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【選挙ウォッチャー】 市川市議補選に立候補しているステルスN国党に要注意。

 3月20日告示、3月27日投開票で、市川市長選と市川市議補選が行われますが、このうち市川市議補選には、身分が明らかにされていない「ステルスN国」の候補者がいますのでれぐれもご注意いただきたいと思います。
 あらかじめ申し上げておきますが、僕は特定の誰かを勝たせようと思っているわけではありません。とにかく「N国党は反社会的カルト集団」であると訴え続けております。尊師・立花孝志は、懲役2年6ヶ月、執行猶予4年という判決を受けましたが、党員で反省や謝罪をする者は誰一人としておらず、それどころか犯罪を誇りに思ってしまう人たちが「N国党員」です。自分たちはNHKをぶっ壊すために良いことをやっていると信じて疑わないので、物事の善悪の判断がつかないのです。まさに「サリンを撒くことが世の中のためになる」と信じていたオウム真理教と同じです。


■ 「さとうゆきの」は、ステルスN国である

「さとうゆきの」は、N国党の現職・佐直友樹の配偶者である

 今回の市川市議補選は、欠員1に対して6人が立候補しており、中でも当選に最も近そうなのが「さとうゆきの」です。旧姓が「さとう」で、N国党の市議である佐直友樹の配偶者なので、本名は「佐直」です。
 もちろん、ただ「嫁である」というだけで「ステルスN国党」だと言っているわけではありません。彼女がN国党のコールセンターで働いていた過去があり、N国党の活動を通じて佐直友樹と知り合い、結婚しています。つまり、彼女はどっぷりN国信者なのです。今はコールセンターを退職しているそうですが、尊師・立花孝志を崇拝している側の人間です。

佐直友樹が所属している「無所属の会」のメンバーが応援

 今回、「さとうゆきの」の応援を表明しているのは、市川市議会の「無所属の会」のメンバーです。「無所属の会」は、現職のN国党議員である佐直友樹を含めて5人で構成されていますが、佐直友樹を除く4人が「応援します」と顔と名前を連ねています。
 非常に「姑息」としか言いようがありませんが、名前をあえて旧姓の「佐藤」に変え、「無所属の会」が擁立しているのに、夫でメンバーの佐直友樹の顔はありません。辛うじて掲示責任者のところに、夫である佐直友樹の名前がありますが、普通の人は見落とします。

掲示責任者は、夫で現職のN国党員である佐直友樹になっている

 掲示責任者は、現職のN国党議員です。この時点で「N国党の関係者である」と言っていいと思います。N国党が公認を出しているわけではありませんし、選対スタッフは「無所属の会」であり、N国党のボランティアが参加しているわけでもなく、ただゴリゴリのN国党関係者が立候補しているだけだから無所属ったら無所属だと言いたいのかもしれませんが、こんなものは僕たちに言わせれば、N国党員が無所属の仮面をかぶって立候補しているだけです。これは2月6日の川口市長選でも見られたパターンです。

 現在、N国党は2020年4月の志木市議選で古谷孝が無投票当選を果たして以来、実に「92連敗」しています。かれこれ2年近く、選挙には一度も勝てていません。
 どうしてこんなに負けまくるようになってしまったかと言えば、ただ唯一の公約であるはずの「NHKの受信料問題」にろくすっぽ取り組まず、迷惑系YouTuberとして、国民を呆れさせるような言動を繰り返しまくってきたために、ほとんどの人が支持をしなくなってしまったからです。今となってはN国党というだけで投票しなくなるほど。だから、N国党員やN国党支持者たちは「N国であることを隠した方が当選しやすい」と考えています。
 川口市長選では限界系左翼集団がN国党員であることを一切打ち出さずに擁立してきましたが、昨年10月の衆院選に鹿児島4区から立候補していた人物だったので、多くの川口市民が「ステルスN国」であることに気づいてしまい、まったく勝負にならずに落選しました。一方、「さとうゆきの」は昨年の衆院選にN国党から立候補することが検討されたものの、断念したことから「N国」であることは知られていません。


