と位置付けて良いのかと思っていましたが、初版の5000部すらクリアできるかどうかがわからないとなると、これはもう「失敗」以外のナニモノでもありません。発売日と同時に爆発的に売れるとは思っていませんでしたが、ここまで苦戦してしまうとは思いもしませんでした。Amazonでの最高位が100位以内には入ると思っていましたが、結果は410位が最高で、早々にランキングの下の方に沈んでしまっているのですから、N国党がオワコンであることはもちろん、そもそも僕に人気がなさすぎるという話です。毎日のように追いかけてくださっている少数のファンの皆さんは応援してくれているのでしょうけど、全体的なイメージは「悪い」ということなのだろうと思います。今まで人気者になるための取り組みをしたことはありませんでしたが、これからたくさんの本を出していくことを考えると、それなりに高い好感度を得るための努力ということも必要になってくるかと思います。今すぐに好感度の高い人になることはできませんので、こうした取り組みもコツコツと積み重ねていく必要があろうかと思いますが、「どんなクソみたいな本を出しても5000部ぐらいは売れる」という人間になることが大切だと思いました。
ということで、どうせ立花孝志や大橋昌信が僕の顔をネットに晒すようになってしまい、今さら「顔出しをしない」と言っても、僕の顔はネットで検索すればすぐに出てきてしまいますので、これからは「顔出し」を解禁することにしました。書籍のプロフィール欄でも顔を出していますが、これからはネット上でもどんどん顔を出していきます。
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