リリース前夜
正確には前夜ではない。ごめんなさい。2022年の1月10日にリリース(デジタル配信のみ)する。この先どうなるかは分からないけれど。
これまで僕なりにたくさん音楽を作ってきたと思うのだけれど、何かどこか満たされてなくて、それが何なのか分からなかった。音楽を作ってはどこかしらのSNSに投げっぱなしで聞かれようが聞かれよまいが、どうせ無料でアップしてるものだし、誰もが聞けるようなところでもないしって気持ちがどこかしらにあったように思う。それが「背負いきれてない」ってことになって、それが僕の中では歯痒くて、友人と会った時にも自信を持つことができなかったのかもしれない。
それが今回どうだ。誰もが聞くことができるところにアップされる。デジタルとは言え、名だたるアーティストと同じ棚に並べられるのだ。当然比べられていろんな声が届くだろうし、僕自身も絶望はすると思う。まだまだこんなに背中は遠いのかと。でもそれでいい。自分の作品を背負うとはそういうことなのだと今は思う。
リリースっては難しいものだと思ってた。やってみるとそうでもなかったのだ。ビビって行動に移せなかっただけ。面倒になって逃げてただけ。
どう思われるかな?
そんなことでいっぱいな胸の内だけれど、
結局そんなことの繰り返しなんだろう。
迷ったら怖くて仕方ない方を選んでいこう。
ひりつく方に答えがある気がする。
2022.1.6 自宅にて。
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