【社員紹介vol.1】#私がaipassを選んだ理由〜「必死」よりも「夢中」になれるキャリア選択をするということ 〜|セールス 飯田真璃絵
はじめまして!aipass株式会社(以下 アイパス)に5月に入社しました、飯田 真璃絵(新卒一年目からのあだ名は『いいだま』笑)と申します。
入社から約1ヶ月が経とうとしている今、有難いことに私がアイパスに入社を決意した背景をnoteに公開させていただけることになり、僭越ながら‥‥
‥‥いや!!でも、正直に!お話ししたいと思います。
会社から頼まれなくても、勝手に公開しようと思っていたくらい、前のめりにこの記事をしたためております!!!笑
そう、そのくらい私はこのアイパスという会社、そして「旅行体験DX」という領域に魅力を感じているんです。
ぜひ、その経緯や理由をみなさんにお伝えしたい!
少し長くなりますが、お付き合いくださいね^^
そもそも、アイパスって何をしている会社?
簡単に言うと、旅行に携わるすべての人々(旅行者と従業員)の体験をより良いものにするためにDXを推進しているSaaSスタートアップです。
宿泊事業者向けには業務効率、従業員体験をよくするためのEX(Employee Experience)を、旅行者向けにはスムーズにチェックイン〜チェックアウトをおこなったり、スマホで簡単に旅行体験を設計できるUX(User Experience)の双方を向上させる『aipass』というクラウドサービスを展開しています。
「飯田 真璃絵」のプロフィール
みなさんお気づきかと思いますが、相当変わった経歴です。笑
様々な業界、職種、大手企業とスタートアップの両方を経験した私が、満を辞して今、『人生をかけて取り組みたい』と思っているのが、「旅行体験DX」なのです。
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中学2年生から変わらない『ホテルマンになりたい!』という想い
アイパスへの入社理由を語るには、私のファーストキャリア、ホテル業界への想いを語らないわけにはいきません。
私が最初にホテル業界への憧れを持ったのは‥‥中学2年生のとき。
私が通った中学校では『立志』という14歳になった生徒が、当時の志を作文し、提出するという行事があり、私はその作文に『ホテルマンになりたい』と書いていました。
旅先でホテルスタッフの方々が丁寧に接客してくださる姿を見て、子ども心にも憧れを持っていたこと、また当時観た『ホテル』というドラマ(俳優の高嶋政伸さん主演。ご存知の方超少ない、泣)を観て、恐ろしくミーハーな子どもだった私は、
『理不尽なお客さんからの無理難題にも答え続けるホテルマンってめちゃくちゃかっこいい!!』
と感銘を受けました。 憧れを抱いたまま大学生になった私は、就職活動のタイミングで、他業界も検討するのですが、、
やはりホテルマンへの道を諦め切れるわけでもなく、最終的にはホテル業界一本に絞って選考を進め、第一希望の会社から内定をいただくことができました。
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家族からの反対があれど、無事入社!
入社して痛切に感じたのは、この業界の『課題』だった
実は、こんなにも長い間憧れたホテル業界への就職について、家族からは反対を受けていました。私とは違う時代を生き抜いてきた両親からしてみたら、『肉体労働ばかりで、接客という何の専門性もない仕事であり、大学を卒業してまで就く仕事ではない』というイメージがあったようです。
結果として、家族の反対を押し切り、入社することになるのですが(笑)
この経験から「ホテルマンとして大成してやる!」という思いを胸に、悔しさをバネに、新卒時代を日々邁進することになります。そこで感じたのは主に以下の2つでした。
やっぱりホテルマンって素敵!想像よりも深い仕事だ
労働環境の過酷さ、人材採用の難しさ、進まないIT化など課題が多すぎる
特に後者に関しては、とても根深いと感じていました。
煩雑なシステムを使いこなすまでの研修期間も長く、お客様の個人情報を入力するのに時間と労力もかかり、チェックイン手続きに並ぶ長蛇の列が、繁忙期だと2〜3回折り返すような状況でした。
夜勤と残業が発生し、従業員が健康を害することもしばしば。
なんとかこの状況を変えねばと、漠然と感じていました。
というより、ホテルマンの存在価値をもっと高められるのでは?と思っていた、という方が当時の気持ちとして近いかも知れません。
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でも私に何ができるんだろう?『武器』を身につけないと
ただ、その時気づいたんです。
私は『何かを変えるほど、何も持っていない』と。
一つのホテルの中での接客しか経験していない私に、業界課題を解決できる力はないと感じました。何から着手すべきか、変えるために誰とどんな会話をすべきかも分からなかった。
その時、以前家族から言われた『ホテルマンなんて辞めなさい』という言葉を思い出しました。とても、とても悔しかったのを覚えています。
そこで、思い立ちます。『武器を身につけよう』と。
ホテルの中にいるだけでは、その会社しか変えられないし、とてつもなく時間がかかる‥‥
そうだ!思い切って転職して、外から業界を変えられる存在になろう!
