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東海自然歩道_11|月ケ瀬口から笠置大橋へ

今回は6月18日に歩いた
東海自然歩道歩きの11回目🌱
前回から間空いてしまったけど
歩いたのは10回目の翌日です🤣

前日の疲れは少しあったけど
この日の予定ルートは川沿いで
坂道少なめの距離短め🙌
のんびり楽しもう♪…と思ってました
(がしかし…、な出来事は本文で💦)

前回の記事はこちら
京都府南東端の月ケ瀬口駅まで

今回は月ケ瀬口駅から
2駅先の笠置駅までの道のり

■これまでの軌跡

赤線:今回のルート|緑線:完歩済

※詳細地図は目次最後の今回のルートで🗺

モーニングは伊賀市で☕️

前日(6/17)歩き終わった後は
大阪には帰らず伊賀市で1泊🙌
その時の内容はこちらで書いてます

宿泊宿プランで朝食付きもあったけど
喫茶でモーニングしたいので
もちろん今回も素泊まりで🤗

複合施設の1階にある店

写真だけやと店の感じがなく
狙って来ないと素通りしそう…
いくつか気になる店はあったけど
この後の予定を考慮して
8時に開いてる店を選択🙌

種類多くて悩んだけど
前日がチーズトーストやったのと
この後歩くので量多めがいいなと
ハムサンドモーニングを注文🐷

ハムサンドセット|650円

ハムサンドに野菜、ゆで卵
ヨーグルトまで付いたセット😋
ワンプレートで出てくる感じ見て
毎回思うんはこのプレート欲しい…

7th Avenue cafe
場所|三重県伊賀市上野丸之内28
営業時間|8:00〜19:00
定休日|火曜日

朝食後は忍者市(上野市)駅から
伊賀鉄道で伊賀上野駅へ

伊賀上野駅でJR線に乗り換えて
起点となる月ケ瀬口駅まで30分ほど
自宅からやと2時間近くかかるので
だいぶ短縮できました🤣

月ケ瀬口駅の待合室

列車本数が少ないけど
1時間に1本あるので良いほう👍

東海自然歩道を歩く《11》

今回の起点は月ケ瀬口駅ですが
東海自然歩道は駅前を通ってないので
前回歩き終えたポイントまで移動

今回は駅近いほうなので
あっという間に自然歩道と合流
まずは高山ダムを目指します

高山ダム

今回ほとんどが舗装された道
歩きやすいが面白味に欠けるので
個人的には好きなタイプではない😓

笹瀬橋

変化の少ない舗装路歩きの時は
無心で歩くだけの時も多いけど
橋などの構造物があると嬉しい♪
車やと素通りするしかない場所でも
歩きならじっくり見れる😁

周囲の景色に溶け込む緑トラス

トラスとは三角形を基本単位とした
集合体で構成する構造形式で
材料が細く軽量でも強度があり
柱を少なくできるなどの利点から
橋や大空間が必要な構造物に多様される

建築学生時代の構造力学では
トラス大嫌いやったんですが
見た目が綺麗なので好きな構造🤣

話逸れましたが、今回のルートでは
トラス橋に何度か遭遇するので
説明も含めて触れときました♪

道端の紫陽花

橋を過ぎると何もなく無心…
住宅地で紫陽花に癒されるも
意外と交通量が多い道なので
体力ではなく気持ちが疲れた💦

右折してダムへ

分岐から先は交通量が減り
やっと気持ちが穏やかになる🌱

標高が上がると茶畑が…🍵
最近の自然歩道歩きでは毎回遭遇して
毎回お茶飲みたいなって思ってるのに
未だに飲む機会に恵まれず…😓
残念ながら今回も飲めずでした

高山ダム

高山ダムは全国でも珍しい重力式アーチダム(全国で12基のみ)で1968年に完成。水力発電、洪水調整など多くの役割を果たしていますが、むしろ新緑や紅葉など周囲の景観に惹かれて多くの人が訪れます。名称はダムにより水没した旧高山村の名称を残したいという要望によるもの。

自然歩道はダム上の道🙌
堤上から

ダム堤高さは67mで15階建くらい
手すり高いけど足はすくみます…

ダムを過ぎたら渓谷沿いの道
ここからは楽勝やなと思ってたら😱

行きたい方向が全面通行止‼️
車両…とか書いてないので
たぶん人もあかんのやろな😓

いや、人は行けるか?
という葛藤は少しあったけど
流石に突破はできんので
この道は諦めました😖

サブルートで迂回

通行止やったのは予定してた
自然歩道のメインルート…
普通なら今日はここまで🙌ですが
不幸中の幸いサブルートがある😁

付近の案内板

現在地から左へ川沿いを抜ける
赤太線がメインルート(通行止)
逆に右から回り込む赤細線が
サブルートとされてました

再び合流する地点は通行止箇所を
突破してるのでサブルートを歩けば
目的地まで行くことができる🙌

ただし距離が長く勾配もある💦
地図上、色が濃いほど標高が高い
サブルートは完全に山越えルート😓

右の道が向かう先

いろいろ感じながらも
来た道戻るのだけは嫌なので
予定より距離も登りも多いルートへ
足を踏み入れることになりました

何もない緩やかな登り坂

交通量は少なめで緑も多いが
それ以外は何もない道を延々歩く

体がどうこうというよりも
精神力を鍛えれそうな道のりでした

高山橋

歩くこと20分で見えたのは
ダム湖に架かる赤い吊り橋
今回は赤トラス👍
橋見れて少しテンション上がる✨

お地蔵様に道中の安全を祈り
さすがお茶の産地らしい看板
やっと分岐

分岐するってだけで登りは続くけど
同じ道を延々歩く拷問から脱出できる♪
という喜びが大きかったです

ダムから分岐までおよそ4km
1時間ほど歩いてました🤣

ダム湖沿い道から離れると
田畑や住宅が並ぶ山間部へ入り
同じ舗装路でも自然歩道らしくなる

茶畑と紫陽花

人の営みで景色に変化が生まれ
歩いてても楽しく感じる
いろいろ情報が多過ぎる中を歩く
普段では気付けないことかも😁

茶畑

下りはいろいろ楽しむ

山間部の農村風景を抜けると
急に近代的な建物が見えてくる…
正体はゴルフ場でした⛳️
山歩きしてると必ず遭遇する施設😁

ちなみにこのルートの最高地点は
この写真撮った場所あたり…

虫目線で撮ってみた🍄
抹茶ワッフル…?

