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半分を意識して。とりあえず半分!残りの半分!

津村紀久子さんの「とにかくうちに帰ります」のなかで、こんなことを考える場面がある。


今日のこの瞬間まで、なんでも半分を基準に生きてきた。

牛井は半分までごはんを食べたら、牛肉やたまねぎを丼のごはんがあったところに落として進渉状況を把握しやすくし、徐々に肉とごはんにおける肉の比率を上げていく。
あの服屋のシャツワンピースの値段は、あの服屋の半額だからちょっと色が悪くてもこの服屋で。
ミルリトンはケーキの半分の値段でミルリトンの方が大きいので、単純な味でも断然ミルリトン。
消化しなければいけない書類はあらかじめ全ページ数を把握して、半分まできたらお菓子を食べる。
勤務時間の半分の時刻は十三時三十分、昼休みを除くと十四時、午後の半分は十五時三十分。そうやって時間を区切って、あと半分だと自分に言い聞かせてやり過ごす。


今まで"半分"を意識して過ごして来なかったけど、面白いなと思った。


特に、勤務時間の半分。
意識したら、「とりあえず半分頑張るか」という気持ちになれるかもしれない。

おいしいものも、「残り半分。しっかり味わおう」という気持ちになれるかもしれない。


嫌なことは、"とりあえず半分!"
嬉しいことは、"残りの半分も大切に"
と、ひとつの区切りとして使ってみようかな。


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