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2019年7月の記事一覧
たゆたう(#ラブリーミュージック/ラブリーサマーちゃん)
今年は、一度も花火大会に行かなかった。
まだ、7月だけど。
昨夜、ふらっと外に出た。
特に、当てがあるわけじゃなかった。
強いていえば、歩きたくなったから。
猛暑になってから、あまり外に出なくなった。
ほんの5分、10分歩くだけで、体力が奪われていくからだ。
用があるときは車を使うけど、
なるたけ車を使いたくない僕は、
うちでじっとしていることが多い。
それは、じっとしていられない僕にとっ
偲ぶ――追悼、椎名もた(アストロノーツ/椎名もた)
部室棟って、いうのかな。
僕が通っていた大学では、ボックス棟と呼ばれていたけど。
とにかく、文化系のサークルの部室が密集している棟が、それだった。
僕が所属していたサークルの部室は、最上階にあった。
最上階にも他の部室は2、3室あったけど、
他の階と違うのは、ボイラー室があることだった。
そこは、立ち入り禁止の開かずの間。
けれど、そんな開かずの間は、
1つのサークルに1つは割り当てられている
こじれる(谷崎潤一郎犯罪小説集/谷崎潤一郎)
悪いことがしたいな。
辻斬りのように男遊びをしたいな、というのは川村優奈の弁だけれど、
僕は、男遊びにも女遊びにも興味は無いけれど、
悪いことなら、してみたいな。辻斬りのように。
悪いことは、いけないこと。
指をきらきらと染めるのは良いことだけど、
手をどろどろに染めるのは悪いことらしい。
「手を染める」といえば、やはり犯罪だろう。
手っていうのは染めれば染めるほど、後ろ指を指されるものだ。
見えない(死んでしまう系のぼくらに/最果タヒ)
「どこにも行かないでね」
そういったのは、
僕だったっけ。
パートナーだったっけ。
どっちでもいいか。
どっちも、同じことを考えているから。
もしも、
パートナーがいなくなったら。
別れるとか離れるとか、そんなんじゃなくて、
「もう二度と」が頭に付く、そんな感じの。
あんなに好き好きといってくれるのに、
(僕も、同じくらいいっているのに)
それを酸素のように吸っている僕は、
いったいどう