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ねこの の あしあと

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自分に関する話だったり、好きなものの話だったり。
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#スキしてみて

まゆげなあいつは悲しそうに笑った。

まゆげなあいつは悲しそうに笑った。

ある日の買い物中、わたしはスーパーマーケットの商品棚でそれに目を取られた。
六角柱の緑色のパッケージ、そこに描かれた黄色い動物のキャラクター。

そう。みんな大好き「コアラのマーチ」である。

六角形のあのパッケージはユーカリの木イメージなんだよな、とか、そういえば昔はもう少しリアル目なコアラの親子しかパッケージに描かれていなかったのにいつの頃からかマーチくんも描かれ始めたな、とか色々な思いが胸を

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今までの短編について

今までの短編について

今週はやたらと忙しく、昨日やっとnoteを開いたところ、嬉しいお知らせが届いておりました。

お読みいただき、ありがとうございます!

今回の短編の裏話など。

創作ですが、ちょっとだけ実話をベースにしていたりもします。
いつの話なのか・誰が経験したのか・何処から何処までを実話から参照したのか…は皆さまのご想像にお任せするとして。

クリスマス前から年末に掛けて、非常に塩っぱい顔をしながら書きまし

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ねこののお昼

ねこののお昼

猫のごはんの話ではない。
わたしのお昼ごはんの話である。

わたしは家から昼食を持参している。

何故ならば、わたしの職場の周りには食事処が極端に少ないのだ。
なんならコンビニすらもちょっと距離があったりする。歩いて行けないわけでは全然無いのだが、徒歩で往復すると少なくとも10分掛かる。買い物で5分、戻ってからお弁当を温めるのに更に5分…と考えると、昼食にありつける頃には休憩時間の1/3が消化され

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ねこの・脳内会議

ねこの・脳内会議

ーああ。どうしよう。

わたしは何度目かになる溜息を吐いた。ひとりでくるくると脳内会議を繰り広げる。
議題はこちら。

部下Aにnoteアカウントがバレたかも知れない件について。

事件当日は自宅でフィットボクシングをしながら、思い出したように「…うごぁあぁあ」と呻くしか出来なかった。明らかに様子がおかしい為、いつもフィットボクシングするわたしをクローゼットの上で見守る3番目すら寄って来ない。

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石塀から呼ぶものの怪

石塀から呼ぶものの怪

以前も書いたが、かつて何回か不思議なものを見たことがある。
本当に見たのかと問われると証明は出来ないが、それは確かにわたしの中に鮮明な記憶として残っている。

今日はそのわたしの記憶の中のひとつについて書こうと思う。

あれは忘れもしない、わたしが小学一年生の頃の話だ。

その日はわたしが小学校に上がってから初めての保護者会だった。
ねこの家はわたしが長子の為、出席する母も【小学校の保護者会】は初

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深夜のポップコーンファイト

深夜のポップコーンファイト

「減らないな…。」

ホテルの部屋でひとりごちる。
わたしの手の中には紙袋いっぱいのポップコーン。
ただただポップコーンと見つめ合い、無為に時間だけが過ぎて行く。

わたしは過ごした今日一日に思いを馳せた。

某日。わたしは某テーマパークに来ていた。

いつだったかの、突然誕生日ではない日に誕生日メッセージを送ってきた大学時代の友人 (「365択のうちから」参照) に誘われたのである。
メンバーは

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