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エッセイ

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日々感じたことや面白かったことなどを書いていきます。 (駄)多発注意報が 常に発令されています。くだらなくても怒らないでくださいね。
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#日本語レッスン

ときどき5行日記-41. 202年6月21日(金)

ときどき5行日記-41. 202年6月21日(金)

9am 出てこないMさんの今日のエクスキューズは「時差のことを忘れていました」。フルチャージしませんから予約したらやりましょう/ 11am 保険の契約内容確認にTさん来宅。迷っていらしたのでバス停までお迎えに/ お弁当の横流しランチ/ 14:30 2年ぶりのC先生/ 16:00 ものすごく勘と理解の良いIさんはやはり数学大好きとのこと/ LFCコンポストの中のコバエは元気。発酵助けてよね、もう�

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エッセイ436.3週間の帰省の旅(12) Day 12 ー仕事をしました。

エッセイ436.3週間の帰省の旅(12) Day 12 ー仕事をしました。

Day 12. 2023年11月2日 木曜日

もう11月も2日。
夫の生母の家に泊まっています。

考えたら、去年の帰省は葬儀で短期間、その前は3年間コロナ禍で渡航はできなかったので、まとまった日数を使っての帰省は5年ぶりということになります。
それまでNIHONNGONO SIGOTOHA生徒数が少なかったり、名古屋で部屋を借りての対面のレッスンも多かったので、帰省の時は普通に、3週間休みます

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日本語教師日記170.君を連れて行きたい夏祭り

日本語教師日記170.君を連れて行きたい夏祭り

レッスンの始めに必ず、
「この1週間に何かありましたか?」
と聞くことにしています。
楽しかったこと、大変だったことは、初級者であっても、知る限りの言葉と習った文法を使って発語してほしいからです。

昨日、子供生徒の一人が、
「土曜日にダイソーに行きました。カルピコをたくさん買いました」
と言いました。嬉しそうです。

「よかったねぇ。
それとね、ての形を使うと、一つの文で言えるよね。はいどうぞ」

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日本語教師日記145.戻ってくる生徒

日本語教師日記145.戻ってくる生徒

R君から、久しぶりにメッセージをもらいました。

「先生、お元気ですか?
レッスンをするすると言っていたのに、全然連絡をしなくてすみませんでした。
僕は仕事を変え、今は上海に住んでいます。
また先生とレッスンをしたいです。
先生は今、おいくらですか?」

惜しい!
私のレッスンに定価はありますが、私には値段はついていません。

でも、5年も全く日本語を使っていなかったのに、
さすが香港人のR君は漢

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日本語教師日記124.そりゃやめてあげての教材

日本語教師日記124.そりゃやめてあげての教材

いつも新しい教材に挑戦している生徒がいまして、
見つけた教材を持ち込み、

この日本語は自然ですか? 使うに値しますか?

と訊いてきます。

ものすごく申し訳ないのですが、

うーむ。

外国の人が作りましたかね?

と、訊くことになります。

あまりにも不自然だからで、日本人なら書けない文章です。

外国人の手による、主に外国や、インターネットで売り捌かれる教材。
日本人によるネイティブチェ

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エッセイ172. 2021年カウントダウン(1)

エッセイ172. 2021年カウントダウン(1)

年賀状は、ここ15年ぐらいはお正月が終わる頃書き始めます。
どんどん年賀状がすたれていく中、頑張っているつもりですが、
届くのが1月7日ぐらいのことなので、あまりお力になれていません。

もうすぐ、1年お世話になった生協さんの、年末特別便がやってきます。
忙しさにかまけて、2回連続してネット注文を忘れたため、
「冷凍粒うに」「黒豆」「栗きんとん」などの少々が届きます。

朝イチで、新しい生徒さんと

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エッセイその74.どのぐらいお金があったら幸福か(1)

エッセイその74.どのぐらいお金があったら幸福か(1)

