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小学校に関すること

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娘の通う個性的な私立小学校に関する記事
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記事一覧

小1からの探究学習〜理想と現実②〜

小1からの探究学習〜理想と現実②〜

①のつづき

低学年の探究学習は個人差が激しい

探究学習は授業2コマ分ぶっ通しでやるため、途中で集中力が切れて、友達とおしゃべりしたり、どこか遊びに行ったりしてしまう子もちらほらいる。

探究のワークは本にアクセスの良い図書スペース近くで行われることが多いが、上の写真のエリアでゴロゴロくつろぎだしたり、友達とふざけ合う子もいたりする。

動画で調べるつもりが、出てきたおもしろそうな関連動画を次々

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小1からの探究学習〜理想と現実①〜

小1からの探究学習〜理想と現実①〜

長女の通う私立小学校では、探究学習に力をいれている。

小学校1年生から本格的に探究学習をやってる学校は全国的にもまだ少ないようで、それが学校の売りでもある。 

また、探究学習では保護者ボランティアが子ども達をサポートするシステムがあり、それも比較的珍しいので紹介したいと思う。

プロジェクトvs探究

娘の小学校について詳しく説明すると、算数や国語などの教科学習の他に、「プロジェクト」と「探究

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私立小を辞めるということ

私立小を辞めるということ

私は今まで長女の通う私立小について、いくつか記事を書いている。

基本的には学校に対するプラス評価の内容ばかりなので。

リアルな知り合いで私の記事を読んでる人には、
「AYAさんのnoteを読んで、ここの小学校いいな〜と思って、進学を検討してるんです!」
と言われたこともある。

そういう声をいただくと、私がポジティブな面しか書いてないので、この小学校を理想化させすぎちゃったかな…と心配になった

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小学校でのママ友の作り方

小学校でのママ友の作り方

長女が今の私立小に通い始めて、もうすぐ1年が過ぎようとしている。

振り返ってみると、娘にとっても私にとっても変化の大きい1年で、本当にあっという間だった。

私は毎年スケジュール帳にやりたいことリストを書いてるのだが、実は去年のリストに「小学校で気の合うママ友をつくる」「家族ぐるみで仲良く遊んだり、旅行にいける友達をつくる」と書いていた。

そもそもママ友が必要かどうか、作りたいかは人によってけ

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娘の小学校で宿題がほとんどない理由

娘の小学校で宿題がほとんどない理由

娘の通う私立小学校では、宿題がほとんどないと言ってもいいくらい少ない。

厳密にいうと、全員に義務として課されている宿題が少ないのだが。

1年生になってから10か月の間に出た宿題を、列挙してみようと思う。
(長期休暇はのぞく)

また、学校の宿題の少なさに不安の声をあげた保護者に対する先生の答えがなるほど〜と感じるものだったので、後半ではそれについて取りあげたい。

あのね帳(日記)

こちらの

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あのね帳(日記の宿題)について考える②

あのね帳(日記の宿題)について考える②

前回の続き

前の記事で書いたように、あのね帳の宿題をやるとき、娘は一人だとなかなか筆が進まず、私に泣きつくことがよくある。

まだ1年生だし、気長に成長を見守るしかないと思ってはいるが、娘がノートを開いたものの、ぐずぐずいつまでも書き出さずにいると、せっかちな私は

「なんでもいいから、もうちゃちゃっと書いちゃいなよ!それはママの宿題じゃなくてあなたの宿題なんだから、本来は自分ひとりでやるものだ

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あのね帳(日記の宿題)について考える①

あのね帳(日記の宿題)について考える①

娘の通う私立小学校では、日ごろの宿題がかなり少ない。

というか、少なくとも1年生においては、ほとんどないようなものなのだが。

唯一レギュラーで出る宿題は、毎週月曜に提出する「あのね帳」というノートだ。

1年の秋ごろに「あのね帳」が1人1冊配られ、先生から、これから毎週末に最低1つは何かを書いて休み明けの月曜に提出するよう言われるらしい。

一応型としては「あのね」から書き始め、その週末だった

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トイレの花子さん事件

トイレの花子さん事件

これは同じ小学校のママ友に聞いた、娘の同級生のお話。
(掲載許可をいただきました。)

