ままならないから、忘れてしまうから

ままならないから、忘れてしまうから

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ほん(じゅういちがつまで)

もう気がつけば、11月が終わる。師が走るくらい忙しいと聞く、12月がもう目の前だ。 密かに、毎月書くことを目標にしていたのに、あれよあれよと今年も終わってしまう………

空
2年前
4

ほん(ごがつ)

5月に読んだもののエントリーを書いてないな~なんてのんびりしてたら、もう8月になってしまいました(笑)手帳見返しながら、ライブに行ったり、舞台を観に行ってたりした…

空
2年前

ほん(しがつ)

4月は、慌ただしかった。なんだか疲れた。うちの部署にも新しい人が入ってきて、新しい人はもちろん新たな環境なんだけど、それって受け入れる側もそうなんだなーと実感し…

空
3年前
2

ほん(さんがつ に)

ひらがなってアホっぽいけどまるみがかわいくて好き。 前回(うえのやつ)、とある1冊について書きすぎてしまったので、3月に読んだ残りの本について書いていく。 『モン…

空
3年前
1

ほん(さんがつ)

桜が散ってしまった。生まれ育ったところは、3月はまだまだ冬っていう感じだったのでとても不思議だ。東京に来てから、桜が咲くと春って感じがする。今年はなかなか春を感…

空
3年前
2

ほん(にがつ)

2月が終わった。年が明けてからあっという間だった。既にあっという間。1年なんてあっという間。頭で考えていることのアレコレは、頭にそのままになっている。このままでは…

空
3年前
10

ことし

年が明けた。明日からは2月。はやい。今年は少しでもやりたいことに挑戦できるだろうか、少しでもありたい私に近づけるだろうか。エネルギーはいるけど、言い訳をしてしま…

空
3年前
2

家族と普通と

「家族」と「普通」という言葉には、どちらも「常識」と似たようなものが含まれていると思う。これはこう、みたいな。当たり前、みたいな。私はこのふたつの言葉が息苦しい…

空
3年前
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私にとっての本屋と誰かにとっての服屋がおなじだという話

ある本を買う、という目的を待って本屋に行くものの、それ以外の本が並ぶ棚も一応チェックする。「こんな本があるんだー」とか「これはおもしろそう」とか思って、予定にな…

空
3年前
1

いいこと以外は言いにくい

東京に出てきて、以前より映画館に行く機会は増えたものの、それでも年に数えるほど。そんな私がここ数日で3回も映画館に行った。多い。 観たのは、「ヴァイオレット・エ…

空
3年前
2

6月後半に読んだ本

7月になった。梅雨が明けない。昔「D.Gray-man」を読んで、アニタさんが師匠は雨が好きだと言っているシーンを読んだとき、雨が好きになれたらいいな、と思った。けど雨の…

空
3年前
6

6月上旬に読んだ本

「タイタン」野崎まど、講談社 装丁とあらすじ、「今日も働く、人類へ」という青色箔押しのキャッチコピーが気に入り購入。お仕事小説になるんだろうな。他のとはだいぶ毛…

空
4年前
8

スキップ・ビート!を読んで考えたこと

最近「スキップ・ビート!」(白泉社、中村佳樹)を毎日読んでいる。 きっかけは、同じ作者の「東京クレイジーパラダイス」を読んだこと。ちょっと前、白泉社のマンガアプ…

空
4年前
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ほん(じゅういちがつまで)

ほん(じゅういちがつまで)

もう気がつけば、11月が終わる。師が走るくらい忙しいと聞く、12月がもう目の前だ。
密かに、毎月書くことを目標にしていたのに、あれよあれよと今年も終わってしまう……。
毎年、「何もしてないな」と思っていた気がする。まあ今年だって大したことしてないけど(笑) でも「何かしよう」に意識的だった年ではある。noteがんばろうと思ったり(結果はあんまりだったけど)、資格を取るために学校に通いはじめたり、、

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ほん(ごがつ)

ほん(ごがつ)

5月に読んだもののエントリーを書いてないな~なんてのんびりしてたら、もう8月になってしまいました(笑)手帳見返しながら、ライブに行ったり、舞台を観に行ってたりしたらしい。もうすっかり過去になっちゃったな~。忘れちゃったことも多そうだけど、感想メモ片手に思い出しながら書くぞ!

「パレス・メイジ」久世番子、白泉社無料だったので読んだシリーズ。普通に面白かった!こんだけふつーに面白くても埋もれてしまう

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ほん(しがつ)

ほん(しがつ)

4月は、慌ただしかった。なんだか疲れた。うちの部署にも新しい人が入ってきて、新しい人はもちろん新たな環境なんだけど、それって受け入れる側もそうなんだなーと実感した。受け入れる側になったこと、あんまなかったんだよ。そういうこともあって、余裕がなかったっぽくて、あんまり小説は読まなかった。でも、DMMのアレでマンガはたくさん買ったので、通勤途中にマンガはめちゃくちゃ読んだ!

