マガジンのカバー画像

アートやデザイン

20
好きなアートやデザインにまつわる記事です。
運営しているクリエイター

#徒然日記

ウルッと涙袋美女

ウルッと涙袋美女

サムネは『傲慢と善良』の表紙のアップですが、この手の美女イラストが最近増えた感じがします。気のせい?

このカバーイラストは雪下まゆさんの絵。この眼差しにグッとくる人も多そうです。
本のカバーだけでなく洋服のデザインも手掛けているみたいで、多才ですね!

ところで、この手のうるうるとした眼の女性を、わたしは勝手に「涙袋美女」というジャンルで括っています。
つい、見てしまうのです、涙袋を。
だって潤

もっとみる
ヨシタケさんの思考を覗く

ヨシタケさんの思考を覗く

夏休みも終わりに近づいた週末に、「ヨシタケシンスケ展かもしれない」へ行ってきました。

涼しいはずの会場は、たくさんの来場者で熱気むんむん。
いろんなところで出会うヨシタケシンスケさんのイラスト。きっと絵本で出会った人が多いのではないでしょうか。

我が家の子どもたちは年齢的にニアミスで、実は絵本は持っていなかったです。ただ、多分学校で読んだりして子どもたちは馴染がありましたし、わたしは本や雑誌の

もっとみる
ドット絵に癒やされる

ドット絵に癒やされる

ほぼ日の連載でmaeさんのドット絵を知ってから、ドット絵ってかわいいなぁと思うようになりました。

描いていく過程が分かって面白いです。
最初の材料集めから、こんな絵がいいかな…と構図やモチーフを決めていく様子がよく分かって楽しい。

ドット絵って他にはどんなものが?と検索して、これ好きだな、と思ったのが豊井祐太さんのドット絵。
ちょうどnoteにも記事があって読みました。

maeさんも豊井さん

もっとみる
小さな美術館とその運営

小さな美術館とその運営

写真は我が家の冷蔵庫の写真です。
(ちょっと生活感が出て恥ずかしいですが。)

貼ってあるのは、美術館のショップで売っているマグネットです。
最近の美術展では、お土産で必ずと言っていいほど置いてあります。
ここ何年か、美術展に行ったら買って帰ることにして、一つずつコレクションが増えるのが楽しみです。

実は、以前は毎回ポストカードを買っていたのです。
でも、春休みに断捨離をした時に膨大な数のポスト

もっとみる
淺井裕介《八百万の森へ》ギャラリートーク

淺井裕介《八百万の森へ》ギャラリートーク

横浜美術館で新しく収蔵された淺井裕介さんの作品を観に行ってきました。ギャラリートークにも参加してきましたよ。

淺井さんは、絵をどこから描き始めるんでしょうか。
どこから見ても、絵の渦に呑み込まれてしまう、どこを見ても新たな発見がある絵です。
この作品は大きさの違う9つのパネルから成り、組み替えることで大きく7種類の変化があるそうです。
だから、普通の絵のような中心がないんです。どこから見ても、流

もっとみる
余韻

余韻

民藝の美術展に行ってから2日経ちますが、まだ余韻が残っています。

展示内容が良かったことはもちろんなのですが、会場の世田谷美術館も素敵だったなぁと思って。

わたしは田園都市線の用賀駅から歩いて美術館へ行ったのですが、途中の歩道に百人一首の句が彫ってあって、つい立ち止まって写真を撮ったり…道草しながら行くのも面白かったです。

砧公園の中に美術館があるのは知っていましたが、公園に行くのも初めて。

もっとみる
民藝MINGEI 美は暮らしのなかにある

民藝MINGEI 美は暮らしのなかにある

ついに、やっと行きました。
「民藝MINGEI 美は暮らしのなかにある」@世田谷美術館です。本日最終日。

先日読んだ、鞍田崇『民藝のインティマシー—「いとおしさ」をデザインする』で得た疑問は「どうして今の時代に民藝が必要なのか?」です。本では「いとおしさ」をキーワードに読み解いていましたが、自分なりに考えたいなと思いながら鑑賞しました。
(まぁ普通に観てただけなんですが。)