何をしたら良いかなんて全くわかりませんでしたが、とにかくビジネスリテラシーを身につけなければと思い、営業職を希望し転職しました。
なぜ不動産業、人材紹介業を希望したかというと『ヒトのライフイベントや重要な決断』に介在できることに魅力を感じたからです。
不動産業では初めての営業で、その面白さを体感でき、人材紹介業では新規事業の立ち上げの局面に立ち会うこともできました。
この頃の私は毎日『必死』でした。
ホテル接客出身であることから、新卒から営業経験の方々の中で『舐められたくない』という思いが強かったように思います。
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やっと気づく、大企業は『頑張っても、自らキャリアを選べない』
ここまで、大手企業を3社経験してきた私が、次のキャリアの選択を『スタートアップに絞る』こととなる出来事が、人材紹介会社で起きました。
その出来事は大きく2つです。
詳しく触れていきますね。まず(1)について。
大手企業の新規事業を成功に導くには当然、競合優位性を高めていかなければならないのですが、予算、人材などを十分に集められる訳ではなく、会社からのバックアップ体制も十分でないままに、軌道に乗らずに解体するケースが多くあります。
残念ながら、かくいう私のチームも、同じルートを辿っていました。
次に(2)について。
法人営業経験を8ヶ月くらい過ぎた頃、私に異動が言い渡されました。
その異動先のチームのミッションについては大人の事情で(笑)詳細は書けませんが、新チームの職務内容を聞いて自身の自己成長につながるとはどうしても思えず、『成長の時間軸を早めることができる会社に転職しよう!』と決めたのでした。
そして、その時やっと気づいたのです。
今まで私は、圧倒的な成果を出せば、選択肢は自分で獲得できると思ってがむしゃらにやってきました。でも圧倒的成果を出した先輩の中で、自分の描く理想のキャリアを獲得してきた人はどれくらいいたでしょう‥‥おそらく一握りもいなかったと思います。
この時行き着いた私の答えは、
『大企業は選択肢が多い。でも自分じゃ選べない』
私が『スタートアップへの転職』という選択肢を持ったのは、この時初めて。33歳の時でした。
それまではずっと、
『フォローアップがしっかりしている大手企業でないと活躍できない』
『経営が不安定な会社なんてもってのほか』
『年功序列形態の大手企業が安心』
・・・そう思っていました。
でも‥‥そもそも『安心』て何でしょう?
会社経営が安定していたとしても自分の人生を歩めないのなら、私にとってそれは全く安心ではなかったのです。
ー自分で選択できるキャリアを選びたい
事業に共感ができて、より裁量権を持つことができ、より本質的な仕事に向き合える。かつ、しがらみが少なく、最終決裁者(代表)に近い場所で仕事ができる環境‥‥そう模索する日々を過ごしていました。
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目の前の仕事が何に繋がっているか、意識することの大切さ
そんな中出会ったのが、前職でした。
前職は、「日本経済の底上げをすべく成長産業支援を行う」というスタンスで、採用をメインとしてスタートアップ支援を行う会社でした。
入社当時は全体で90名くらいの規模でしたが、それでもまだまだ基盤が整っていないフェーズで、毎日のように経営層と会話ができ、日本に変革をもたらそうとするスタートアップの起業家や経営層に触れ、とても刺激的でした。
一緒に働くメンバーの視座が高く、なぜここにいるのか、何のためにこの仕事をするのか、この事業が社会をどう変えていくのかを理解していき、私の成長スピードは圧倒的に上がりました!
・・・すごい!!
環境を変えるだけで視野が広がり、視座が上がる。
自分の成長をこんなにも早く感じたのは、この会社が初めてでした。
スタートアップは大手企業と比較すると、ブランド力や認知度もなければ、売上や経営状態も決して安定しているとはいえません。むしろ、これから安定化させるフェーズです。
でもそこで働く社員一人一人が、その事業に熱い想いを持ち、目の前の仕事が何に繋がり、どう社会のためになるのかを考えている。
その思想を事業や営業活動に落とし込んでいくと、結果として現れ、世の中が自分達を認めてくれ始める。
この手触り感は、スタートアップでしか感じられないのではないでしょうか。
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30代後半に突入‥!『必死』よりも『夢中』になれる仕事を
スタートアップの魅力を知った私は、毎日自分のwillと向き合うことも並行しておこなっていました。
会社がOKRをベースに、社内に転がるボールの何を誰に渡したら良いかを考えてくれる会社だったので、徹底的に自分と向き合い続け自分の意思がどこにあるのか探し続けました。
『一度しかない貴重な人生の時間をどこに投じるのか』を考えていました。
そこで気づいたのです。今の自分は『必死』だった。
でも『夢中』になれていたのか‥?と。
そして私は本当に夢中になれる、私の最初のキャリアでもある「ホテル業界」への課題解決をDXという形でしよう!と決意しました。
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なぜ「アイパス」なのか
転職活動では以下のような軸で、スタートアップを探し始めました。
今までの経験から、自分が夢中になれるかだけでなく、成長スピードを上げられる環境を選びたいと思っていました。
いわゆるホテルテック(SaaS)を展開するスタートアップは、実はたくさん存在します。コロナの影響で宿泊産業の売上の落ち込みは、Beforeコロナと比較すると年々半減している実態もあります。
だからこそPL改善の目的からDXを経営ミッションにしている会社が増えており、ホテルテック企業からしてみたらチャンスなのです。
でも、どうせやるなら勝ち筋(市場へのインパクトをどれだけ出せるか)をみていくべきですよね!
例えば、
等です。もちろん勝ち筋だけでなく、
なども視点に入れています。
アイパスは直近約1年間の間に、多くの受賞歴があり、投資家から評価を得られはじめています。
また、レガシー産業のDXには欠かせない、エンプラ企業様への導入も進められています。
今回私は「フィールドセールス」として入社していますが、組織が市場からの需要が多く人材不足な状況もあり、インサイドセールス、カスタマーサポート、採用人事としても携わらせていただいており、職域を広げられています。
また、COO山田直下のポジションで入社できたことも魅力です。
とはいえ入社1ヶ月。
まだまだ組織に貢献できている、という状況ではありません。
ただ、事業成長のために『やるべきこと』は社内にいくらでも転がっていて、誰もが携わるチャンスがあるということは間違いない。
今後、アイパスで自分がどう大きく成長できるのか、アイパスがどうホテル業界にイノベーションを起こせるのか、とても楽しみです。
ー アイパスと私の挑戦はまだまだこれから
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