喜びと絶望は背中あわせにくっついちゃう

映画「ゾッキ」で印象に残った言葉たち。

小さいこと目つぶれば、特になにもないよ。順調ってことだ。

そうなのだ。
人生、すごく辛いことが沢山あるわけではない。
小さいモヤモヤがあちこちにある。
でも、そういうことを目をつぶれば、
自分は幸せという分類に入るのかもしれないと思ったりする。
じゃあ、小さいことくらい、目をつぶって幸せということにしちゃおうよって背中を押された気がした。

喜びと絶望
その繰り返し。
笑って泣いて
顔を上げては、うつむいて。
生きてると
その繰り返す感覚がだんだん狭くなって、
しまいに　くっついて。
その時
俺はいったいどうなってしまうのか。

笑ってたと思った次の瞬間には、嫌なことが起きて涙がでたりする。
でも、いつまでも涙が止まらないことはなく、また笑えてたりする。
だから、幸せとか不幸せとかなくってさ、
ふたつが、くっついちゃってるだけなのかもしれない。
同時に起こったりするのかもしれない。

だから、繰り返しのように見える日々のなかで、
嫌なことだらけってことはないから。
ちゃんと、いいことも起きてるから。
それを見逃さないように、
心にとめて過ごしたい。

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