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東海自然歩道_10|和束から南山城、月ケ瀬口へ

今回は6月17日に歩いた
東海自然歩道歩きの10回目🙌
先は長いが一区切りな今回
梅雨なはずが晴れすぎて暑かった💦

ただ暑いだけなら嫌やけど
晴れた恩恵も多々あったので
それも含めて書いてみます

前回の記事はこちら
茶畑景観が有名な和束わづか町まで…

今回はその続き…
和束町から隣の南山城村内の
月ケ瀬口駅まで歩きました

■これまでの軌跡

赤線:今回のルート|緑線:完歩済

※詳細地図は目次最後の今回のルートで🗺

モーニングとプチ旅行

歩き始める直前か少し前に
モーニングをした方が良いけど
今回は出発地、乗継地ででも
良さそうな店が見つからず…
大阪環状線の西九条駅となりました🤣

2階へ上がったとこ

6時開店で7時前に入店したけど
すでに1階は満員に近く2階へ
おしゃれとレトロが融合したような
広々とした店内でした

日替わりモーニング|470円

メニューは日替わりと他6種類あり
日替わりのチーズたまごトーストに🤗
熱々チーズが美味しかった✨

店名|PLAZA CAFE
場所|大阪市此花区西九条4丁目-3-43
営業時間|6:00〜21:30
定休日|なし

難点はこの日の歩き始めが
モーニングの2時間以上後ってこと💦

東海自然歩道を歩く《10》

自然歩道を東へ歩き進めると
大阪から離れていくことになり
出発地も自ずと遠くなっていく…
というのは予想してましたが
今回の出発地はまだ京都府内🌱
こんなに早々とプチ旅行になるとは…

8:00|西九条
 ↓ 🚃《JR 大和路快速》
9:06|加茂

9:1 1|加茂駅西口
 ↓ 🚌《奈良交通バス》
9:36|和束町原山

和束町原山バス停近く

出発地点に着く頃には
すでに小腹が空いてる状態🤣

茶畑景観が続く道

交通量の多い道から集落方面へ
少し歩くと景色は一変する

穏やかな農村風景
橋の先の小高い丘には茶畑

集落に入るとマンホール発見🙌
マンホールカードがあるようですが
それが流行る前から旅先で見つけては
写真を撮るのが日課となってる♪

歩き旅でも撮り貯めてるので
いずれ番外編でまとめよかな🤣

集落を過ぎると登り坂になり
木々が生い茂る森に入り
抜けると茶畑に遭遇するという
シチュエーションが何度か続く🌱

茶畑という括りは同じでも
地形や周囲の風景で全く別物に…
それを楽しんでるうちに結構歩けた

急な坂道やけどこの先の景色が
楽しみで足は軽かった😁

やはり…絶景…🤗
凹地になってる
暑いが日差しで鮮やかさに

凹地茶畑と町、山々を望む場所へ
展望台とかではないのにこの景色
隠れた名所がたくさんありそう🙌

振り返ると前回登った鷲峰山⛰
眺望ないけど存在感ある山やな

結構歩けたと思ったけど
まだ1.5kmで先は長いと知る

涼しそうな茶葉

こちらは日差し暑いのに…
羨ましく思ってしまう🤣


前回と今回、茶畑を歩いてて
布で覆った畑や覆ってない畑
木に布を被せた畑もありました
どういう違いなのか気になったので
小ネタとして差し込み🔖

布は光を遮る遮光幕と呼ばれるようで
覆う方法や期間により種類が異なるそう

上の涼しそうな茶葉写真のように
茶畑全体を支柱などを使い覆う方式で

一番茶の新芽が伸び出した頃から
20日程度覆いほぼ完全に日光を遮った
茶園から採取したものを玉露ぎょくろ
30日程度覆い生葉を蒸して揉まずに
乾燥せしめたものを碾茶てんちゃという

Wikipediaより一部抜粋

それに対して
木に直接遮光幕かぶせる方式を
その見た目の通りかぶせ茶といい
期間は収穫前の1週間程度だそう
今の時期は収穫期らしいので
知ってたら6月の風景って思うかもな😄

