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ここでつまずく!学習のポイント【小学3年生】

中学年になる小学3年生。

「生活科」は「理科」と「社会」になり、「外国語活動」や「総合的な学習の時間」などの新しい教科も始まります。

また、学校の学習時間も一気に増えます。

実は、「学力の差」がハッキリではじめると言われるのが、小学3年生。つまずきやすいポイントを把握して、しっかり学んでいきましょう!


国語

語彙

小学3年生では、漢字の何通りもの読み方や、日常会話では使わない熟語も習い始めます。

そこで習うのが、国語辞典の使い方。

リビングにも辞典をおいて、知らない言葉に出会ったら辞書を引く習慣をつけましょう。

語彙を増やすことは、国語に役立つだけではありません。実は、社会や理科でつまずくのは、使われている言葉を知らないことが原因の場合があります。

遊び感覚で語彙を増やしていく方法もあるので、ご参考になさってください。

ローマ字

「小学生でも英語を習うのに、どうしてローマ字を勉強するの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

ローマ字は、日本語の名前をアルファベットで書くときや、パソコンのキーボード入力(タイピング)で日常的に使われている言葉です。

タイピングはかな入力でもできますが、ローマ字入力に慣れておくと、英語を始めとした外国語の入力やプログラミングのときにスムーズです。

アルファベットを覚えたら、タイピングゲームで練習すると楽しく覚えられますよ!

算数

わり算

わり算で、よくつまずくポイントは3つあります。

① わり算の意味がわからない
「6つのトマトを3人に同じ数ずつ分けると、1人分は何個になる?」など、生活の中でわり算に関する問いを出してみましょう。

② 九九を覚えていない
九九があやふやだと、わり算もできません。九九の5つの覚え方は、小学2年生の投稿でご紹介しています。

③ 余りが出る文章問題がわからない
「46個のボールを1つの箱に6個ずつ入れます。全部のボールを入れるには、箱がいくつ必要ですか?」

この問題を出されたとき、「46÷6=7 … あまり4」という計算ができても、答えが「8箱」にならないお子様は、文章から状況をイメージすることが苦手なのかもしれません。

文章から自分で図に書きおこす練習をすると、想像力がついてくるでしょう。

時間と時刻

時間と時刻を難しいと思う理由は、主に3つあります。

① 「時間」と「時刻」の違いがわからない
正確な言葉の意味を理解して、イメージできるようにしていきましょう。

② 六十進法がわからない
秒・分・時間の換算をくり返し練習しましょう。

③ 24時間表記がわからない
暮らしの中で、時間や時刻の表示を見つけるゲームをして、時間の表し方に慣れていきましょう。

理科

物と重さ

3年生の理科で混乱しやすいのが、「物の形や体積と、重さの関係」です。

材料・体積が同じなら、物の形が変わっても重さは変わらない。また、体積が同じでも材料が違えば、重さが違う。

この2つの原則を理解するためには、同じペットボトルを2つ用意して、中に水、砂、砂糖など、材質が違うものを入れて重さをはかってみましょう次に、ペットボトルから別の容器に移して、重さの違いを比べてみましょう(このとき、容器の重さを除くのを忘れずに)。

実際に体験すると、理解が深まります。

社会

地図

3年生の社会のポイントは、地図。

まずは紙面上の東西南北や位置関係、距離など、地図の見方を覚えましょう。これは、算数の図形や空間把握、単位換算にも関わってくる大切な力です。

次に、地図をもって近所を散歩してみましょう。

地図と実際の場所を見比べることで、地図を読み取る力が育まれます。

興味が出てきたら地球儀やGoogleマップ、旅行雑誌などを見るもおすすめです。ぜひ楽しんで、地図に親しんでください。

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