【選挙ウォッチャー】 輪島市長選2022・分析レポート。
3月6日告示、3月13日投票で、石川県の輪島市長選が行われました。
とても風光明媚なところで、のんびりと遊びに行くにはピッタリの観光地なのですが、新型コロナウイルスの影響を全力で受けていると言えます。そんな中で行われた輪島市長選ですが、ネット上ではまったく話題になっていませんが、地元ではずいぶんと白熱した戦いになっておりまして、これはこれで地味に面白い選挙だったと思います。
輪島市は、石川県の北端に位置する人口2万7000人ほどの街です。人口減少率は5年で8.8%減となっており、人口減少が著しく、このままでは自治体の維持が難しくなってしまう可能性があります。
今は新型コロナウイルスで大打撃を受けていますが、とっても風光明媚なところで、能登空港から車で20分程度ということもあり、これまで観光に力を入れてきました。今もアフターコロナを見据えて力を入れているところですが、果たして、観光客は戻って来るのでしょうか。
■ 東伊豆町長選は無投票当選に終わる
今週は、石川県知事選、金沢市長選、金沢市議補選、輪島市長選のほかに東伊豆町長選も取材しようと思っていたのですが、こちらは静岡県知事選に立候補して落選していた元参議院議員の岩井茂樹さんが立候補し、無投票当選となりました。既に東伊豆町に引っ越し、やる気マンマンのようです。
選挙戦になったら面白いところでしたが、さすがに組織と知名度からしても勝ち目がないと考えたのか、他に立候補する人はいなかったようで、今週は石川シリーズの選挙4本で終了です。
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