スポーツトレーナー青木孝介

スポーツトレーナー / 整体師 「スポーツの為に体作りをする人」「痛みを抱えている人」の為に働くトレーナー。パフォーマンス向上・痛み改善・怪我予防・リハビリの情報を発信中 公式HP→http://aoki-training.com

スポーツトレーナー青木孝介

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    マガジン

    • スキーヤー津村悠のトレーニング日記

      「全日本スキー技術選手権大会2022」大会前日に悲劇は起きた。 2021年苗場大会で19位を記録し、ナショナルデモンストレーターに認定された津村は、今年も絶好調...のはずだった。 3月2日黒菱ゲレンデでの公式練習。この日のゲレンデ状況はうっすらと積もった湿雪に、朝一から春の日差しが降り注ぐ、ストップ雪のバッドコンディション。朝一2人目でスタートを切った津村は、不運にもこの難解な雪にスキーを取られ転倒。自力で起き上がったものの、膝に全く力が入らず、翌日からの大会欠場を余儀なくされたのだった。 ナショナルデモンストレーターとして迎えたシーズン。更に磨きが掛かった滑りを披露するはずだった津村は寸止め状態。しかし、どうやらこの痛みが津村にいっそう火をつけてしまった様だ🔥 そんな現状(3月末)歩く事すら精一杯な津村の「リハビリから完全復活までのトレーニング」の様子をこっそりお届けする。

    最近の記事

    腰痛・膝痛のリスクを減らす為の大事な要素Vol.28

    ここまで「体の姿勢を動作の質を上げる事で、怪我のリスクが減少し、パフォーマンスが向上する」というお話を、様々な方向からご紹介してきました。 しかし、文書でお伝えするには難しい内容や、セルフでのアプローチは難しい内容は省いてきました。それはこのマガジンでは、体作りの知識に明るくない人でもご理解いただける内容を心掛けてきたからです。 例えば、体の左右差の調整では、骨盤の様な根幹からのアプローチはご紹介しましたが、末端からのアプローチは複雑で文書でお伝えできません。一般的な問題

      • 大会にピークを合わせる為のテーパリング法Vol.27

        アルペンスキーヤーの方も、基礎スキーヤーの方も大会に出られる選手も少なくないと思います。 ここで、最大の悩みは「調子のピークを大会に合わせられるか」になると思います。うまくいった時もあれば、全然いつもの滑りができなかった経験もあるのではないでしょうか? 可能であるのなら "調子が良い状態" で大会に挑みたいものだと思います。 もちろんピークを合わせる為の要因はひとつではなく、前回ご紹介した体のバランスの維持など、コンディショニング面で行うべきこ事もたくさんあります。

        • シーズン中に調子を崩さない為に必要な要素 Vol.26

          まもなくスキーシーズンが始まる時期に差し掛かりましたが、体の準備は整っていますでしょうか? 体作りをベースから見直し、しっかりとし土台作りをすると、確実に体の調子の良さを感じられるはずです。 ここで注意が必要な事は、オフシーズンの体作りに成功したスキーヤーがよく陥る「12月が最も調子が良い」という "ピーキングの失敗" です。 ピーキングとは、調子の良さを最も高める為の作業で、選手であれば試合の時期にピークを合わせる必要があります。 多くのスキーヤーは、シーズンが始まり

          • 首のポジションが動作に与える影響【アナトミカルポジション】Vol.25

            日本人の90%は "ストレートネック" と言われていますが、実はこの首のポジションの不良が、運動動作にも悪影響を与えています。 頭の重さは、体重の8~10%ほどと言われていますが、おおよその "ボーリング玉" ほどの重さをイメージしてください。 ボーリング玉の重さが、数センチ前に位置するだけで、体のバランスは前に崩れる事はイメージできると思います。 この様に、ストレートネックになると、首や肩のコリだけでなく、重心が拇指球よりに崩れ、大腿四頭筋への負担が大きく増えるのです。

