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「ヘッドスライディング」
「ヘッドスライディング」
ボロボロのグローブに
どろどろのボール
強くバット握ったら
さぁプレイボールだ
期待なんてない
歓声なんかない
ギリギリのコースに
とびこんだボール
予想以上に早くてさ
打てるわけなかった
泣いてなんかない
もうこんなに月は昇ってた
ホームランなんて打てなかった
強がって笑って後片付け
ヒットなんて打てなかった
今もそう弱虫なんだ
ボロボロのグローブに
飛び込
「ホープライト」 "僕が苦手な言葉たち"
僕はこの曲に出てくる言葉たちが苦手だ。
「夢を叶えよう」「信じよう」
「希望」「友情」「愛」
そんな言葉を簡単に使う歌も聞いてられなかった。
この曲を作ったのは確か20歳頃だったと思う。
あえて苦手な言葉たちを使って曲を作ってみようと思った。
それは僕自身の挑戦なのか、世間に溢れてる歌たちへの不満なのか分からないけれど、自分なりに答えを出したかったのだと思う。
今日はそんな歌の話。
ホープラ
「君の耳が遠くなる前に」
抱きしめた腕の中
もう帰らなくちゃ
何度も呟いてる
時計が今日を土台に明日をつくる
そんなことに振り回されながら
病弱な君に心配されて
僕は何をやってんだろう
156cmの小さな人
2年半の大きな存在
ゆっくり唇を重ねながら
僕らまた大人になろう
冬の寒い日に手をつないでも
汗っかきだから君を困らせる
だけどそんな他愛のないことが
僕らの笑顔の種となる
求め合うだけ傷つけて
それでも愛し
「ファミリーパズル」 "家族の話"
春は出会いと別れの季節とはよく言われる話。
友人もそう、会社の仲間もそう、恋人もそうかもしれない。
遡ること10数年前の話だ。
僕の家族は父と母、姉の4人家族。生まれた時から団地暮らしで自分の部屋と言っても襖で仕切られるくらいの部屋で、姉が受験勉強してる傍らで弟の僕がアコースティックギターを弾いては歌っても姉は文句ひとつ言わなかった。
ご飯は家族揃って食べる。そんなルールがあったように思う
「スペック」 "34歳から見た30歳の記憶"
つい先日34歳になった。
30歳になる年に「みき三十路式」というイベントを開催した。もうあれから4年になると思えば、時の流れというものは恐ろしい。
そのイベントのために僕は「スペック」という曲を書き下ろした。
今回は「スペック」という曲のお話。https://youtu.be/Z92YnHCmTMM
変わりゆく街並みと変わっていく周りの人たち、そんな環境に向けての歌だ。そんな中で生きていく