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《感想》侵入者たちの晩餐

【侵入者たちの晩餐】

▶︎特別ドラマ


さすが脚本・バカリズムだなと思わされる唯一無二の独特な世界が描かれたドラマ。

約2時間が本当に一瞬で過ぎ去った。


【ブラッシュアップライフ】の制作スタッフが担当しただけあって【ブラッシュアップライフ】に近しい世界観とテンポ感と会話劇の感じがとても刺さる。


田中亜希子(菊地凛子)、小川恵(平岩紙)、江藤香奈恵(吉田羊)の会話が素晴らしすぎて【ブラッシュアップライフ】同様すごい俳優なのに、その辺に実在する3人の女性のようなあまりにも日常に馴染んだ空気感がすでに期待をいっぱいにさせる。でも、起こる出来事は全然日常じゃないのが期待を上回る面白さ。
選ばれた俳優陣の演技力はもちろん、この日常と非日常の混じる不思議な世界観をなんの違和感もなく演じることができて、かつちょっと個性的な雰囲気を持つ俳優陣をキャスティングしている方たちもすごいよなあと今回も思う。


同じ場面・同じ時間を様々な視点でくどいほど何度も繰り返されるのに、毎度新たな発見や繋がりがあってハッとさせられる。
しかも、巻き戻して見てみると、ちゃんと前の場面でも映っていたり見えていたりと伏線があるんだよね。

1回目の視聴では驚きの連続で、回数を重ねて見ると見えていなかったものが見えて答え合わせができる。
【ブラッシュアップライフ】に続いて、見れば見るほど色んな楽しみ方ができる中毒性のある作品。

ブラッシュアップライフロスのための作品だといえるほどブラッシュアップライフファンに刺さる作品だった。(私調べ)

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