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働き方改革の本質(7)〜人と組織の活性化
今回は「働き方改革」の本質の七回目(最終回)として「成長と新しい目標設定」ということについて取り上げます。
環境変化とマネジメント以前話題になった「電通鬼十則」を改めて読んでみました。私(64歳)にはすんなりと受け入れられる内容で「なるほど」と感心して読んでしまいました。
十則を通して大筋では「何事も夢を持って主体的にチャレンジせよ」となかなか良いことが書いてあります。
問題になっているのは十
働き方改革の本質(6)習慣
良き習慣は人を幸せにする全英オープンを制した渋野日向子選手の笑顔の習慣
42年ぶりの快挙と放映されている彼女の笑顔。これは母親から「あなたの長所は笑顔」と言われ続けていたのですが、去年プロテストに合格したばかりの渋野日向子選手の密着取材で彼女のイメージについて、「クールビューティー」(自分のトレードマークの笑顔とは反対の印象だった)と言われたのをきっかけに、笑顔があふれるようになったといいます。
働き方改革の本質(5)行動の変化
働き方改革に必要なのは座禅かもしれませんアップル、グーグル、フェイスブック、など有名企業がこぞって採用しているマインドフルネス。マインドフルネスとは、今この瞬間の体験に意図的に意識を向け、現実をあるがままに受け入れ、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること。つまり、「あなた自身の中を見つめ直しなさい」ということです。これって、座禅ですよね。上記の企業も日本の座禅を取り入れていると聞きます。
もっとみる働き方改革の本質(4) 思考の変化
〇心を鍛えるとは「思考を変えること」「ロープウェイで山に登った人は、登山家と同じ太陽を見ることはできない」
フランスの哲学者、アランの有名な言葉です。
これは、心の状態によって、同じ物を見てもまったく違うものに見える、という例えです。確かに、仕事においても、たとえ同じ結果でもそのプロセスによって感動が違う事はよく経験することです。
「心から感動する」「心から感謝する」「心が折れる」などの言葉か
働き方改革の本質(3) 組織にとって一番大切な「関係性」
会社を辞める本当の理由最近は、どの会社に行っても「離職率が上がってしまって困ります。採用は難しいし、やめさせない努力はしているのですが……」
という話を聞きます。
しかし、退職の理由を聞くとはっきりした答えが返ってこないのがほとんどです。
あるアンケート調査によると
退職理由がホンネではなかった人が47%。
表向きの退職理由は
1位が「結婚・家庭の事情」23%
2位が「体調をくずした」18%
3
働き方改革の本質(2)~組織ビジョンと個人の夢~
夢は豊かさと逆相関「夢は豊かさと逆相関」と言われます。つまり豊かになれば豊かになるほど夢がしぼんでいくということです。確かに、高度成長時代のサラリーマンは「車がほしい」「家がほしい」「海外旅行に行きたい」とがんばってきました。今の人に聞くと、ぎらぎらするものはなく、多くの人が「ほしいものがない」と言います。
物やお金を求める時代が終わり、マズローのいう上位の欲求を実現する時代が来ているのです。
働き方改革の本質(1)~人が成長しながら生き生きと働くために~
会社とは?働くこととは?「働き方改革関連法案」が2018年4月6日に国会に提出され、6月29日参議院本会議で与党などの賛成多数で可決、成立しましたが、ここでは、「働き方改革関連法案」のような法律や制度のことではなく、「会社とは?」、「働くこととは?」という働き方改革の本質的部分を、実際の現場の事例を含めて何回かに分けてご紹介していきます。
各社の現状企業幹部からの日々のご相談事で圧倒的に多いの