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"なりたい自分"が導く自分の"生き方"

小説「君たちはどう生きるか」の漫画バージョンを改めて読んだ。


いじめという、集団に流されてしまう行動で悩んでいた主人公に、おじさんは言う。

でっかいかたまりの一部として、流されてしまうとき、どうすればよいか。
それは、自分で考えるしかない。

大人だって集団に流される。
人は流されながら生きている。
その方が楽だし、それも生きる術である。
でも、時には立ち止まって自分の頭で考えなくてはいけない。
自分の道を進むために。


きみは自分が感じたことを、言葉にできる。なかなか立派だ。」
と、おじさん。

そもそも、自分の感じたことにも気づかなかったり、目を向けずにいたりする。
自分は今目の前で起きていることにたいしてどう思うのか。
どう感じるのか。
それを言葉で見えるようにしていく。

そこが主発点であるのか。



さらにこぺる君は考える。

頭のなかだけに閉じ込めているものには意味がない。

自分が正しいと思ったことは、ごまかしたりせず、行動にうつす。


おじさんのは、コペル君が立派な大人になるために語る。

冷たい水の味がどんなものかということは、君自信が水を飲んでみない限り、どうしたって君にわからせることはできない。

こういうことが、人生にはたくさんある。

だから、肝心なのは、いつでも自分が本当に感じたことや、真実心を動かされたことから出発して、その意味を考えて行くことだと思う。

常に正直に考えて行け、ということだ。
ごまかしたり、してはだめ。

一人前の立派な大人になるために、
教えられた通り生きていくのではなく、
世間の目より何より、君自身がまず、人間の立派さがどこにあるか、それを本当に君の魂で知ることだ。

そして、心底から、立派な人間になりたいという気持ちをおこすことだ。

いいこと、悪いことの判断を、君の胸からわき出てくる感情に貫かれていなくてはいけない。

百聞は一見にしかず。
やってみないとわからない。
失敗しないとわからない。

そして、経験したことから、心が動いた理由を考える。自分の心の動きに敏感になる。


そもそも、立派な大人とはどんな大人なのか。
自分はどんな人になりたいのか。
それを明確にもつこと。
“なりたい人“を常に考えること。


思ったことを行動にできなかったときの後悔を忘れられない。と話すお母さん。

でも、今はそんな自分にお礼がいいたい。
自分の中にすこしでもきれいな心がわいてきたら、
今度こそそれを生かさなきゃって背中を押してくれることがあるから。
もっともっと大きなことで、やるべきことを
できずに後悔することがあるかもしれない。
そのときは苦しくてもその経験を忘れてはいけないの。
これからの長い道のりのなかできっと何度も、背中を押してくれるから。



成功体験だけじゃなくて、失敗や後悔の経験が背中を押してくれることもあるのか。


私は、どんな人間になりたいのか。
それが、自分が"どう生きるか"ということに繋がるのか、と思った。
いまの自分はなりたい自分に近づけているのか。
常に問い続けたい。



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