私は今までの仕事生活で、とんでもないお金持ちに数人会っています。
貴族の人とか、大使や大使夫人などが主です。
相手は生徒なので、基本私の方が偉そうにしています。

ヘリコプターで自分の結婚式をしたスタジアムへ降り立った人は
インドのマハラジャでしたし(冗談かと思ったら本当だった)
ビル・ゲイツさんとランチする人もいます。

仕事柄とはいえ、ちょこちょこ とんでもない話も聞けて、ラッキーです。

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エッセイその47. 生活感の出るオンラインレッスン

エッセイその47. 生活感の出るオンラインレッスン

コロナの時代が始まってから、私はどんどん朝型になりました。

ロックダウンを経験したインド、イギリス、フランスの生徒さんも、
リモートワークになった日本在住の生徒さんも、
朝活にしたほうが頭に入るとのことで、時間を変える人が多かったからです。

一番早い日で、6時50分開始。
あとは、7時、8時開始の日がほとんどで、
その代わり、夜は遅くとも午後9時には仕事を終えています。

土日も含め毎日、目覚

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日本語教師日記その14. レッスンで味わうユーミン(下)

日本語教師日記その14. レッスンで味わうユーミン(下)

さて、端正な英国紳士のSさんに、

「この頃はSweet, bitter sweetを聞いております」

と言われ、松任谷由美が大好きな私は張り切りました。

でしょう?
やっぱり好きでしょう?
いいよねユーミン!
コンサートチケット 取れたためしないですけど。
中島みゆきも。

ユーミンは早熟な子で、
学校をサボって銀座の風月堂でアバンギャルドな大人と遊んでいたんですって。
実家は八王子の呉服屋

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日本語教師日記その13. レッスンで味わうユーミン(上)

日本語教師日記その13. レッスンで味わうユーミン(上)

私が対面で10年近く教えてきたSさんは、マイクロ経済学の学者さんです。
上の本の共著者です。
この本は、2015年には、マーク・ザッカーバーグ氏に、
「すべての人が読むべき本」と 言わしめました。

ご参考までに:

「from Wikipedia (https://en.wikipedia.org/wiki/Portfolios_of_the_Poor)In 2015, Mark Zuckerb

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日本語教師日記その12.オンラインレッスン(1)

日本語教師日記その12.オンラインレッスン(1)

  

日本語オンラインレッスンを始めて10年が経ちました。
それは、夫の転勤で、2011年4月に東京を離れたのがきっかけでした。

長年所属していた2つのエージェント、1つの日本語学校。
その同僚や生徒、懐かしい教室に別れを告げて来たわけですが、
日本語の仕事はさて、どうするか。

転勤が決まってから、日本語教育能力検定の合格証書を添えて、
オンラインレッスンも取り扱う紹介業に登録しておきました

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日本語教師日記その7. 遅い と ゆっくり について

日本語教師日記その7. 遅い と ゆっくり について

今日は、遅い と ゆっくり についてです。

直接法でクラスで教える場合、情報量には気をつけます。
あれもこれもと伝えたくなりますが、
生徒は全てを書き取ってくれるわけではありません。
家に帰った生徒が、うろ覚えの部分を辞書で引きますと、
一つの言葉について、いくつもの訳が載っており、
余計混乱します。

このゆっくりと 遅いも、学校のクラスなら、
一つのレッスンの中で教えることはあまりないと思い

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日本語教師日記その6.ガラパゴスへの道②

日本語教師日記その6.ガラパゴスへの道②

日本語教師生活を振り返る記事の2回目になります。
おつきあいください。

大学を卒業して就職した会社がブラックで、
半年で屈託して、後先をあまり考えずに辞めました。

その後、自治省関係の財団法人で働いていたのですが、
ある日また、退屈でたまらなくなりました。

長期休みに助っ人に入ってくるアルバイト学生さんと、
自分のしている仕事の内容に、あまり違いがなかったのです。
それで、新聞の求人欄を毎日

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日本語教師日記その5.  「また今度ね」とは?(インスタ投稿より)

日本語教師日記その5.  「また今度ね」とは?(インスタ投稿より)

普段 ガラパゴス諸島に引きこもっている私ですが、
この夏から思い立って、インスタグラムに投稿を始めました。

レッスンで質問がよく出るものや、
普段から言い足りないなと感じていることを、
「じっくり読むという形で」理解していただきたくて。

こちらには、それに加筆したものを、
ときどき投稿させていただきますね。

一回目の今日は、「今度」とは結局なんだろう 🤔 です。

また今度ね!

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