第Ⅰ章「1941 

もっとみる
民藝を観に世田谷美術館に行きたい

民藝を観に世田谷美術館に行きたい

「民藝」の展覧会はここ数年で何回かあったと思うのですが、毎回行きそびれています。
今も世田谷美術館で開催中の『民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある』が気になっています。
どこか平日で行けないかな〜。

民藝に限らず、暮らしの中で使うものの美しさが好きです。
そういいつつ、日本民藝館もまだ行ったことがないのです。
9月から始まる芹沢銈介の展示が気になるなぁ。

今年こそ、民藝の展示を観に行きた

もっとみる
SusHiTechTokyo2024

SusHiTechTokyo2024

思い立って行ってみました、スシテックトーキョー。

いくつか気になることがあって、そのうちの1つが空飛ぶクルマの実演。
チケットはもう受付終了していたから、遠目でも見えないかな〜と思ってとりあえず行ってみよう!と、出かけてみました。

ところが…。
わたしは「海の森エリア」だと思って、テレポート駅からシャトルバスに揺られてはるばる同エリアに行ったのですが、着いてみるとなんだか人気がない。
あれー?

もっとみる
ヨコトリスナップ

ヨコトリスナップ

一昨日訪れた横浜トリエンナーレの写真から、前回載せきれなかったものをいくつか。
サムネはサローテ・タワレの《you,me,me,you》という作品。壁に直接描かれていたように見えました。
すごくカラフル。

こちらはBankART KAIKOの展示。

美術館を一歩出ると子供たちが沢山遊んでいて、現代アートの世界と地続きなのが不思議なくらい、とても平和な日曜日でした。

今日はこの辺で。それではま

もっとみる
横浜トリエンナーレ

横浜トリエンナーレ

連休二日目、暑くなりましたが頑張って出かけてきました。
前売り券を買っていた横浜トリエンナーレ。
会場が3箇所に分かれているのですが、まずはリニューアルオープンした横浜美術館へ。

一時期、横浜美術館でボランティア活動に参加していたので、通い慣れた懐かしい場所でもあります。休館が明けてまた入れて嬉しい。
天井がガラス張りになって、すごく明るくなりました。作品保護は大変だろうけど…。

展示室はグラ

もっとみる
銀座アートめぐり

銀座アートめぐり

昨日の資生堂ギャラリー訪問時に、近場で気になったアート展示をチラ見してきました。どちらもお店の中にある入りやすいところです。

まずは銀座シックスの中にある、蔦屋書店 銀座店。アートの展示は色々あったけど、ちょうど開催していた韓国のアーティストさんの展示が面白かったです。

わたしはムナッシ(MOONASSI)さんの作品がすごく気になりました。

銀座シックスの吹き抜けは巨大アート作品があって、写

もっとみる
資生堂ギャラリー行ってきた

資生堂ギャラリー行ってきた

noteでぷらいまり。 さんの記事を読んで興味をそそられた野村在さんの「君の存在は消えない、だから大丈夫」展@資生堂ギャラリーに行ってきました。
ぷらいまり。さんの記事はこちら↓

最終日ギリギリに滑り込みで訪れましたが、晴天の日曜日、人はそれなりに入っていました。とはいえ資生堂ギャラリーは初めて行ったので、普段の混雑具合は不明なのですが。
若い人も年配の方もいましたが、20〜30代くらいが多そう

もっとみる
大地の芸術祭が呼んでいる

大地の芸術祭が呼んでいる

ずっと気になっている芸術祭があります。越後妻有の「大地の芸術祭」です。

私は豪雪地帯にあまり縁がないのですが、新潟は遊びに行ったことがあって土地も人も食べ物も(大事!笑)すごく良い印象でした。

都心から離れた地域にも惹かれるし、広々とした大地に突然現れる現代アートをぜひ見てみたいです。
少し離れた津南町の雪の写真展を観たことがあるので、それもこの地域に惹かれる理由の1つです。

何年も前から行

もっとみる