山を越えて南山城村へ

茶畑エリアを抜けると
林道になり景色は見えない分
木々に覆われて涼しくなる🙌

木漏れ日が綺麗でした
自然歩道は右へ

無心で歩いてたら危なかった分岐
初めての道は油断禁物です💦

新緑が美しい道
標高540m付近

向かいに見えたのは
前回越えてきた鷲峰じゅうぶ山でした

この日の最高地点560m付近で
和束町から南山城村へ突入🤗

ピンクの印から道があり
近くの山頂に登れるみたいで
一度は足を踏み入れたけど
藪漕ぎの悪路っぽかったので
即座にUターンして帰還🤣

ルートなら頑張るけど
寄り道にはリスク高すぎた💦

最高地点からこちらの車道まではすぐ
越えても茶畑

久々に見た標識で気付く
童仙房どうせんぼうって場所はまだ先なのか…
てっきり最高地点と思ってた💦

そこから童仙房ってどんな場所なのか
変わった読み方やなとか
頭の中でリピートしてました😁

村内の自然歩道

南山城村は京都府唯一の村で
最東端、最南端に位置するそう
そう思うと凄いとこまで来たと
感慨深くなってしまう

歩き始めて2時間後
道沿いに自動販売機を発見‼️
どうしよか悩んだけど追加購入

この後、目的地の駅まで…
いや、駅にすら自販機がなく💦
買っておいて正解でした🤣

炎天下で茶畑を望みながら飲む
キンキンのコーラは美味すぎる‼️

泥洹ないおん

写真は撮ったけど立ち寄らず…
あとで自然歩道看板で名所だと知り
寄ればよかったなと少々後悔😓

地図上では南山城村に入ったが
文字が見当たらずここで認識😁
ついでに童仙房だとも♪
ただ標識が示す場所はもう少し先

T字路になっているここが
標識が示す童仙房の場所でした

何か名所があるわけでもなく
建物すらまばらにある程度…

童仙房から野殿へ

T字路を過ぎると野殿のどの
次に標識が示す地名となり
童仙房は過ぎてしまったんやと
詳細不明なまま先を目指す

炎天下の田んぼ道
巨石が突き刺さる田んぼ

こちらなんの案内もなく
不明やけど不思議な場所でした

徐々に登りだす

何もない道ではあるけど
何もないからこそ発見できた
路面に映り込む影の美しさ✨
この日はこれがマイブーム🌱

村内は車道ばかりを歩くが
車が滅多に通らないので
気にする必要がなく楽でした♪

人口密度35.3/k㎡らしいので
そもそも人との遭遇も少ない

野殿付近、自然歩道は右へ

行き先は右か…と思いながら
何気なく道路標識を見ると
過ぎたと思ってた童仙房の文字が
来た方とは別の方向にある?

そしてこの場所にあった
自然歩道の案内地図で童仙房の
詳細を初めて知りました

(俸給)を失った氏族の救済のために童仙房の農地開拓が行われ始め、明治4年には136戸が移住しました。水田22町歩、畑地115町歩、などを含めて合計140町歩を開拓。同時に社寺をはじめ学校、郵便局、警察署などが着々と整備されました。

自然歩道案内板

追加情報としてこの時の移住により
560人が居住し童仙房村が成立したそう

童仙房の場所

青線は歩いた道(自然歩道)で
⭕️が標識を見た場所(野殿)
五番の辺りが標識上の童仙房か…
番号は番地のような感じで
開拓時に割り振られたと思われる

●地名の由来
6世紀の終わり頃、ある僧が寺を建てるに相応しい地を訪ね歩き、大河原に一泊した夜、北西の方向に金色の光が見えた。夜が明け北西の高台へ登ると、天から紫雲たなびき美しい童子が現れ、「あなたは、徳の高い僧です。私は帝釈天の使いです。ここに寺院をお建てなさい」と告げ消えていった。
これはありがたいお導きだと、この地に大きなお寺を建てると、多くの僧が集まりお堂が1000ほども作られたことから「堂千房」転じて「土千房」と呼ばれた。その後、様々な表記を経て童仙房となったと伝えられるが真偽は定かではない。