■ ステルスN国党が勝ってしまう可能性がある

唯一の女性候補がステルスN国「さとうゆきの」

 実は、今回の市川市議補選では、うっかり「さとうゆきの」が勝ってしまう可能性があります。理由は、「さとうゆきの」がステルスN国であることを誰も知らない。それに加えて、市川市民の関心が「市長選」に集中してしまい、6人も乱立している市議補選は「誰に投票したらいいのかがわからない」ということです。

話題に事欠かない大激戦の市川市長選

 特に、今回は女性候補が3人も立候補していて、市議や県議として実績のある守屋貴子さんが優位に進めているのではないかとみられています。「さとうゆきの」のキャッチフレーズは、「市長も女性!市議も女性!」となっており、まさにキャッチフレーズの通りに、「市長選で女性を選んだから市議補選も女性を選ぼう」と思ってしまう人が意外と多いのです。
 しかし、仕事をしないことで知られるN国党を増やし、市川市の税金を無駄に使っても仕方がありません。なにしろ市川市議は千葉県内で3番目に議員報酬が高く、月60万4000円ももらえます。ボーナスなどを合わせると1000万円近い金額になり、きちんとした仕事をしてくれるなら報酬が高くても納得できますが、「無所属の会」の頭数になるぐらいしか役に立たないN国党関係者を増やしても意味がありません。
 だいたい「無所属の会」と名乗っていますが、佐直友樹は「NHKから国民を守る党公認」で、ガッツリと国政政党に所属している人間なので「無所属」ではありません。名前を「無所属とN国党の会」に変えるべきです。


■ N国党に対する認識が甘い市議の言い訳

市川市議・越川雅史のツイート①(引用元リンク

 越川雅史は「自分たちはNHK党とかかわったことは一切ない」と言っていますが、それ以前に越川雅史は「無所属の会」という名の「N国会派」に入っています。「無所属」でも自民党会派に入っている人はたくさんいるように、越川雅史は「N国会派に入っている人」です。自分の中では「無所属の会にN国党を入れた」つもりかもしれませんが、日本で「日韓戦」と言われるものが韓国では「韓日戦」と言われるように、越川雅史をはじめ、彼らは「N国党と会派を組んでいる人間」であり、N国党員として活動している佐直友樹を仲間として受け入れ、今回はその嫁を擁立しているのです。
 どんなに人柄が良くても、麻原彰晃を拝みながら座禅を組んでジャンプしている人間は「オウム真理教」です。佐直友樹はガッツリとN国党の活動に勤しんでおり、尊師が懲役2年6ヶ月・執行猶予4年の判決を受けても、これが「聖戦」だと思っている危険な思想のカルトです。そんな奴を受け入れて、かつ、嫁を擁立している越川雅史そのものがヤバい奴です。

市川市議・越川雅史のツイート②(引用元リンク

 そもそも「さとうゆきの」がN国党の公認だとは思っていません。N国党員を担ぎ上げているマヌケがいるという認識であり、無所属の会のメンバーで1人だけ佐直友樹の顔写真を出さないところを「ステルス」と表現しているのです。佐直友樹を出したらN国党員だとバレて票が取れなくなってしまうから出していないようにしか見えません。
 そして、何より認識が甘いのは「NHK党の職員だから差別や偏見をしているわけではない」ということです。これは差別でもなければ偏見でもありません。N国党の『実績』です。尊師・立花孝志が「子どもをたくさん産む民族は虐殺すればいい」と発言して世界中にニュースとして拡散される恥を晒しても、誰一人として党首の批判をしないカルト党員を、「人間性を判断して会派にお誘いし、ご一緒している次第」と言ってしまう頭の悪さ。まさに今回の元凶は、越川雅史です。