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            回旋動作と運動量の調整方法【ストレングス】Vol.24

            ここまで、体の動作を細かく分解する事で、スキーの様なスポーツ動作の理解が広がったのではないかと思います。 もちろん "パフォーマンスピラミッド" で見ていただいた様に、体作りの目的は「体のポテンシャルを伸ばし土台を広げる事」なので、実際にスキーの技術練習をする中で、ここで作り上げた運動動作を組み合わせ活用していく必要があります。 以前の記事で、水平面の回旋動作を覚える事で、3Dに動くスポーツ動作をイメージしていただけたかと思いますが、今回は「その回旋動作を、実際にどの様に

            前十字靱帯(ACL)断裂を防ぐ為に必要な要素 Vol.23

            スキーをしていて、膝や腰に痛みを感じた経験がある人は少なくないと思います。  "生涯スポーツ" とも言われるスキーですが、速度や条件が難しなるほど「体への負荷」は大きくなります。 特に、スキーヤーに多い最も深刻な怪我が「前十字靭帯(ACL)断裂」です。 ACL断裂は、自然治癒する事がなく、靭帯を再建する手術が必要になり、リハビリを含めると、競技復帰まで6か月以上を要する深刻な怪我なのです。 今回は、この大怪我を防ぐ為に、「どの様にしてこの怪我が起こるのか」「何をすれば防

            スポーツにおけるスクワットとデッドリフト動作の使い分け【ストレングス】Vol.22

            ストレングストレーニングの中には "BIG3" と呼ばれるトレーニングがあります。 以前ご紹介した「スクワット」もそのひとつですが、残りは「デッドリフト」と「ベンチプレス」です。 デッドリフトは、体の背面全体を鍛えるトレーニングで、床からウェイトをら持ち上げるアレです。 #アレ #説明の怠慢 デッドリフトとスクワットと大きく違うところは「上半身と下半身の連動性を求められる事」です。 このデッドリフト動作は、スポーツ動作のバリエーション習得の為には、非常に重要な動作とな

            ジャンプ動作と重心移動を伴う動作トレーニング【ストレングス】Vol.21

            スポーツの為の体作りのゴールのひとつは「無意識下での機能的動作の習得」です。何をもって機能的なのかは、ここでは割愛しますが、どの筋肉を使い、どの様に動くことが、体の構造上理想的なのか?この基本を身に付ける事が必要になります。 一般的に動作の強度が上がる事で、徐々に余裕がなくなり、自分の元々持っている "動作のクセ" が現れ始めます。 しかし、トレーニングでは「キツく感じた時に、如何に動作の質を保つか」が、非常に重要になり、これをクリアする事で、質の高い動作が無識下に徐々に落

            水平面の回転動作を覚え3D動作を仕上げる【ファンクショナルムーブメント】Vol.20

            トレーニング動作と比較して、スポーツの動作は複雑に見えませんか? もちろん、道具を使ったり・外力が掛かったり・相手とコンタクトをする事で、そのスポーツでしか起こり得ない動作をする事があります。 しかし、そんな複雑な動作も、分解していくと『この要素とあの要素が必要だよね!』と、身体的な基本動作の組み合わせによって、概ね説明がつきます。 このマガジンでは、よりシンプルに、基本とキから、徹底的に身体的パフォーマンスを上げる為の取り組みを行っていただいていますが、今回は『この要

            しなやかで強い動きを作る「体軸理論」の理解 Vol.19

            よく「センスがある」と言われるアスリートの動きを見ていると、"共通するポイント" があります。 それは「しなやかで強い動作」をしていところです。 例えば、メージャーリーガーの大谷選手の様に、力みが無い動作にも関わらず、"バネのある強い力" を発揮しているイメージです。 一方で、スポーツを始めたばかりの人に多いのが、頑張っているのに関わらず、力みが強く、効率的ではない動作です。 一体なぜ、この様な動作の差が生まれてしまうのか? これを "科学的に" 解き明かす事で、どの

