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おきにいり

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#ポエム

詩・僕の宗教

詩・僕の宗教

僕の信じる

神様や仏様は

特別なものでなくても いい

高い高い 空の上にいる 神様や

ひっそりと 人々の幸せを祈っている 野の仏

それだけで 僕の 宗教は十分だと思っている・・・

使用画像 AC写真 ACイラストより

2022.9.22

【詩】ある岸辺

【詩】ある岸辺

何故、離れるのか

何故、一緒に眠らないのか

私の魂よ

何故、君だけが自由で

何故、私だけが叫ぶ

さよならも言わないで

涙も流さずに

何処へ行ってしまうのか

こんなに求めているのに

 何故、眠るのか

 何故、一緒に来ないのか

 私の肉体よ

 何故、拒むのか

 何故、黙っているのか

 声も届かず、目は閉じたまま

 どんな夢を見ているのか

 私にも見せないで

 近くにい

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【詩】裸の胸

【詩】裸の胸

静かな夜には

裸の胸がよく似合う

抱き合って

抱きしめ合って

一つになるのに

裸の胸がよく似合う

毛が生えてても

生えてなくても

固くても

柔らかくても

膨らんでても

へこんでいても

ほくろがあっても

よく似合う

始まる時でも

終わる時でも

愛し合ってても

憎んでいても

静かな夜には

何もない夜には

お腹が空いてても

喉が渇いても

月が見えても

見えな

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アネモネ

荒廃した街の片隅で

赤いアネモネを見つけた

土埃にそよがれながら 色鮮やかに揺れる

今まで守り抜けたものなど無い私だが

ただそのあどけない輝きに

心が奮えた

いつも争いの元など勝手なものだ

当人達ですらその目的を忘れていく

そんなことなど知るべくもなく

花はいつもただそこに咲いてるだけだ

私は立ちあがり立ち去る

アネモネが踏み荒らされないことを願って

【詩】ホワイトノイズ

【詩】ホワイトノイズ

貴方に続く道は遠過ぎて
やっぱり私は迷いそうだ
褪せることのない出会いの場面が
今も眩しいまま
離れて生きることも時には必要で
それならば物語には必ず続きがある筈と

小さな炎が掌の中、音もなく揺れて
消えないようにと守ってきた
愛がそれほどまでに強いものならば
こんなに胸は痛まないでしょう

今、貴方が見ているもの
知らない場所だけど、世界の何処かにあるもの
私にも見えている、それなのに
可愛い

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〖作詞〗『みえない いと』

〖作詞〗『みえない いと』

『みえない いと』
作詞 : S0U.

誰か話を 聞いて欲しい
迷惑だけは かけたくない
自分の体を 傷付けながら
他人の体を 気遣って

"他人に優しく 自分に厳しく"
神仏にでも なるつもり?
自分を犠牲に 生きる事
そんな生き方 美しいって
昔の人は 酷い遺言
残したものだ

他人の体を 気遣うあまり
自己防衛を 無下にして
銃弾飛び交う 世界の中で
裸の体で

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