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ビッチシリーズ

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#セフレ

グッバイ・ビッチ

グッバイ・ビッチ

起業家という道を経て、今は二作目の出版を目指している橋本なずなです。

やるせない心を抱えていた。
母の四十九日、法事を終えた私は電車に揺られていた。

いつもよりも少し濃いメイクで、身体のラインが浮き出るニットを選んで、ジルスチュアートの香水を纏っていた。

目的はお酒でも、食事でもない。後腐れのない身体の関係。
誰でも良かった。私の過去や現状を知らず、余計な情けをかけられない相手ならば誰でも。

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男性が女性の“性”を消費するという無意識的バイアス

男性が女性の“性”を消費するという無意識的バイアス

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代表の橋本なずなです。

一ヶ月ほど前の話、ずっと気になっていた男性と食事に出掛けた。

それまで彼には “優しい” という言葉が似合う、柔らかい雰囲気を持つ人だと思っていた。
だけど食事をして思ったことは “この色男はなんだ?” という感じ。
もちろん優しいことに変わりはないが、なんというか色気がある。モテそうって思った

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私が童貞クンを好きな理由

私が童貞クンを好きな理由

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代表の橋本なずなです。

『性癖って、幼少期に決まるらしいですよ』

へぇ、興味深いですね!と相槌を打ちながら、ほんまかいなって半信半疑な自分もいた。
性に真摯な彼女の話は面白い。

今、時間もお金も体力も気力も、ありとあらゆるコストを掛けて取り組んでいることがある。
まだ公にはできないけれど、私にとっては 大きな作品 に

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