            上半身を安定させる背筋の使い方【ファンクショナルムーブメント】Vol.18

            前回の記事では『下半身を機能的に使うには、胸椎の可動域が狭いと致命的!!』というお話をしました。 そもそも「胸椎の可動域の狭さ」は、生活習慣による "猫背" や "ストレートネック" が原因で起こるのですが、トップアスリートや、人の前に立つ人に、猫背の人がいない様に、"現代病的" に起こるこの姿勢の不良は「人間に必要な様々な機能」を低下させている様に思えます。 実際に、コーチングしている選手を見ていても、猫背を患っている選手は、強度が上がった時に必ず体軸が潰され、素早く力

            脚の機能がUPする上半身の重要性【ファンクショナルムーブメント】Vol.17

            脚の機能がUPする上半身の重要性【ファンクショナルムーブメント】Vol.17 仕事柄、街ゆく人の姿勢や動作を、いつも観察をしているのですが、9割以上の人は「猫背」「ストレートネック」と呼ばれる "姿勢の現代病" を患っている事に気がつきます。 この2つセットで現れる兄弟の様な物ですが「デスクワーク、勉強、スマホ、ゲーム」に追われる現代人には、余程意識していない限り、この姿勢の不良に陥ってしまいます。 人間の本来の姿勢ではない、猫背やストレートネックは、姿勢を崩すだけではな

            スクワットの左右差を一発で改善する方法【ストレングス】Vol.16

            『スクワットをすると左右差が出てしまう…』 という声を度々聞く事があります。 これに対してトレーナーが『膝が入らない様に、もっと中殿筋を使って!』と指導をしているのを見聞きすると『ちょい!ちょい!ちょーーい!』と、ツッコミを入れたくなりますが、ギリギリのところで理性が働いて堪えています。 #文章でもわかるツッコミが下手さ もちろん丸っ切り間違っているわけでありませんが、カレー作りで肉と野菜を炒める前に、カレー粉を入れてしまう様なモノで、順序が致命的に間違っているのです。

            身体能力を向上させるサプリメント摂取【コンディショニング】Vol.15

            体作りの三要素といえば「運動・栄養・睡眠」です。 運動を習慣的に行っていない人はいても "栄養の摂取" と "睡眠" は、多くの人が毎日欠かさずしていると思います。 この "当たり前" となっている、栄養について考えてみたいと思います。 物心ついた頃には、食事を与えられ、日本に住んでいれば、あらゆる美味しい物が、安く手軽に購入できる環境が当たり前にあります。 更には、世の中の食品広告や、お店の商品棚、食べ物の味付けは、巧妙に食欲を感じさせ、また食べたくなる様に設計されてい

            スポーツに繋がるスクワット動作の理解【ストレングス】Vol.14

            時々『スクワットはやるべきか?やらないべきか?』こんな議論が、スキーヤーの間で飛び交う事があります。 これに対しての僕の答えは『やるべき!やらないべきとか言ってるヤツ草』です。 #性格がオワッテル 反スクワット派の言い分を聞いてみると 例えば、この様な意見が散見されます。 ひとつずつに反論はしませんが、このマガジンを購読してくださっている方には「無論、シンプルに知識不足」と言うことを、理解していただけるかと思います。 簡単に言うと、確かにどの意見も『その可能性はあり

            瞬発動作に必須!導入トレーニング【ストレングス】Vol.13

            これまで12回の記事で、体作りのベースとなる、パフォーマンスピラミッドの3段目4段目の体作りを、みっちりとお届けしてきました。 もちろん、僕が一方的にお届けしているマガジンなので『こんなクセがある人は、このエクササイズがおすすめ!』の様なパーソナライズした内容をお届けするまでには至りませんが、体作りの根幹となる部分をお伝えしてきました。 しかし!ここまで完璧に仕上げたとて、まだまだスキーの様なスポーツに繋がる体には至っていません。 その最たる理由は『スポーツの強度の方が圧