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木津川から宇治_2|道を探し軌跡を繋ぐ歩き旅

京都府木津川市の加茂駅から
宇治市内を目指し歩いた5月11日
序盤で立寄った喫茶と史跡について
書きたい事多くて2記事に分割🙌

メインは軌跡繋ぎの歩き旅ですが
1では歩く前の寄り道の内容を書き
今回ようやく宇治へ向けて歩く内容🍃

加茂から宇治《2》


このルートを歩く経緯としては
既に歩いた軌跡の途切れた部分を
繋いでみたいという欲望から😆

宇治から南山城経て奈良へは
昨年東海自然歩道で歩き
奈良から加茂までは今年4月
大仏鉄道跡を辿って歩いてた

黄矢印の加茂から宇治へ歩いて
ループ状に軌跡を繋いでみよう♪
というのが今回の目的

歩くルートの検討

歩きたい気持ちは前からあったけど
自然歩道や鉄道跡と違って
都合の良い道があるかも不明で
YAMAPで歩けそうな道を検討…

周辺地図(YAMAP)

赤線は一般的な登山道ですが
それが整備された山道とは限らず
逆に赤線で示されてなくても
整備された山道も存在する…

これまで利用して分かったこと

ただ地図に無い道を現地で探すのはリスキー💦
なので今回はYAMAPの便利機能を利用

地図に無いルートを歩いてる人の
活動記録から軌跡をダウンロードし
活動時利用する地図に反映させる🗾

反映前 ⇨ 反映後

今回北へ行くルート探してたので
この軌跡はまさに求めてたルート♪
てことでようやく歩けることに🙌

👆今回使用した機能の説明動画

恭仁京から三上山へ

今回は大仏鉄道跡を辿り歩いた
最終地点のJR加茂駅が起点

市街地を抜け木津川を渡ると
田畑広がるのどかな風景になる

恭仁京跡

知らないと素通りしそうな原っぱ
実はここが1300年前に都だった場所

詳細は_1の記事で書いてるので
興味あればこちらもどうぞ🙌


登大路地区を抜けて
背後の山へ入っていく

登山口にある加茂神社

安全祈願後に振り返ると
鳥居が額縁の様になってた✨

登り始めは急やったけど
低山なのですぐに快適道になる♪

中腹にある海住山寺かいじゅうせんじ

境内抜けると入山料必要なので
今回は寄らず三上山へ直進

小川を渡る

この日は雲一つない天気で
気持ち良かったけど暑かった💦
けど木陰は心地良い空気でした

ゆるゆる舗装路から急登へ…
現地看板では直登ルートだと🙄

長くはないが苦手な階段💨

山頂へは林道でも登れるが
距離が長いので最短ルートで🙌

三上山|473m

これぞ低山な標高やけど
今回のルートでは最高地点👍

この日一番の眺望

中央の谷部を木津川が流れてて
その奥が京都と大阪府境の丘陵地
一番奥の横長山容は六甲山系🍃

有王山と水問題

三上山ではのんびりしたかったが
まだまだ先が長いので下山

少し腹ごしらえ

石川県産米の塩にぎり
とても美味しかったです😋🙏

下山は車道

林道なので車は滅多に通らず
ど真ん中を深呼吸しながら歩く

平ヶ谷集落に下山

歩き始めて3時間ほど
ここでちょっとした不安💦
予想外の暑さで水分補給が多く
500ml2本だと足りなくなりそう…

ルート上で何度か集落を通るが
山間部の集落には店はもちろん
自販機すら無いことが多い😨

昨年の歩き旅でも実感してたけど
寒い時期に忘れ今回痛感😫

水分の不安はあるものの
立ち止まるわけにもいかず…
再び山道へ入る🍃

藪ではないが
印が頼りの道で山頂へ

有王山|378m

ここまでは何とか来たが
山頂からの下山ルート見失い
間違いルートだと途中で判明💦

こういう時戻るのが正解やけど
正規ルートが近かったので
GPS頼りに等高線に沿って移動し
10分ほどで復帰🙌油断は禁物やな🙄

ちゃんとした道に出た♪

その後、再び集落に下山するが
予想通り自販機は存在せず…

残りの水分とこの先の山越え
さらに日中の時間帯を考えると
確実に途中で水分不足になるため
上流の湧き水を補給することに…

厳密にいえば危険なんやろうけど
脱水症になるより腹壊す方がマシ
という究極の選択🙄

昔話の様な集落の風景

十分な水分を持参が最良手段やけど
持参できる量は限られてるし
途中補給できる場所が無いことも…
てことで携帯浄水器を検討中😙

大正池から艮山へ

大正池への登り

大正池といえば上高地の絶景スポット
京都の大正池は灌漑用ダム

大正池と浮御堂

大正池の周辺はキャンプ場があり
水辺にバンガローが立ち並ぶ

池上の浮御堂
リフレクションな風景
藤も咲いてた

灌漑用ダムとはいえ
周囲の景色が良すぎるので
上高地のそれとは違う絶景に🙌
バンガロー側からも見てみたい

池の北側から山に入る
キター久々の藪漕ぎ😆

隙間あり道分かるので
まだマシな方の藪漕ぎ道
これでもYAMAPの赤線ルート…
(赤線=良い道とは限らない)