お腹空いてたのか美味しそうに
見えてしまった苔むしった壁

自然歩道は暗がりの右へ
苔むす路肩の緑🌱
ヘアピンカーブ

暗がりの道は舗装路やったけど
自然に戻りつつある道で
車が通ることもなく気持ちよかった♪

歴史遺産を巡る

そしてやっとメインルートと合流
ここから当初予定の川沿いルート

目的地まであと5.1km

右に高山ダム5kmとあるが
これはメインルートでの距離
サブルートは9.5kmもあった💦

十一面観音磨崖仏まがいぶつ

この十一面観音は、111cmの舟形光背ふながたこうはいを彫り、像高94cmの観音さんを半肉彫りしている。右手に錫杖しゃくじょうを持つところから長谷川十一面観音(観音さんと地蔵さんの合体相)と呼ばれる。造立は室町時代。

現地の看板より

普通の道かなと歩いてると
道脇の巨石に石像が彫られてる
歩いてるからこその発見かもな🙌

アートっぽく見えた壁の植物
やっと未舗装道🌱

やっぱり舗装路に比べて
地面が柔らかいから足が楽♪

川面が近い道

少々荒れた道でも
ここまでが殺風景過ぎたので
喜んでガサガサ鳴らし歩く🤗

関電 相楽発電所
2本あるから渡れました🤣

木々の隙間から見えてきたのは
1897年に架けられた木津川橋梁
なんとこちらの橋、2021年に
土木学会選奨土木遺産に選出され橋🙌

石とレンガで組まれた橋脚

選出理由は、明治時代に架けられた橋を
適切な補強や更新により長寿命化を実現した
という点で優れた事例だということ

両サイドのトラスがいびつなのは
元構造に補強を加えてるからだそう…
詳細は下記サイトで書かれてます✏️


橋梁の下を抜ける

列車来たらいいなと思ったけど
本数少ないから運次第やな💦

木津川に架かる潜没せんぼつ

次に見えてきた橋も名所らしい
増水時に潜没して流木などから
橋桁や橋脚を守るための形状で
四万十川の沈下橋と同じ感じ👍

遠くまで見に行かんくても
京都にあったんやな🤗

線路と川と並行する道

その後、川沿いから一旦離れて
集落を抜けて線路を渡る

しばし布目川沿いの道を歩く

穏やかな木津川と違って
岩の隙間を勢いよく流れる川が
ウォータースライダーのよう😄

甌穴おうけつ(ポッドホール)が有名らしいけど
どれがそれなのか分からずでした😖

左上が線路、右下が川

目的地まで残り2kmくらい
線路と川の間を抜ける道が
今回のハイライトでした🤣

少し進み振り返ると一目瞭然
川沿い道はよくあっても
そこに線路が加わるのは珍しい🤗

線路と近すぎる場所

遮るもの無く隣り合う線路
ここで列車きたらいいなと
時刻表確認したら5分後に来る🙌
てことで待ちました🤣

緑の中を列車が来た‼️

1両の列車が風のように一瞬で
間近を走り抜けていきました💨

その後も線路沿い道
鉄橋もあります🤗
振り返ると絶景でした

この道は銀の帯ハイキングコース
呼ばれてるようで銀の帯というのは
陽の光を浴びて銀色に光り輝く
木津川に由来
してるそうです

この日は残念ながら曇天やったので
銀の帯やなかったけど暑くなく
のんびり歩けたので大満足

笠置ボルダー

木津川沿いの巨石エリアは
笠置ボルダーと呼ばれてるらしい
確かに登りたくなる岩でした

磨崖仏を横目に川沿いの遊歩道
奥に見えてきたのが目的の橋

特徴的な形状をしたトラス構造
笠置大橋が今回の最終地点

道路標識に見えてきた奈良
地理的にも奈良県はすぐそこ…
てことで次回は奈良突入予定🙌

JR笠置駅

通行止めの影響により
予定より遅れたけど駅到着
以前は近くに温泉あったそうですが
現在は営業されてないようで
寄り道も面倒なので大人しく帰宅…

今回のルート

赤線:今回のルート|緑線:完歩済

■東海自然歩道の軌跡(11回目まで)
・全長1697.2km|236.2km完歩|13.92%

ルート詳細(YAMAP軌跡)|●▲:立寄地

京都府の東端である月ケ瀬口駅から
再び西へUターンする形のルート
さらにサブルートを通ることになり
予想外に遠回りになったけど
線路横の道は想像以上に楽しめました😄

高低差(YAMAP)|赤字:立寄地

・時間:約5時間40分、・距離:18.9km
・登り:640m、・下り:705m
月ケ瀬口駅笹瀬橋高山ダム高山橋→ゴルフ場→磨崖仏→木津川橋梁→潜没橋→(布目川)→(線路横)→笠置駅太字:立寄地

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