「ダルちゃん」はるな檸檬

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ほん(さんがつ に)

ほん(さんがつ に)

ひらがなってアホっぽいけどまるみがかわいくて好き。

前回(うえのやつ)、とある1冊について書きすぎてしまったので、3月に読んだ残りの本について書いていく。

『モンスターと食卓を 2』椹野道流、角川先月(というか下書きに入れている間に、先々月になってた)1巻を読んだので、続きをば。

この小説、本編にはそんなに興味がないかもしれない(笑)単純にごはんものの話が好きっていうものはあるのだが、この小

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ほん(さんがつ)

ほん(さんがつ)

桜が散ってしまった。生まれ育ったところは、3月はまだまだ冬っていう感じだったのでとても不思議だ。東京に来てから、桜が咲くと春って感じがする。今年はなかなか春を感じられなかった気持ちもあるけど。早くお出かけできるといいよね。

『転職の魔王様』額賀澪、PHP研究所

めちゃくちゃ見たことある絵が装画になっていて、新刊コーナーに平積みされていた。しかも特色のピンクを使ってそうな色でめちゃ目立つ。圧が強

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ほん(にがつ)

ほん(にがつ)

2月が終わった。年が明けてからあっという間だった。既にあっという間。1年なんてあっという間。頭で考えていることのアレコレは、頭にそのままになっている。このままではずっと頭にそのままになってしまう。

『完全版 社会人大学人見知り学部卒業見込』若林正恭、角川リビングに寝転がり本棚を眺めた。強い精神を持っている作家さんのエッセイが並んでいて、流されない価値観を持っている主人公の小説が並んで、自分を変え

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ことし

ことし

年が明けた。明日からは2月。はやい。今年は少しでもやりたいことに挑戦できるだろうか、少しでもありたい私に近づけるだろうか。エネルギーはいるけど、言い訳をしてしまうけど、ちょっとずつ歩み寄っていけたらいいなあ。そう思う。ゆるっと明るいものでいたい。

『死と身体 コミュニケーションの磁場』内田樹、医学書院わかったりわからなかったりがおもしろかった。

ことばはいつも「語りすぎる」か「語り足りない」か

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家族と普通と

家族と普通と

「家族」と「普通」という言葉には、どちらも「常識」と似たようなものが含まれていると思う。これはこう、みたいな。当たり前、みたいな。私はこのふたつの言葉が息苦しい。

『家族、捨ててもいいですか? 一緒に生きていく人は自分で決める』(大和書房、小林エリコ)傍から見て、どうみたって不幸な家族だって、徹頭徹尾不幸だったわけじゃないよな、と思った。そこには楽しかったことも嬉しかったこともあって、それでもそ

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私にとっての本屋と誰かにとっての服屋がおなじだという話

私にとっての本屋と誰かにとっての服屋がおなじだという話

ある本を買う、という目的を待って本屋に行くものの、それ以外の本が並ぶ棚も一応チェックする。「こんな本があるんだー」とか「これはおもしろそう」とか思って、予定にない本までついつい買ってしまう。私にとって本屋は、偶然の出会いがある場所でもある。わくわくする。

後輩に以前、「本屋は疲れる」と言われたことがある。

なんとなく、わかる。いっぱいあって疲れるのだ。情報量が多すぎる。コミックアプリについても

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いいこと以外は言いにくい

いいこと以外は言いにくい

東京に出てきて、以前より映画館に行く機会は増えたものの、それでも年に数えるほど。そんな私がここ数日で3回も映画館に行った。多い。

観たのは、「ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン」、「海辺のエトランゼ」、「窮鼠はチーズの夢を見る」の3本。

ひとり暮らしで友達がいない私は、映画の感想を誰かに聞いてもらう機会がない。だから感想など、誰かに何かを話したいときはSNSで勝手に喋っていることが多い。そのほう

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6月後半に読んだ本

6月後半に読んだ本

7月になった。梅雨が明けない。昔「D.Gray-man」を読んで、アニタさんが師匠は雨が好きだと言っているシーンを読んだとき、雨が好きになれたらいいな、と思った。けど雨の日は、服やカバンが濡れるし、セットした髪もすぐへたってしまう。面倒が多くて、いまだに好きになれないでいる。早く梅雨、明けないかな。

「仮病の見抜きかた」國松淳和、金原出版株式会社どこかで「この本は芥川賞レベルだ!」って言ってて、

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6月上旬に読んだ本

6月上旬に読んだ本

「タイタン」野崎まど、講談社

装丁とあらすじ、「今日も働く、人類へ」という青色箔押しのキャッチコピーが気に入り購入。お仕事小説になるんだろうな。他のとはだいぶ毛色が違うけど。“仕事”とは何かを考えていく物語。

読んだ後に、他の人がどう思ったのか気になり、出会ったのが上のエントリー。本に関わる仕事をされている方なので、「本を読むこと」と「仕事」について書かれている箇所がある。以下、引用。

これ

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スキップ・ビート!を読んで考えたこと

スキップ・ビート!を読んで考えたこと

最近「スキップ・ビート!」(白泉社、中村佳樹)を毎日読んでいる。

きっかけは、同じ作者の「東京クレイジーパラダイス」を読んだこと。ちょっと前、白泉社のマンガアプリ「マンガPark」で全巻読むことができた。これがめちゃめちゃおもしろかった。なので、今度は違う作品、「スキップ・ビート!」(以下、スキビ)も読んでみようかな、と思った。

これがまためちゃめちゃにおもしろい。作者の柱コメントから察するに

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