藪漕ぎを抜けると良い道…
と思ってしまうが錯覚かも💦

最低な状況を味わうと
普通でも最高やと感じがち😙

艮山|443.8m

初見やと山名読めんかったけど
まさか干支の山だったとは…
しかも丑年なのでドンピシャ🐮

艮山から先は東西稜線を歩き
城陽市最高地で北稜線へ…
ここからが例の地図に無い道

宇治田原の茶畑

地図に無い不安さはあるが
歩いた実績ある安心感が大きく
実際に歩いてみた道は
艮山への道より歩きやすい😊

整備された道ではないので
一般的な道にできんのかもしれんけど
印や踏み跡はしっかりあったので
地図読める人なら迷わないレベル♪

少し分かりにくい場所は
道という文字に誘われて…

茶畑に下山

地図確認したら宇治田原町で
ここは日本緑茶発祥の地🍵

余談ですが…
京都でお茶と言えば宇治茶
けど宇治茶は宇治で収穫したもの
という認識は間違いだそうです💦

宇治茶の定義は、京都府、滋賀県、奈良県、三重県の四府県産茶を、京都府内業者が京都府内において、京都府南部の宇治地域に由来する製法により仕上げ加工をしたもの。ただし京都府内産を優先する。

京都府茶業会議所HP
京都府の宇治茶の主な産地(JA全農より)

山城エリアに属する宇治田原町
訪れるのは東海自然歩道歩き旅ぶり
今回はおよそ1年ぶり2回目🙌
前回は時間の都合でお茶飲めず
再訪時は飲みたいと誓うも今回も…😢

歩き始めて7時間後
ようやく見つけた自販機✨
日常では普通な存在やけど
この日ばかりは神々しく見えた🙏
👇そういう話です

道路を迂回させて大規模工事…
何やってるのかと思えば
日本の大動脈を作ってました👍

くつわ池から天ヶ瀬ダムへ

東海自然歩道の標識発見🙌
今も継続中な歩き旅やけど
京都府の標識は久々で懐かしい♪

東海自然歩道に沿って歩けば
目的地の宇治へは確実に行けるが
一度歩いた道は面白くない🙄

入園料400円するが通過は100円

今回はくつわ池自然公園を
通り抜けてみることに😙

受付で通過を申し出ると
山頂から先が荒れてるけど
本当に通り抜ける?と聞かれるが
ここまで来たらと覚悟を決める💪
無理なら戻って追加払えば良い♪

自然公園内

公園内にはキャンプ場もあり
色んなとこから良い香りが…🐽

舗装路から山道へ入るとこ
幻想的やけど西日に少し焦る

天ヶ瀬方面へ

自然公園に属する六石山
ここまでは比較的整備されてるが
ここからは印が頼りの道になる💨

受付の人が言うように荒れてるが
この日歩いた道の中では良い方…

強烈な藪漕ぎワクチン接種後は
多少荒れててもビクともしない🤣
っていう感じか…

意外と快適な道♪

17時過ぎ、無事に車道と合流
市街地までは遠いが一安心😊

宇治川と天ヶ瀬ダム

ここから市街地までも
昨年、自然歩道で歩いたので
歩いてない対岸の道で向かう

宇治川沿い

市街地が見える頃には
既に空はオレンジ色に🌇

宇治橋に到着

下山後の飯と風呂

既にヘトヘトで空腹やけど
目指す店があったので駅へ…

京阪宇治駅

こちら側の外観だと普通やけど
ここは見学し甲斐のある駅✨

以前訪問時に散策した内容
記事にしてるので興味あれば…

飯と風呂目的で下車したのは
京都市伏見区の中書島駅

以前訪問して気に入った店
民家にしか見えない定食屋さん

唐揚げ6個と煮物小鉢3つ
大盛ご飯とみそ汁で800円👍
そしてどれも美味しい😋

予想外やったのは唐揚げの大きさ
調子乗ってご飯多めにしたので
腹がはちきれそうになるも
美味しさで食が進み何とか完食

ごちそうさまでした🙏

ぽんぽこりんなお腹のまま
定食屋から徒歩数分の銭湯へ

新地湯

こちらも2回目の訪問
良いご飯と銭湯が近接するので
近くに下山したらまたここやろな♪

今回のルート

ルート詳細(YAMAP軌跡)

加茂から宇治を目指す歩き旅
ルートに悩んだ割には
ほぼ直線的に宇治まで歩けて
軌跡を繋ぐ目的は達成できました♪

今回のルートと合わせて
これまでに歩いた軌跡も追記
該当記事は関連記事にて添付します

高低差(YAMAP)

・時間:約9時間40分、・距離:26.6km
・登り:1447m、・下り:1471m
加茂駅→恭仁京跡→三上山→有王山→大正池→艮山→(くつわ池自然公園→六石山)→天ヶ瀬ダム→京阪宇治駅

関連記事_歩き旅

■宇治~奈良|東海自然歩道
月ケ瀬口へ迂回するルートのため
9~12の4回に分けて歩きました

今回の記事と一部被るのは
宇治から和束へ歩いた9回目


■宇治~奈良|その他歩き旅
大仏鉄道跡を辿る回と今回
迂回無しやと2回で到達できました


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