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医療現場あるある

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医療現場で働く看護師が体験した実体験! あるある〜!、
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#日常

医療現場あるある〜年寄り笑うないく道じゃ〜

医療現場あるある〜年寄り笑うないく道じゃ〜

認知症の有病率は年齢とともに高まります。
現在65歳以上の約16%が認知症です。

80歳代の後半であれば男性の35%、女性の44%!
95歳を過ぎると男性の51%、女性の84%が認知症だそうです!

わが国は長寿国となり、認知症と共に生きる高齢者の人口は今後も増加します。

2025年には高齢者の5人に1人、国民の17人に1人が認知症になるものと予測されています。

認知症とは、以前のことを覚え

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医療現場あるある〜看護師の謎の行動〜

医療現場あるある〜看護師の謎の行動〜

入院すると、ナースコールですぐに来たのに、去られることがあるかもしれません。
来て去るのは、確認して優先順位をつけるためです。

もしあなたが胸が苦しいと言われれば最優先になりますが、お茶と言われれば(お茶の人すみません)他のこと(安全や命)を優先して、姿を暗ますことがあるかもしれません。

そして重なりに重なると、忘れることも…。

あなたも入院して、同じことが起こったら、たぶん裏側はこんな感じ

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医療現場あるある〜チーム スパイナース、任務遂行で重要な要素はこれよ〜

医療現場あるある〜チーム スパイナース、任務遂行で重要な要素はこれよ〜

看護師はチームで働きます。
患者さんの状態観察やケア、検査、治療の介助等、安全かつスムーズに行うため、リーダーが必要時指示を出します。

安全を守るためにはどのようなリスクがあるのか予測することが重要です。

それにかかせないのが、アセスメント。

任務成功は、このアセスメント抜きではありえません。

そして、患者さんの安全を確保するには、このアセスメント能力がものをいいます。

みなさんも日頃か

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医療現場あるある〜共鳴〜

医療現場あるある〜共鳴〜

入院すると、環境への適応能力が低い方(特に高齢者の方)は、自分がどこにいるか分からなかったり、状況が分からず自宅に帰りたいと帰宅願望を抱く方がおられます。

また、難聴の方は自分の声の大きさが調整できないため、とてつもない大声で話させることがあります。

そんな方が集まった部屋は、患者さん同士が共鳴し無秩序なことになることも。
こうなると、もう手がつけられません。

あなたも入院して大部屋になった

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医療現場あるある〜ワシはモルモットじゃない〜

医療現場あるある〜ワシはモルモットじゃない〜

大学病院は、診療に加え、教育や研修、研究といった特徴を持った病院です。

そのため、良くも悪くも検査治療が多くなります。
そして、多くの学生さんや研修生の方がいるので、実験台と感じる患者さんもおられます。

そのようなことを心に秘める方もおられますが、このようにストレートに表現される方もおられます。

医療者の当たり前が、患者さんの当たり前ではない。

患者さんから考えるきっかけをもらう事が多いで

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