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【選挙ウォッチャー】 ウクライナへの侵略戦争をゆっくり解説(#2)。

 どうしてロシアはウクライナに戦争を仕掛けたのか。その理由がだんだんとハッキリしてきまして、やっぱりこの戦争は、ロシアがウクライナを支配するために仕掛けられたと言ってよさそうです。「NATOに加盟されたらロシアの安全が脅かされる」みたいな話はあくまで建前に過ぎず、そもそもシンプルにウクライナをロシアにしようとしていたという話です。
 戦争の時には情報が錯綜しがちなので、僕たちがガセネタを掴まされている可能性はゼロではないものの、ロシアは48時間以内にウクライナを制圧し、まずはウクライナを支配下に置くところから始め、最終的には旧ソビエト連邦だった国々をすべて制圧し、再び偉大なロシアの姿を取り戻す。これがプーチンの狙いだったのではないかと考えられています。プーチンは完全なるネトウヨです。
 バカで情弱だから「ネトウヨ」になってしまうという話は、これまでずっと指摘してきたことです。そして、ネトウヨになってしまうくらいにバカで情弱な人間は、だいたい見積もりが甘いのです。だから、ロシア軍が本気を出せば48時間以内にウクライナを制圧できると考えたようですが、結果的には泥沼化しています。ロシアはあらゆる信頼を失い、とてつもない経済制裁を喰らう見込みで、サッカーのワールドカップまで出入禁止になってしまいました。いまや国連の常任理事国さえ外されようとしているほどです。
 さて、今日は緊急で2つの指摘をしなければなりません。1つは、N国信者が相変わらず脳味噌をアハつかせていること。もう1つは、れいわ新選組がアホのアドバイスを聞いてしまい、罠にハマっていることです。このうちN国がアホだという話は無料で、れいわ新選組への指摘は100円でお伝えしたいと思います。


■ 核シェアリングを語るアホの国政政党

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 先日、安倍晋三というネトウヨのアホが、いざとなった時にはアメリカ様から核爆弾を貸してもらう「核シェアリング」を検討するべきだという珍説を展開し、立花孝志のような同じ周波数のアホが共鳴しています。
 我が国、ファンタスティック・ジャパンは、元総理大臣が重度のネトウヨであり、ポンポンより脳味噌の方がよっぽど痛かったはずなので、テレビで恥ずかしげもなく「核シェアリング」という覚えたての単語を披露し、さっそく立花孝志が「我が党は核シェアリングを求めていく政党です」という宣伝の動画をアップしていました。
 ちなみに、「核シェアリング」については、ネトウヨの安倍晋三と大阪維新の会と深いつながりを持つ「ファシ下徹」こと橋下徹が個人的に語っているだけで、政党として正式に「核シェアリングが必要だ!」と脳味噌をアハつかせているところはありません。自民党は岸田文雄総理がキッパリと否定しており、日本維新の会は松井一郎市長が記者会見で話していましたが、政党として正式採用したのは、アホの立花孝志の独裁政党「N国党」ぐらいだという話です。

 普通の脳味噌がついている人なら、「核シェアリング」なんて議論するまでもなく無理なことは、0.1秒もかからずに分かるはずです。アメリカ様が自国のために核を置くことはあるかもしれませんが、日本に核のボタンを渡して「貸してあげるよ」なんてことになるはずがありません。
 よく考えてください。僕たちはアメリカ様に「新型コロナウイルスが大変なんで、外出する時にマスクつけてもらっていいですか?」ということさえ言えない国なのです。外出も控えてくれないし、入国前に検査すらしてもらえず、沖縄、岩国、三沢基地などからオミクロン株が蔓延したのに「米軍のせいにするんじゃねぇよ!」と言われて、「はい、文句を言ってしまい、申し訳ございませんでしたっ!」というのが、今の日本の姿勢です。
 ガキの「ニンテンドウ・スイッチ」じゃねぇんだぞ、バカタレが!
 核ミサイルを「貸ーしーてっ!」「いーいーよっ!」になるはずがありません。本来、こういうことを「平和ボケ」と呼ぶはずですが、アホがアホの理屈で「核シェアリングを検討しない奴は平和ボケだ!」と言い放つ始末なのです。

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「非核三『原則』というぐらいなんで、原則であって、例外があっても当然いいんですよね」(by立花孝志)

 立花孝志は子どもの頃、ゲロを吐くほどイジメられていました。こうした体験から、イジメられるのは「弱い」からであって、強くなればイジメられないというのが立花孝志のロジックです。「卑怯な人間は弱い人を狙う」とも発言していますが、まさにこれまで立花孝志がやってきたことです。
 しかし、弱いから武力で一方的に攻めるというのは、今の時代、まったく通用しません。「弱いから狙うんだ」と公言して二瓶文徳区議を脅迫した事件も、結局は立花孝志に「懲役2年6カ月・執行猶予4年」という判決が下されるに至りました。そして、N国党は今日の今日まで「92連敗」となっています。今のロシアも、世界中から制裁を受けるようになってしまいました。
 なぜ日本が「非核三原則」というものを作ったのか。
 それはもちろん、広島や長崎での壮絶な記憶と経験があるからです。核爆弾がどれだけ愚かなものであるかを身をもって知っているから、少なくとも僕たちは核を作らないし、持たないし、持ち込ませない。実は先人たちの努力もあって、日本が提唱する「世界から核をなくそう」という活動には、世界中が賛同してくれました。その時に日本の姿はなかったけれど。
 本来、日本はロシアはもちろん、世界中の国々に対して「核戦争だけは絶対にやってはいけないんだ!」ということを、たとえ「平和ボケ」だと言われようと、強く強く何度も何度も訴えなければならないのです。立花孝志や安倍晋三、橋下徹のような人間は「人類の敵」でしかありません。


■ れいわ新選組が陥った罠

 ここまでは、誰でも分かる「アホ・オブ・アホ」の話をしてきました。
 ここからは、少し回転が入った「一見、賢いように見えて、実はけっこう恥ずかしいことになっている」という、「れいわ新選組」の話をしたいと思います。
 最近は立憲民主党が不甲斐ないので、いよいよ「れいわ新選組」に期待するしかないかと思った矢先、コンクリートウォールに激しく突っ込んでいる様子を見て、「これはアカン!」と思って記事を書くことにしました。今ならまだ間に合うか知りませんが、大至急、軌道修正が必要です。

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