見出し画像

東京都町田市などが、ごみを燃やす時に発生するCO2を活かして、いちご栽培!

こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さんは、フルーツを食べることは好きですか?

私も好きなのですが、2024年は何となく「買わなくていいかな」と思って、シャインマスカットや桃を食べることがないまま、シーズンを終えてしまいました。

母がシャインマスカットや桃が大好きで、買って来ると「美味しいね」って喜んで毎年食べますが、私が今年買ってこなかったことや、それに対し、「食べたかったな」とも言われなかったので、何となく母に「悪いことをしたな」と思っています。

この記事の本題はフルーツでもいちごが主役ですが、今CO2を利用して、いちごを栽培しようとする企業があります。

2024年5月21日、東京都町田市にある廃棄物処理施設「市バイオエネルギーセンター」で、ごみを焼却する時に発生するCO2を利用して、いちごを栽培する実証実験が実施されています。

このいちごの商品化を視野に栽培に励む企業、町田市、農業法人の3者が共同参画している実証実験です。

今回はCO2を利用して作るいちごとは?と、掘り下げたいと思います。

CO2を利用して作るいちご。通常のものと何が違う?

実証実験は、東京都町田市と、千葉県千葉市にあるイオングループの農業法人イオンアグリ創造、兵庫県尼崎市にある環境プラントメーカー「タクマ」が連携して2023年11月にスタートしました。2026年まで事業を継続する予定だといいます。

「市バイオエネルギーセンター」内には、ごみを焼却する時に発生する燃焼ガスから、不要な物質を作業者や農作物に影響がないレベルまで除去する設備を設置しました。

除去した後のCO2をエアパイプなどで温室へ送り込んでいます。パイプには微細な穴があって、いちごの苗の近くに置くことでCO2濃度を高め、光合成を促して生育の向上を掲げています。

参考:ごみ焼却のCO2でイチゴ栽培を! 「商品化を視野に」町田で実証実験 企業、農業法人、市の3者 東京新聞(2024年)

2023年11月にいちごの栽培をスタートさせてからおよそ半年が経過しましたが、生育状況は良好だといいます。これまでの温室で栽培したいちごと比較して、1粒あたりの平均の重さはおよそ15%大きくなりました。実証実験の期間を通じて、いちごの安全性評価や栽培状況などを積み重ねていきます。

イオンアグリ創造の社長の男性Aさんは、「この活動がモデルケースの1つになれば」と、ごみ処理施設から排出されるCO2を農業に有効利用する意義を強調しました。

「タクマ」の執行役員の男性Bさんは、「安全性や経済性を評価した上で実用化していきたいです」といちごの商品化への意欲をにじませました。

どうしてだろう?

最後の感想ではいちごの話をします。私の母はいちごも好きです。小さい頃はまだいちごは存在しなかったそうですが、ある程度大きくなってからいちごを初めて食べた時、「こんな美味しいものが存在するのか!」と驚き、そこからいちごが大好きだと言います。

いちごは主に冬から春に食べますが、最近はそうして食べていないのですが、思うんですよ。「なんて、練乳と相性が良いんだ」と。

いちごも2024年は、通勤する場所の西鉄久留米駅の近くにある、りんご飴屋さんで販売していた、いちご飴の1粒を食べた位しか食べませんでした。

今いちごは練乳の入ったかき氷風のいちご味で棒タイプのアイスで食べていますが、そこでも、「いちごと練乳、相性が本当にいいね」と思いましたね。

この記事の本題のCO2ですが、2023年にこのnoteで、バイオガスという記事を取り上げました。それと同じ様な感じなのでしょう。

CO2は地球温暖化に繋がる、良くないもの。それがいちごとかフルーツを美味しくするなら、この上なく、CO2が良い方で働きますね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?