菜摘
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カメラが怖くなった日のこと 前編
お久しぶり、菜摘です。
どうしても期間が空いちゃうね、
数あるSNSを出来るだけ毎日更新することに必死で、
もしかしたら大切なことは、意外と届けそびれてるのかもしれないなあ。がんばるね。
本当は共有しなくていいことなのかもしれないけど、ちょっと書いてみる。長くなったので2つに分けるね。
こないだね、大きなライブがあった。
大切なメンバーの卒業とか、次は赤坂BLITZだとか、色々あるけれど
We're Always with you
こんばんは、菜摘です。
わー、卒業しちゃった。
大好きでたまらない、ね。
卒業するとき、何話そうかなって
もう3年くらいかけて考えていた気がするけれど
結局決まらないから、
最後に免じて、だらだら話を聞いてください。
私ね、ぷらそにか、大好きなんです。
だから、卒業を決めたといっても過言ではありません。
6年間、私の当たり前にぷらそにかがあって、
メンバーがいて、視聴者のみんながいて。
あなたが私じゃないように、私もあなたじゃないのよ
過干渉だな、と思う。
誰もあなたに値踏みされたくて人生を送っていないし、
別にあなたにあれこれ注意されたくて何かしてるわけではないな、と思う。
SNSというアカウントさえ相手が持っていれば、繋がった気になれるサービスが普及して、
世の中みんな家族?みたいに思い込んでる人、増えた気がする。
連絡先を交換しなくても送れるメッセージは、相手のテリトリーに土足で踏み込むことと同じだと思った方がい
ラブソングを聴く理由:07
「戻っておいで。」
知らないふりを決め込んでくれた親友に、そっと諭される。
普段は出来るだけ家にいたい私が、毎日呼び出されてもいいように支度をして待っていること。身長の高い彼に少しでも近付きたくて、無理してヒールを履いていること。平日の夜に予定を入れなくなったこと。
これ以上積み重ねたら私が私でなくなる気がした。
貴方の前では、嘘しかつけない。
初めて手を繋いだ日、気付いていたことだった。
ラブソングを聴く理由:06
初恋は報われないというけれど、この恋はどちらに値するんだろうか。
この盲目的な恋を、人は駄目なものだと片付けてしまうのかな。
紛れもなく私の中の1ページで、木枯らしと共に飛ばされたくはない想いが、今もその時間を生きているかのように募る。
これまで、私は自分を守ることしか考えられない子供だったのだと思う。
明日は早いのに、携帯を100%に充電しておいて、いつかかってくるかわからない電話に備え
ラブソングを聴く理由:05
今日は金曜日だから。
24時を過ぎれば、彼からの連絡はない。
初めて電話を受けてから、3ヶ月。
1つ上の彼女は、きたる社会人生活に向け、平日はインターンで働き始めたらしい。
その頃にはもう、ふたりで出かけることに躊躇などなくなっていた。
むしろ平日の夜は、当たり前のように電話がかかってきて、酔っ払う彼のよくわからない言葉を聞き流すのが日課で。
たまに誘われる夜ご飯に緊張もなく付いていっ
ラブソングを聴く理由:04
好きになれば、進めばいいのだと思っていた。
その気持ちを信じて、振り向いてもらえるまで、がむしゃらに突き進む。
少なくとも、私のことを好きでいてくれたかつての恋人たちはそうだったし、本や映画で見た主人公たちにそれ以外の選択肢はなかったように思う。
あの日、電話を切り終えて、彼女は朝が早いからもう寝るらしいと笑った彼の横顔が、それはそれは柔らかくて、泣きたくなった。
ふたりきりでいるのに。
ラブソングを聴く理由:03
絶対欲を出したら、だめなんだよ。
思えば、自分は男の子に対して0.1秒でシャッターを下ろす癖に、私の恋愛にはやけに厳しかった親友の忠告は正しかったのだと思う。
欲ばかりが渦巻く恋に、欲を出してはいけない。
彼女がいる、という事実は予想以上に私に重くのしかかり、それがまた私の欲望を大きくしてしまう。
「夜ご飯、行こうよ」
そんな時だった。
うだるように暑い、夏の夜。願ってもない、好きな相
ラブソングを聴く理由:02
あ、まずい。落ちる。
そう思ったときには、私の心はストンと彼に落ちていて、初めて踏み入れた世界にどぎまぎしていた。
前髪が割れていないかな、リップは今すぐ塗り足したいな、ああなんでバイト先で出会いがあるはずないなんて、思ったんだろう。
私の中を駆け巡る女の子のそれが、泣いていたと思う。
大学生、いくつかのバイトを転々として、ようやくみつけた条件のいいレストラン。
お金さえ、稼げればいいや
ラブソングを聴く理由:01
私のアルバムの曲たちが、フィクションかノンフィクションかなんて、実際とってもどうでもいいけれど。
音楽だけで綴るより、たまにはいいかな、と思って。
世界線がどうあれ(最近やたらと世界線と言ってしまうな)、スピンオフ的な、アナザーストーリー的な、書いてみようと思う。
それでは。
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俺のこと本当に好きなの?
呆れるくらいしつこく、聞いてくる人だった。
多分、私
カメラが怖くなった日のこと 後編
こんな話をせずに、笑顔でカメラの前に立てたらどんなにいいか。
私もそう思う。
あるいは、こんな部分をさらけ出さないで、
笑顔でファンの前に立っていたほうがみんな幸せだろうな、とも思う。
でもなんか、リアルじゃないじゃない?
たかだかTwitterフォロワー4000人の私が、
リアルじゃないとも思ってないけれど、
私は私を包み隠さず生きたいと思う。
さてと続きを、きいてください。