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みとどけ日記(ゆくひと日記改め)2024.5/24-25

2024.5/24

こころの距離をおいて接するようにしても心けずられる。
母は移乗後、しばし放心状態──というより心を閉ざして無反応になる。
悪いことしているなぁ、と思う。

父も耳が遠いのか、私の質問に間書面から答えてこないことがあり、聞き直しを繰り返すうちに、詰問的になり、欲しい答えが聞ける頃にはなんだか無用に追いつめているようで心が削られている。

自分と言う異分子が父母の生活に入り込むことでいらぬ波風を立てているように思う。

ということで、今朝、犬の散歩をしながら一つの結論に。
目標:母のムンクさま ))>ロ<(( 化回数を最小限に減らす。
  :母の室内でのへたり込み救助要請をなくす。

))>ロ<(( 登場の機会
1)医療的措置の時(特に陰洗や摘便など)
2)更衣時(下着の交換時にあっち向けこっち向けの際)
3)移乗時

1)は毎日ではないので、今後は尿路感染や便秘にならぬよう気をつけるしかない。
2)は、今後は必ずベッド上で行う。
3)日常生活の中では、基本、行わない。

今の医療処置が抜ければ、基本、2)だけとなる。

へたり込みが起こる場面
1)歩行介助時
2)トイレで更衣中

1)2)とも、ベッド上で行うことで「起こらない」。
 理想は、車いすに乗せてトイレへ行き、排せつの有無にかかわらず、便器に座るのが理想だとわかっている。

だから、昨日、ケアマネさんに送ったメールを修正し、ベッドを“寝床”から“居場所”に変更するため、ベッド等の仕様変更をお願いした。
新しい居場所を中心に、生活に関しての人的支援を再構築することとなる。

この週末は点滴が入らない。
来週以降の試金石となる。
水分を取るにしても、座位を保っていた方が本人の意識も、飲ませる方も良いのだが、今のベッドではずり落ちが……。
新しい環境が整うまでは、車いすへの移乗をやるしかない。

結局父は、昨日、医療側から提示された選択肢について「積極的関与」を選ぶとのこと。
止め時が難しいかもしれないが、そのほうが楽だね。医療側には止め時に関してのインフォームド・コンセントをお願いする。

[ぶんろく 5/24]

2024.5/25

今日明日は、看護師が入らないので、シフト入り。

昨夜のうちに今よりも高機能ベッドの搬入日と医療看護による積極的関与の曜日と回数がほぼ決まる。
こちらが煽られるほどのスピード感はどこでもそうなのか?
それとも母貞子の残り時間がないと見定めているのか?

朝、ベッド上でウォシュレット程度の陰洗と更衣。父がそばにいたので、小さめのムンクさま。
尿量・尿色のチェック。シーツ洗濯。ネットで尿色チャート探す。

午後、洗濯したシーツを届けるついでにようすをうかがう。
水分補給を手伝う。この時点で最低目標500ミリリットルは未達。
そばを通るついでに声をかけ、補給を試みないと難しいよなぁ。
さてさて、どうなるでしょうか。
父は足りなきゃ点滴すりゃいいじゃんぐらいに考えているふしもあるが……。

今日買ったもの:洗い替えの防水シーツ、すすぎ不要の泡ソープ

[ぶんろく 5/25]

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