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益子の住処 #19 大谷石のテラスをつくる
憂鬱が梅雨が来たと思ったら、まさかの梅雨明け!我が家の植物達は水を得た魚のように成長していますが、水不足も心配な今日この頃です。
さて、今回は家の西側につくった大谷石のテラスについて書こうと思います。またしても長文になりそうな予感しかしないですが、最後まで読んでくださると嬉しいです!
大谷石のテラス計画我が家では家の東側が道路に面しており、南側にウッドデッキを設けているのですが、やっぱり少しばか
<徒然日記#9>徳島県上勝町 ゼロ・ウェイストな旅の記録
ゼロ・ウェイストの町 徳島県上勝町
すでに3ヶ月以上も前のことになりますが、徳島県神山町でのプログラムに参加した後、隣町の上勝町に足を運びました。この町は神山町よりもさらに小さく、人口1500人程が暮らしています。
一方で、この町はゴミに対してかなり先進的な取り組みをしており、町として日本ではじめて「ゼロ・ウェイスト宣言」をしています。
実は、私がこの町を訪れるのは二回目。6年前、以前の会社を
<徒然日記#8>神山町の記録
今、私は徳島にいる。先週の金曜から今日までの3日間、徳島県神山町にある「大埜地の集合住宅」を舞台に、そのランドスケープの設計者である田瀬理夫さんと、裏舞台の立役者である西村佳哲さんらと共に対話をしたりお話を聞かせてもらうプログラムに参加した。
この3日間での学びが凄すぎて、何度も何度も振り返っては考えることをくりかえしている。記憶が新鮮なうちに、何を感じたのかを書いておこうと思う。
一日目まず
益子の住処 #18 石積みづくり
まだまだ寒い日が続きますが、自然界では着実に春の準備が始まっていますね。我が家のお向かいの林縁に育つタラノキからは小さな芽が出始めていました。
さて、ついに温めていたこの石積みづくりについてご報告することができます。何といっても、昨年5月より取り組んできたこの石積みづくり。ついに完成を迎えることが出来ました。今回は、そのプロセスについて記しておこうと思います。
なぜ石積みなのかさて、そもそもな
読書感想文#5 「人と生態系のダイナミクス ❷森林の歴史と未来」(前半)
またしてもお久しぶりの投稿となってしまいました。
一冊の本を長い時間をかけてようやく読み終えたので、今回はその読書感想文を記します。
本のタイトルは「人と生態系のダイナミクス ❷森林の歴史と未来」です。日本の森林面積は国土の約7割と言われていますが、その姿は時代によって大きく変動しています。それをこの本で詳しく学ぶことができます。
今回は主に「第1章 日本の森林の成り立ちと人間活動」について概要
益子の住み処#15 春の樹木図鑑
日々、どんどんと植物の成長が進み、すっかりと緑に覆われた益子の里山です。筍も初モノの時期をすぎて、アク抜きがなかなか追いつきません。
周辺の雑木林では、冬はほとんどの樹々が葉っぱを落としてしまうので、何の樹が育っているのかほどんどわかりません。ようやく春になって新芽が出てきて、樹木を特定できるようになりました。
冬の間に庭の木々の整理をしました。枯木はお片付けし、密集している所は適宜伐採し、残
<徒然日記#7>益子の苔で、苔玉をつくる
樹々の新芽が続々と芽吹いてきました。益子でも桜が続々と満開を迎えています。
少し前にことになりますが、3月初旬のある晴れた日、友人と一緒に苔玉をつくりました。
苔玉づくりは前々から挑戦してみたかったものの一つ。私は観葉植物として屋内に植物を置くのは苦手(何度も枯らしてきた…)なのですが、苔玉はそのしっとりした雰囲気が好きで、いつかつくってみたいと思っていたのでした。
私が苔玉作りに重い腰を上げ
読書感想文#1 「多種共存の森 1000年続く森と林業の恵み」
久しぶりに真面目に読書をしました。本って素晴らしいですよね。著者の方が何年もかけて研究したり考えてきたことを提供してくれるのですから。
今年はたくさんの本を読んで知識を吸収していきたいと思っているので、新しく「読書感想文」のマガジンを作ってみました。
今回はその記念すべき第一冊目、「多種共存の森」です。
この本では、長年著者である清和研二氏が研究されてきたことを一冊の本にわかりやすく纏められて