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「花束みたいな恋をした」×「星落ちて、なお」感想
直木賞受賞作「星落ちて、なお」読みました。
鬼才、河鍋暁斎を父に持つ娘、とよ(暁翠)の物語。
生きることの全てを画に捧げた男、河鍋暁斎。その背中を追う兄、周三郎。
なりふり構わず、画業を全うすることだけのために、家族や知人全てを巻き込んでいくことのできた父や兄。
とよは、描くことが、自分の全てと自覚しつつも、父や兄のように振る舞うことのできない自分に気後れを感じている。
明治から大正にかけてのお
シン・エヴァンゲリオンを観て思い出したこと。
シン・エヴァンゲリオンを観て、ある友だちを思いだした。
仮にA君としておく。
A君とは、大学時代バイトをしていたファミリーレストランで知り合った。
90年代の半ばだから、もう25年くらい前になる。
そうだ、エヴァンゲリオンのテレビ版が始まったころのことだ。
A君も僕も、大学の4回生だった。
同じく厨房配属で、大学こそ違うが同回生ということもあって、暑い厨房の中、共に汗流しながら、安い時給に愚痴