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【選挙ウォッチャー】 宮城県議補選2021・多賀城&七ヶ浜選挙区レポート。

チダイズム

 10月22日告示、10月31日投票で、宮城県議補選が行われました。宮城県知事選と同日に行われた今年の県議補選は、石巻・牡鹿選挙区と多賀城・七ヶ浜選挙区の2つです。
 石巻・牡鹿選挙区には、宮城県内のいろいろな選挙に立候補しまくっている「宮城の中川暢三」こと加納三代さんが立候補して、キッチリと落選していましたが、こちらの多賀城・七ヶ浜選挙区は、「自民vs共産」という面白味のない選挙になり、みんなが予想した通りの結果に終わっています。

伏谷 修一 58 新 自民党(元多賀城市議)
藤原 益栄 65 新 日本共産党(元多賀城市議)

 たまたま宿泊したところが多賀城市だったから選挙ポスターを撮ってきたという感じなので、そんなに解説することがありません。なので、宮城県が女川原発を再稼働させようとしていることもあり、ウクライナ情勢と合わせて「原発がいかに危険なのか」を解説したいと思います。こんな時でなければ、なかなか語る機会がないので。


■ ロシアに占拠されたザポリージャ原発

 先日、ヨーロッパ最大のザポリージャ原発をロシア軍が占拠し、火災が起こっているとの情報もありました。IAEAによると、もしザポリージャ原発で事故が起これば、その被害はチェルノブイリの10倍、ヨーロッパの広い範囲に及ぶと指摘されていました。
 なんでも報道によれば、燃えたのは原発本体ではなく、その近くにある訓練棟だったそうで、すぐに鎮火されたという話ですが、当初は電源ユニットに被弾したのではないかという話もあり、予断を許さない話でした。ザポリージャ原発は稼働中であるため、もし電源が喪失されることになれば、ほんの数時間で大規模な原発事故に発展してしまう可能性があり、ここで事故が起こるのだけは勘弁してほしいという状況です。
 ウクライナは世界的な小麦の産地なので、もし原発事故が起これば、世界的な食糧危機に発展してもおかしくありませんでした。ご存知のように、日本の食糧自給率は30%台なので、世界的な食糧危機に陥った時には、みんなが飢えることになります。そういう意味で「国防」は全然できていないアホの国なので、物事をちゃんと考えられる政治家を生み出していかなければならないわけですが、ひとたび戦争が起こった時には、「原発を人質に取られてしまう」ということは覚えておくべきではないかと思います。
 さて、こうしている間にもチェルノブイリ原発事故で電源が破壊されたという話が出てきました。すぐさま「このままだと放射性物質が放出される恐れがある」としてニュースになりましたが、実は、こちらにはまだ時間的な猶予が残されています。チェルノブイリ原発は2000年には廃炉になっているため、かれこれ22年経っています。当時の使用済み核燃料が残されているということですが、炉心は十分に冷えているため、電源が喪失された状態でも再び放射性物質が漏れ出すほどに燃料が熱くなるまでには時間があります。もちろん、電源喪失状態をずっと続けるようなことがあっては困るのですが、すぐさま放射性物質が漏れ出す心配がないということで言えば、あまりパニックになる必要はありません。
 これからもロシアは、ウクライナをはじめ、ロシアの侵略に反対する西側諸国を脅すために原発を利用してくることだと思いますが、戦争が起こるとこういうふうに使われてしまうものだということを考えれば、やっぱり原発は廃炉にして、再生可能エネルギーで生きていけるようにしていく以外に方法はありません。今さら原発を再稼働させるべきだと言って「保守」を名乗っているようなバカに政治家をやらせてはならないのです。


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