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【選挙ウォッチャー】 衆院選2022・神奈川2区レポート。

10月19日公示、10月31日投開票で、衆院選が行われました。神奈川2区は、つい最近まで総理大臣だった菅義偉センセイの選挙区でした。安倍晋三センセイも無能を極めていましたが、菅義偉センセイも同じくらいの無能で、自民党の支持率は低下するばかり。衆院選の直前に岸田文雄さんが総理大臣になって、久しぶりに「日本語が通じる総理大臣」になったため、岸田文雄さんが普通の仕事をするだけで感動。前任者たちがあまりに酷すぎたせいで、岸田文雄さんの支持率がグングン上昇中です。

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菅 義偉  72 現 自民党(元総理大臣)
岡本 英子 57 元 立憲民主党(元衆議院議員)

実は、この神奈川2区にも菅義偉センセイに対する逆風は吹いていたはずでした。なにしろ、総理大臣としては微塵も評価できないくらいの無能ぶりだったのです。特に、新型コロナウイルス対策は「ワクチン一本足打法」と批判され、PCR検査の数を増やすことに失敗したので、今回のオミクロン株による第6波Surgeでは、まだ菅義偉センセイの無能ぶりのケツを拭かなければならない始末です。なので、岡本英子さんが素晴らしい選挙戦略を展開していたら、「つい最近まで総理大臣だった奴が落選する」というギャグみたいなことが起こって面白かったのですが、岡本英子さんの選挙がポンコツだったばっかりに、まったく通用しませんでした。


■ ワクチン一本足打法は「無能」の仕事

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菅義偉センセイは街頭演説で「ワクチン一本足打法と批判されたが、今を見てもらったら一目瞭然だ。コロナを見事に抑え込むことに成功したじゃないか!」と豪語していました。しかし、そもそもデルタ株の第5波では都心部で医療崩壊を起こし、自宅放置死をたくさん生みました。ワクチンが必要な時にはワクチンがなく、第5波Surgeが下火になってからワクチンを打ち始め、しばらく感染者が少ない状態が続いていたのです。菅義偉センセイのことを皆さんが「仕事のできるスゴい人だ」と認めていたら、今頃、菅義偉センセイが自民党の総裁選で不出馬になるようなことはなかったのです。あまりに仕事ができなくて、このままでは自民党の大敗は目に見えていて、みんなが「もうオマエにはついていけない!」と言われ、自民党内で総理大臣を下ろされることになったのです。選挙の時にドヤったところで、今回の第6波Surgeでは「ワクチンが効かない」ため、今では過去最多の感染者数になっています。あのまま菅義偉センセイが総理大臣をやっていたら、相当に恐ろしいことになっていたと思いますが、菅義偉センセイより仕事をしている岸田文雄総理ですら、今回の第6波は「後手」に回っています。


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