ある時から、小1の子どもが学校から帰ってきたら、一目散にトイレに駆け込むことが続くようになって。

昔からトイレの間隔は長めの子なので、様子がおかしいなと思い、「学校でトイレに行ってないの?」と尋ねたら。

通学バスで上級生が怪談をしてて、それでトイレの花子さんの話を聞いて以来、こわくて学校のトイレに行けなくな

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我が家の小学校受験

我が家の小学校受験

この記事は、小学校受験に関するものです。

比較的プライベートな内容のため、有料記事とさせていただきます。

公立に行かせるつもりで、わざわざ評判のいい公立小の近くにマイホームを建てたにも関わらず。

どうしても子どもを通わせたい理想の私立小と出会い、家族で受験を決断するまで、出願〜入試〜合格発表までの詳細を書きました。

(ちなみにうちの娘が受験したのは、新しいスタイルの私立の新設校なので、いわ

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小学生の娘が羨ましい母ー入学2ヶ月目の雑感①ー

小学生の娘が羨ましい母ー入学2ヶ月目の雑感①ー

長女が小学校に入学してから、だいたい2ヶ月が経過した。

我が家はちょっと個性的な私立小(インターではなく、あくまで一条校)に入ったので、保育園時代のワーママや女医友達に、学校はどんな感じ?と最近よく尋ねられる。

自分の備忘録もかねて、とりあえず入学2ヶ月時点の親としての気持ちや、気づいたことをつれづれなるままに書いてみようと思う。

まず一番大事なことは、今現在、娘が毎日楽しそうに通学している

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小学生の娘が羨ましい母ー入学2ヶ月目の雑感②ー

小学生の娘が羨ましい母ー入学2ヶ月目の雑感②ー

入学してから気づいた良い点 の続き

④先生が教科別、担任がチーム制

もともと中学と同じように先生は教科別であったが、今年度からさらに担任システムが新しくなった。

各々のクラスに一人ずつネイティブの先生がつき、それは固定制だ。

しかし、日本人の担任は3クラスを3人の担任団でみるというシステム。

保護者のオンライン個人懇談では、3人の担任の先生から希望の先生を自由に選べるというのに驚いた。

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小学生の娘が羨ましい母ー入学2ヶ月目の雑感③ー

小学生の娘が羨ましい母ー入学2ヶ月目の雑感③ー

入学してから気づいた良い点、の続き。

⑦先生達のレベルが高く熱心、レスポンスが速い

今の小学校へ、私が最初に学校見学に行ったとき。

開放感あふれる校舎や、魅力的なカリキュラム以上に、一番好印象だったのは先生達の情熱と教育に対する姿勢だった。
(こういうのは、実際に学校へ行かないとわからない)

ある程度のリスクをとって、わざわざ新しい学校に来るくらいなので。

自分の理想とする教育を実現しよ

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初めての授業参観

初めての授業参観

我が子の通う私立小は4学期制で、学期末に毎回、授業参観とクラス懇談会がある。

11月の現時点で、私はすでに2回、授業参観に参加している。

1回目は6月、担任の日本人教師による授業1コマを見学したあとに、クラスの保護者と懇談会が開催された。

懇談会では全員が簡単に自己紹介した後、入学式からその日までの子どもたちの写真や動画が編集されたムービーが上映された。

なんと最後に当日の授業風景の画像も

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2学期の授業参観-英語で自己紹介-

2学期の授業参観-英語で自己紹介-

前回の記事では、1学期末の日本語授業の参観日について書いた。

うってかわって、9月の授業参観はまた全然違うスタイルだ。

娘の小学校では、各クラスにネイティブの担任と日本人の担任が両方つくのだが、9月の授業参観はネイティブの先生の出番となる。

英語で自己紹介をすると娘に聞いてはいたが、私は英語が上手な子とそうでない子の差が結構でちゃうのでは、と予想していた。

なぜなら、このクラスの過半数はイ

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