シェア
画家・ペーの日記
2023年10月11日 15:35
新学期のような気分です。秋物を揃えたせいか。新しい観葉植物を迎えたせいか。金魚の住処に手を入れたせいか。新しい表現のイメージが見えてきたせいか。アトリエの前には大きな柿の木があります。樹齢も高くてあまり柿が実らなくなりましたが、今も少しづつオレンジ色になって熟しつつあります。鈴虫がないています。金魚はゆっくりと泳ぎ、ウンベラータと苔と盆栽が目の前に。ただ絵の具と筆だけは、まだありま
2023年4月5日 10:57
(福音館書店あらすじより)エレーナのかあさんは人形作りです。市が開かれる日、かあさんが人形を売るのを手伝いにいったエレーナは、鳥売りのおじさんからインコの雛をもらいました。ペロンと名付けたインコをエレーナは大切に育てました。ところがある日、ペロンは雨に打たれて死んでしまい・・。ーーー息子に読み聞かせをして、感動した絵本。絵のタッチもとてもほのぼのしてますし、世界観も異国な感じです。作者夫婦
2023年4月5日 23:23
タイトル通り。以上!!と終わりたいくらいですが、少し補足を。独り言にお付き合いくださいませ。2022年9月の展覧会以降、ぽっかりと生まれた空白が、なんなのかをずっと考えてきました。自己表現をずっと追求してきた画家人生だったと言えます。その対極にあるのが、他者表現というものでしょうか。デザインなど社会表現よりももっとミニマムで個人的な、相手の物語を紡ぎ出す絵画。似顔絵だったり、絵画教室
2023年3月27日 00:06
夜のレッスン中、息子(4歳半)がギャン泣きで大変なことになりました。「パパー!パパー!」。参加者の皆様にはご迷惑をおかけしました。レッスン中は汗だくになりながら、一生懸命伝えていきました。しかしあれが子育て中の精一杯です・・。申し訳なく思います・・。日曜日、めいいっぱいパパと遊んで、レッスン直前まで一緒にいたので、急に離されてすごく嫌だったようでした。妻の手にも追えず、泣き喚いていましたが、
2023年2月13日 06:27
なかなか日記がつけられないなと思う今日この頃。記録がない日は、5年後、10年後にとっては、思い出せない「何もない日」。でも、そんな記録に残さなかった無数の日々の積み重ねで、今があるのかもしれません。オーランジュリー美術館のモネの睡蓮の蓮作は、そんな無数の光の連続をなんとか書き留めようとする試みでした。無限に繰り返される朝と夜。光の移り変わり。私たちが知らない合間に、光はどんどん変化して、
2023年2月13日 19:02
週5日、1時間半のチャリ保育園送り迎え、あと2年(600日×1.5時間=900時間)。この移動時間。そして、往復10㎞✖️600日で6,000㎞!!日本を一周できる。ただ走るだけでも瞑想になる。いろんな感情が景色と共に過ぎ去り、雨風も雪も消えていく。そして自分の人生も・・。それでも残るものがある。伝わるものがある。未来のために、僕はこの選択を選んだんだ。
2022年12月4日 00:17
この二つが、自分の中で同居していることに気付きました。透明な心とは、自分の絵に対して、作家性とかこだわりとか、意味とかを求めなくなってきたこと。精一杯集中したあとは、環境に任せる。例えるなら、濃厚な青の絵の具の一滴を水面に垂らしてみる。水面な波立ち、青く染まり、やがて透明になって消えていく。青は青でなくなったけど、確かにそこに含まれている、、みたいな。今までは全部、色や形を変えた自
2022年10月8日 00:44
咳が続いていた息子も、最近はだいぶ治まり、すやすや寝れるようになってきました。寝室では相変わらず元気で、布団で暴れるわ、蹴るわ、歌うわ、トイレに2回行っては逃げ惑うわ、で、いろいろあるんですが。笑。寝顔を見るだけで、これ以上、何もいらないと心から思えます。この安らかな寝顔を守るためには、たとえ豪雨の中でも、自転車を走らせるのです。保育園で、たまにやんちゃな年長組の男の子に「ハゲー!」と言