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みとどけ日記(ゆくひと日記改め)2024.5/26
2024.5/26
この10日余りで、母の反応にわずかだが、変化を感じる。ほんのわずかだが。
自分の体を自分の意図は関係なく、まさぐられ動かされ続けた結果としての、適応というか諦観が萌したのかもしれない。
今朝は無反応。覚醒せず。その間にオム交換。無反応なのは介助には心削られないぶん助かるし、これまでも日々の変化が少なからずあったので、一喜一憂することはないのだが、進めている生活環境整備支援体制
みとどけ日記(ゆくひと日記改め)2024.5/24-25
2024.5/24
こころの距離をおいて接するようにしても心けずられる。
母は移乗後、しばし放心状態──というより心を閉ざして無反応になる。
悪いことしているなぁ、と思う。
父も耳が遠いのか、私の質問に間書面から答えてこないことがあり、聞き直しを繰り返すうちに、詰問的になり、欲しい答えが聞ける頃にはなんだか無用に追いつめているようで心が削られている。
自分と言う異分子が父母の生活に入り込むこ
みとどけ日記(ゆくひと日記改め)2024.5/20-21
2024.05.20.
なんでそうなるの? と思う。
何事もないだろうと思っていた昨夕──
午後のどこかの時点で母を車いすからソファに移動させた父。
夕飯時になって食卓の椅子へ戻そうとしてソファからずり落ち、立ち上がらせられなくなって、お呼びがかかる。
「そうなる前に言ってくれよ」と言う言葉を飲み込み、淡々と、つとめて淡々と、母を床からソファを経由して、車いすへ。
環境整備は短日でできるが
ゆくひと日記(2024.05.18.)
2024.05.18.
母の“被”介護生活が、いよいよ最終フェーズの入口の扉を開けた感がある。
在宅介護を支えてきた父も疲弊は否めず、それでも「最後まで在宅で」の意思も強く、これまで以上に、医療介護の介入及び、遅ればせながらバカ息子の関与を進めることとなりそうだ。
最終フェーズへの歩みは、数日前、「経口の飲食ができなくなった」と父の訴えから始まった。
介助で入ったヘルパーさんの報告、さらに