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スクワットの左右差を一発で改善する方法【ストレングス】Vol.16

今回は、パフォーマンスピラミッド2段目「ストレングス」の、「スクワット」の動作エラー改善と「シングルレッグスクワット」についてお話しします。

『スクワットをすると左右差が出てしまう…』
という声を度々聞く事があります。

これに対してトレーナーが『膝が入らない様に、もっと中殿筋を使って!』と指導をしているのを見聞きすると『ちょい!ちょい!ちょーーい!』と、ツッコミを入れたくなりますが、ギリギリのところで理性が働いて堪えています。
#文章でもわかるツッコミが下手さ

もちろん丸っ切り間違っているわけでありませんが、カレー作りで肉と野菜を炒める前に、カレー粉を入れてしまう様なモノで、順序が致命的に間違っているのです。

このマガジンでご紹介している様に、ここまで丁寧に体作りを行っていれば、スクワットトレーニングの中での「体の左右差」は、限りなく減らす事ができます。
しかし、それでも左右バランスが崩れている場合は、そのままトレーニングし続けてはクセを助長する為、早急に改善する必要があります。

今回は、スクワットの左右差の改善方法と「シングルレッグスクワット」についてお話しします。

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スクワットの左右差改善

▶︎ スクワットで生じる左右差

前回ご紹介したスクワットを行うと、上図の様に片側に骨盤が寄ってしまうクセが出る事が多々あります。
(普段は左右差がなくても、強度が高くなると左右差が出る場合もあります)

これに対して、これまでの流れ通り原因を考えると次の2つの原因があります。

□ 硬い筋肉がある(引っ張ってる)
□ 弱い筋肉がある(耐えられない)

この2つのアプローチでは、以前Joint by joint theoryの記事でもお話ししましたが、まず最初に "硬い筋肉" を緩めてモビリティを向上させる必要があります

実は、スクワットで左右差が出てしまう大きな原因には、次の筋肉の硬さが影響しています。


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