村へ行こう!より

由来となった大きなお寺は
現代にまで残ることはなく…
一時期は歴史の空白期もあるなど
特異な歴史を持つエリアだそう

詳細興味ある方は下記ページへ

木漏れ日を楽しむ葛折り道

野殿を過ぎると葛折りの道で
一気に谷底まで下っていく…

次の押原まで6.4kmとあるが
ほぼ全てが葛折りの下り道

下りやから良いやんと思うが
下りの舗装路が一番足が痛く
さらに景色が見えない道が続き
距離感が掴めなくなるのも辛い😓

ここから下り道

最終下りきるまで1時間以上…
代わり映えしない道が続き
しばらくは写真も撮らずでした

あ、影がきれい

先は長いと割り切りつつも
先を見ても同じ景色に萎えるので
足元を見ていつの間にか到着♪を
目指そうと思ったところ…

再び影の綺麗さに気付いた🌱
そうだ、これを忘れてた🙌

いろんな種類、高さの葉が
混じってる方が変化あって良い👍

電線も良いアクセントになる😁

太陽と影を作り出す木々と
路面に映り込んだ影を一緒に🙌

木漏れ日に癒されてたとこで
湧き水を見つけ顔と頭を洗う😄
暑い日にしかできないこと✨

カニも水浴び中?
青と緑しかない風景

ここまで景色見えてなかったのに
見える時はとことん見渡せるようで…
どこだか分からんけど山ばっかり🌱

カーブミラーが3つも🤣

路肩の緑色も相まって
木漏れ日が芸術作品にも見えた

自然歩道は合流後、左へ登る

木漏れ日を楽しみ癒されて
下り坂が終わり国道と合流

長い下りに難癖つけてきたけど
基本は日陰で涼しく歩けた
一番辛かったのは国道横の登り💦
遮るものなく暑く交通量も多い😖

たったの200mほど登っただけで
一気に体力が消耗されました

竹林、茶畑、隧道

日陰で休憩、食料補給後は
この日の最終地点まで
ラストスパート残り5km

国道脇の道を登る
予想外に美しい竹林

竹林見たら嵐山を思い出す🙄
自然歩道出歩いたのは4月でした

たぶんミツバチの巣箱

鉄腕DASHで見たことあるやつ
暑いけど大丈夫かなと心配になる

砂利道が心地よい
再び茶畑に出る

茶畑景観が日本遺産になってた
高山ダム建設に伴う農地や家屋の
移転先として開拓された集落だそう

※高山ダムについては
次の自然歩道記事で書きます

茶畑のある高台から下ると
集落に出て自然歩道と別れて
この日の最終地点の駅へ向かうが
近くにある名所に寄り道

今山隧道

月ケ瀬口駅の築堤下にある隧道
かつては車道やったそうですが
今は隣に新道ができて歩道用に🙌

石と煉瓦で組まれた造りで
完成は鉄道が開通した
明治31年(1898年)頃らしいので
普通に100年以上経過してる😁

月ケ瀬口駅到着🙌

ここから大阪へ戻ると遠いので
この日は一泊するため伊賀市内へ…

道中たった2駅移動中に判明した
偶然の出会いの思い出記事

伊賀市でぶらりした記事

今回のルート

赤線:今回のルート|緑線:完歩済

■東海自然歩道の軌跡(10回目まで)
・全長1697.2km|217.6km完歩|12.82%

ルート詳細(YAMAP軌跡)|●▲:立寄地

滋賀県、三重県の忍者市が近接
さらに南へ行くと奈良県も…
京都の南東端までやってきました🙌
ただこの先は再び西へ向かう😓

高低差(YAMAP)|赤字:立寄地

・時間:約6時間、・距離:20.0km
・登り:909m、・下り:955m
和束原山BS→三ヶ岳登山口→童仙房四番付近(自販機)→野殿→(葛折り下り坂)→竹林(巣箱)→今山隧道月ケ瀬口駅太字:立寄地


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