市川市議・越川雅史のツイート③(引用元リンク

 越川雅史の言い訳をそのまま受け取るとすれば、越川雅史は相手が「中核派」でも「革マル派」でも、はたまた「村越祐民市長を熱烈に応援している人」でも、人柄さえ良ければ会派として受け入れるということです。単純にN国党に対する認識が甘いだけでしょう。ちなみに、どこかの「デマ拡散バカ」とは誰を指しているのでしょうか。N国党員をなるべくN国党員であることがバレないように工作している時点で、「ステルスN国」と表現されても、まったくデマではありません。むしろ多くの市川市民がN国党の関係者であることを認識した上で判断するべきでしょう。

市川市議・越川雅史のツイート④(引用元リンク

 市川市に村越祐民市長のやりたい放題を監視している市民がいらっしゃるように、僕たちはN国党のやりたい放題を監視している立場であり、越川雅史がやっていることは「村越祐民市長のやりたい放題を『差別や偏見では判断しない』などとキリッとした顔でホザき、村越祐民市長を応援する市議を擁立しているマヌケ」です。自分の置かれている立場をよく認識した方が良いでしょう。
 市川市民の皆さんが村越祐民市長の「テスラ」「スケスケシャワー」に怒っているとするなら、これらの金額をはるかに超える無駄遣いをしているのがN国党であり、テスラやスケスケシャワーは市民の世論で一応の撤去がありましたが、まったく改善が見られないのがN国党であり、それを支えているのが佐直友樹をはじめとするN国党員です。「さとうゆきの」もN国党のスタッフとして働いていた経歴があるわけですから、N国党員とみなされて当然です。
 いくら20代~40代の女性議員がいないからって、よりによってN国党の関係者を擁立しているマヌケぶり。市議としての資質を疑うレベルの情弱でマヌケな人間なのだということを可視化しています。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

現職のN国市川市議・佐直友樹のツイート(引用元リンク

 現職のN国党市議・佐直友樹は、次の統一地方選で、選挙に立候補するつもりはないと明言しました。N国党員として市議をやってみたものの、やっぱり自分には向いていないと判断したそうです。家庭を持つと考え方が変わるのか知りませんが、尼崎市議の武原正二も「市議に向いていない」と言って引退。どこかに就職し、真っ当に社会人として生きているようです。
 しかし、来年の選挙で佐直友樹が引退すると困るのは、意外にも「無所属の会」の議員たちです。せっかくN国党の佐直友樹を入会させ、会派の人数を増やしたのに、また減ってしまう可能性があるのです。だから、妻の「さとうゆきの」に打診をしたということだと思っています。

N国党に対する監視を始めたばかりにも佐直友樹の人間性に言及している

 佐直友樹がどれくらい熱心なN国信者かを物語るエピソードとして、2018年の野田市議選に立候補して落選した時に、佐直友樹はNHKの委託訪問スタッフに「殺意に似た気持ち(を抱いている)」と話していたことがあります。
 どれだけNHKの受信料に問題があって、どれだけ一部の業務委託スタッフの態度が悪かったとして、抱く感情が「殺意に似た気持ち」です。越川雅史は、こんなことを言ってしまうN国信者の人柄を見て、自分たちの会派に招き入れ、あげくに配偶者を市川市議補選に擁立しているのです。とんだマヌケ野郎です。

 まだまだ多くの方が「N国党」「反社会的カルト集団」であることを知らない人がたくさんいます。既にニュースや報道で「ろくでもない集団」であることは知られているし、だからこそステルスで挑んでくるのですが、知られていないエピソードはたくさんあります。
 毎度言っていることですが、「本を買ってくれ」とまでは言いません。図書館で読んでいただくのでもいいし、本屋さんで立ち読みをしていただくのでも構いません。村越祐民市長のやってきた数々の不祥事を見て、「村越祐民市長を嫌うのは差別や偏見だ!」と言う奴がいたら脳味噌が沸いていると思うように、N国党にやってきた数々の不祥事を見て、「N国党を嫌うのは差別や偏見だ!」と言う奴がいたら、それもやっぱり脳味噌が沸いているとしか表現ができないのです。自分がどんな奴と会派を組んでいるのかを認識できない「無所属の会」のホゲホゲとしたメンバーも、このままだと「準N国党員」として扱われることになることでしょう。


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