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《感想》水は海に向かって流れる
【水は海に向かって流れる】▶︎映画
ものすごく好きなタイプの作品だった。
優しくて穏やかで、だけど深くて荒い。
色んな宣伝を見ていて広瀬すずが今までにない役だと言っていたのでどんなものかとドキドキしていたけど、全然違和感もないし広瀬すずに結構合った役だと感じた。
純粋無垢でどこにでもいそうな高校生を見事に演じきった大西利空。
映画を見たのが【真夏のシンデレラ】の後だったので、似ているようでど
《感想》ラーゲリより愛を込めて
【ラーゲリより愛を込めて】▶映画
こんなの映画館で観れないよ、というほど号泣した。
戦争をしても何も良いことはないなんて分かりきっていることだけど改めてどんな理由があれ戦争をしてはいけないと思った。
日本は敗戦国だからどうしても「やられた」側の悲しい部分ばかりが残されている。もちろんそれも事実だけど「やった」側であることも忘れてはいけないし本当は伝えていかないといけないことだと思わされた。
《感想》アイのない恋人たち
【アイのない恋人たち】▶︎連続ドラマ
1時間枠を9回という実質9時間もない短い時間の中で、それぞれの男女、男同士、女同士、各家族が余すことなく丁寧に描かれていてそのボリュームに満足感がすごい。
その上それぞれの動きがリンクしていたり、別の世界で動いていた者たちが繋がったりしていき最後はそれぞれの関係がドラマチックに綺麗に終わる。
なんて素晴らしい綺麗な作品なんだろう。
この作品は恋愛が中心ではあ
《感想》テレビ報道記者〜ニュースをつないだ女たち〜
【テレビ報道記者〜ニュースをつないだ女たち〜】▶︎特別ドラマ
最近のテレビ報道にはうんざりすることも多々あるし、もう必要ないのではないかと思うことも多々あるけれど。
それでもその世界に飛び込み全力で魂を燃やして生きている人、生きてきた人たちはいるんだと、当たり前のことではあるが考えさせられた。
曽根(仲間由紀恵)の働いていた時代はテレビが情報を知る主要なツールだった。
女性が働き続けることこそ
《感想》侵入者たちの晩餐
【侵入者たちの晩餐】▶︎特別ドラマ
さすが脚本・バカリズムだなと思わされる唯一無二の独特な世界が描かれたドラマ。
約2時間が本当に一瞬で過ぎ去った。
【ブラッシュアップライフ】の制作スタッフが担当しただけあって【ブラッシュアップライフ】に近しい世界観とテンポ感と会話劇の感じがとても刺さる。
田中亜希子(菊地凛子)、小川恵(平岩紙)、江藤香奈恵(吉田羊)の会話が素晴らしすぎて【ブラッシュアッ
《感想》春になったら
【春になったら】▶︎連続ドラマ
ここ最近で1番好きになった作品。
ドラマ史上1番涙を流した作品かもしれない。
毎話毎話どこかしら泣いてしまうような作品だったけど最終回は最初から最後まで泣きっぱなしだった。
私は春が好きだけど、生きてきた中で初めて春が来ないでほしいとこのドラマの最終回が見たくないがために思ってしまったほど影響された。
私的にものすごく好きな、心地よいテンポ感のある会話を作り出す
《感想》そして、バトンは渡された
【そして、バトンは渡された】▶︎映画
原作がとても好きで読んでいてじんわりとあたたかくなる感覚がする作品だなあという印象だった。
映画も好みな空気感だったけど、小説で読んだときとは違って悲しい涙がたくさん流れた。
それは小説よりも短い時間、短い言葉で物語が創り出され完結するからか。
もしくは小説だと自分の頭の中で自由に描く人物を俳優という生身の人間が演じてそこに人がひとり生きることで別れという
《感想》花束みたいな恋をした
【花束みたいな恋をした】▶︎映画
大好きな坂元裕二さんが描く本当にそこに存在する恋人たちの日常みたいなつくり話。
公開当時すぐに観に行きたくて
でもなぜか勿体なくて観に行けなくて
結局ノベライズ本だけを見た。
こんなにふんだんに固有名詞が出てくるのってすごすぎないかと思ったのがひとつ。
自分がこのふたりになり得たかもしれないし、なり得るかもしれないと思ったのがひとつ。
とっても大切に読んだ記憶
《感想》満天のゴール
【満天のゴール】▶︎特別ドラマ
生きることと死ぬこと
死ぬことと生きること
対極するものと捉えられ扱われるけれど本当は繋がっていて生きた延長線上に死があるだけという事実を美しく力強く描いた作品だった。
近しい人の死に直面すると、どんなに手を尽くしても時間と心を捧げても全てをやりきったと言えるくらい向き合えたとしても時間が経つごとに、もっとあれができたのではないか、寄り添えたのではないか、ああし
《感想》どうする家康
【どうする家康】▶︎大河ドラマ
【鎌倉殿の十三人】が本当に大好きで私的歴代ナンバーワン大河ドラマだったので今作になかなか気持ちが切り替えられず少し遅れて視聴開始。
嵐の松本潤って
俺様でかっこいいキャラなのに
俳優の松本潤って
どうして嵐でのイメージの逆をいく役が多いんだろうとよく思う。
今回も見始めて真っ先にそう思った。
徳川家康にしては顔が濃くてかっこよすぎるし(家康さんに失礼。)若々し
《感想》最高の教師 1年後、私は生徒に◾︎された
【最高の教師 1年後、私は生徒に◾︎された】▶︎連続ドラマ
【3年A組】ドンピシャ世代なのでドキドキしながら一気見したくて溜めに溜めたドラマ。
これまで松岡茉優の作品でそんなに強く印象に残っているものがなかったのだがこれは確実にこの先もずっと私の中で松岡茉優といえばこれという印象になる作品だろう。
松岡茉優の持つちょっと独特な雰囲気とか深くて熱くて強い女優論とか全てを含めてこういう役柄に合って
《感想》彼女たちの犯罪
【彼女たちの犯罪】▶︎連続ドラマ
物語ではありきたりそうな人物たちが抱える秘密や裏の顔などをこんなに上手に組み合わせてこんなに上手なタイミングでクライマックスまで小出しで暴き、中だるみしない作品は久しぶりに見たかも。
ずっと面白さが変わることなく見終わった。
3、4話くらいまでは分かるようで分からない世界が続きどこに繋がっているのかという感じ。
ふつうこの調子だと「意味わからん」とリタイアにな