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首のポジションが動作に与える影響【アナトミカルポジション】Vol.25
日本人の90%は "ストレートネック" と言われていますが、実はこの首のポジションの不良が、運動動作にも悪影響を与えています。
頭の重さは、体重の8~10%ほどと言われていますが、おおよその "ボーリング玉" ほどの重さをイメージしてください。
ボーリング玉の重さが、数センチ前に位置するだけで、体のバランスは前に崩れる事はイメージできると思います。
この様に、ストレートネックになると、首や肩の
回旋動作と運動量の調整方法【ストレングス】Vol.24
ここまで、体の動作を細かく分解する事で、スキーの様なスポーツ動作の理解が広がったのではないかと思います。
もちろん "パフォーマンスピラミッド" で見ていただいた様に、体作りの目的は「体のポテンシャルを伸ばし土台を広げる事」なので、実際にスキーの技術練習をする中で、ここで作り上げた運動動作を組み合わせ活用していく必要があります。
以前の記事で、水平面の回旋動作を覚える事で、3Dに動くスポーツ動
ジャンプ動作と重心移動を伴う動作トレーニング【ストレングス】Vol.21
スポーツの為の体作りのゴールのひとつは「無意識下での機能的動作の習得」です。何をもって機能的なのかは、ここでは割愛しますが、どの筋肉を使い、どの様に動くことが、体の構造上理想的なのか?この基本を身に付ける事が必要になります。
一般的に動作の強度が上がる事で、徐々に余裕がなくなり、自分の元々持っている "動作のクセ" が現れ始めます。
しかし、トレーニングでは「キツく感じた時に、如何に動作の質を保
上半身を安定させる背筋の使い方【ファンクショナルムーブメント】Vol.18
前回の記事では『下半身を機能的に使うには、胸椎の可動域が狭いと致命的!!』というお話をしました。
そもそも「胸椎の可動域の狭さ」は、生活習慣による "猫背" や "ストレートネック" が原因で起こるのですが、トップアスリートや、人の前に立つ人に、猫背の人がいない様に、"現代病的" に起こるこの姿勢の不良は「人間に必要な様々な機能」を低下させている様に思えます。
実際に、コーチングしている選手を
スクワットの左右差を一発で改善する方法【ストレングス】Vol.16
『スクワットをすると左右差が出てしまう…』
という声を度々聞く事があります。
これに対してトレーナーが『膝が入らない様に、もっと中殿筋を使って!』と指導をしているのを見聞きすると『ちょい!ちょい!ちょーーい!』と、ツッコミを入れたくなりますが、ギリギリのところで理性が働いて堪えています。 #文章でもわかるツッコミが下手さ
もちろん丸っ切り間違っているわけでありませんが、カレー作りで肉と野菜を炒