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作った野菜で料理&保存食

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作った野菜を使った料理や、保存食の記事をまとめました。
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記事一覧

ハラペーニョ ピリ辛料理の必須アイテム

ハラペーニョ ピリ辛料理の必須アイテム

(2022年8月17日)

 昨年から、辛子を植え始めた。血行促進による新陳代謝アップ、脂肪分解、疲労回復など、多くの効果が挙げられていることや、農薬を使いたくなかったので、「辛いと害虫被害も少ないのでは」と思い付いたのがきっかけだった気がする。

 日本の赤い唐辛子、いわゆる「鷹の爪」だけでなく、激辛のトリニダードスコーピオン、キャロライナリーバー、お馴染みのハバネロ、プートジョロキア、ドーセッ

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初挑戦! 梅干しづくり

初挑戦! 梅干しづくり

(2022年8月29日)

 5年前に植えた梅。農薬や肥料もやらず、剪定だけしていたのだが、今年は思いもよらぬ豊作だった。 産直市に出してみると、これも期待以上の売れ行き。「梅って売れるんだ!」

 6月に入ると、赤紫蘇も売られている。「そうだ、梅干しを作ってみよう」と思い立ったのが6月。初挑戦することに。

年寄りの教わった知恵

 小売店をしながら、自家野菜も販売している80代の叔母から、梅干

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晴耕雨読?雨なので柚子胡椒を作ってみた

晴耕雨読?雨なので柚子胡椒を作ってみた

(2022年9月2日)

 台風の影響だろう、一日中、雨。時折雷が鳴り、停電が2回。こんな日は仕事終わりの畑作業はできないなあ。つい先日、ネットで「柚子胡椒」の作り方を目にしていた。ちょうど、柚子の木に緑色の実がなっている。摘果もしなければならないので、小雨の時を狙って青柚子を10個ほどと、青唐辛子のハラペーニョを20個ほど採ってきた。プラス塩で材料はそろった。

ハラペーニョをなめたらあかん!

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芋を掘って、芋を植える。そして芋料理

芋を掘って、芋を植える。そして芋料理

(2022年9月19日)

 収穫の秋。と、同時に秋は植え付けの季節。

 自宅前の小さな畑一面に、葉を茂らせていたサツマイモ。4月中旬、安納芋とパープルスイートロードの苗をそれぞれ10本、近所の種苗店で購入し、早植えの試験栽培。マルチシートを敷いて、地温を高めるとともに、時折寒さが訪れる春の低温に耐えられるよう、トンネルで保温して育てた。畑に本格的に植えたのは、ゴールデンウイークから6月初旬にか

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やっと秋らしく 秋の味覚を堪能

やっと秋らしく 秋の味覚を堪能

(2022年10月7日)

 一昨日まで最高気温が30度を超え、半そで生活だったのに、急にぐっと冷え込んだ。最高気温が8度も低下。秋らしい気候になったのだが、急な気温変化は体調にも影響するのだろう。妻と娘は花粉症も重なって、鼻をぐずらせている。

 今年の9月は暑かった。真夏日が月の半数以上。この暑さは野菜の生育にも影響を与えたようだ。例年通り8月下旬に秋じゃがを植え付けたという方が「暑さで種イモ

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秋の風物詩 軒先彩る干し柿

秋の風物詩 軒先彩る干し柿

(2022年10月17日)

 ミカン畑の一角に、渋柿が植えてある。剪定をする程度で、防除もしなかったから、今年は実を付けているだろうかー。

 10月中旬、秋の種まきもひと段落し、気になっていた柿の収穫に。周囲の草を刈り、巻き付いていたツタを取り除くと、大きな実が結構たくさん! 皮に少し、黒い線は入っているが、むいでしまえば問題ない。まだ、硬い柿は干し柿用。熟したものは、渋が抜けて甘い。天然のジ

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「ソーラーフードドライヤー」試作版

「ソーラーフードドライヤー」試作版

(2022年11月24日)

 干し芋や切り干し大根、干し柿などを母や祖母がよく作っていた。軒先につるした柿、大きなザルに敷き詰めたサツマイモや大根など、冬の風物詩ともいえる光景。乾燥させることで、おいしくなったり、保存が効くようになる。

エコで衛生的、保存食づくり

 収穫した野菜や果物が、生の「食べごろ」を過ぎてしまい、しなびたり、腐ったり。そして、結局は捨ててしまう。なので、乾燥させて保存

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石焼~き芋♪ 蜜は出るかな?

石焼~き芋♪ 蜜は出るかな?

(2022年12月12日)

 ダッチオーブンを買った。いま、流行りのキャンプに使うのではなく、石焼き芋を作ってみたいと。知り合いの方に「石焼き芋」をいただいたのがきっかけ。芋から甘い蜜が出て、とろける様なまさにスイーツ。秋に掘ったさつまいもがたくさんある。ならば、自分で作ってみようと。

燃料費低コストのダッチオーブン

 IH対応の石焼き芋専用の鍋も売っていたが、昨今の電気代の高騰もあり、燃料

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雨から雪に こんな日は晴耕雨読ならぬ…

雨から雪に こんな日は晴耕雨読ならぬ…

(2022年12月23日)

 目覚めると、庭は雪化粧。四国の瀬戸内側なので、雪はめったに降らないのだが、この1週間、寒波が到来。ポツポツ降っていた雨が、朝方には雪に変わったようだ。

 冬至が近づくにつれ、日は短くなり、寒さと雨、雪で畑に行く気にもなれない。2023年の目標として「農業簿記検定」を受けようと、まずは、3級のテキストを購入。「晴耕雨読」と思い、テキストを開くものの、固くなった脳みそ

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新年早々、みかんジャム作り

新年早々、みかんジャム作り

(2023年1月6日)

 今年は穏やかで、静かなスタートとなった。元日、近くの神社で初もうでをした後、こたつに座っていても、生放送のお笑い番組ばかり。手持無沙汰…。ということで、一昨年から商品化に向けて研究している「みかんジャム」を作ることに。

自家製の温州ミカンとレモン

 材料は自家製の温州みかんとレモン。そして三温糖。傷はあるものの、ジャムにするには問題なし。一昨年から、さまざまなかんき

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たくあん、切り干し大根 大根を保存食に

たくあん、切り干し大根 大根を保存食に

(2023年1月19日)

 冬の寒さがまだまだ厳しい。収穫した大根を洗う手が冷たい。これまで根こぶ病に侵されて、きれいな大根を育てられなかったが、今冬は病気対策と耕起をしっかりしたため、きめ細かい、美しい大根が収穫できた。よく見ると、大根の両サイドには、ひげ根が生えるポツポツとしたくぼみが縦に並んでいる。その形状がジブリ映画「千と千尋の神隠し」の「おしらさま」の目にそっくりだなあー、などと思いな

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ほとんど自家製食材でキムチづくり

ほとんど自家製食材でキムチづくり

(2023年1月30日)

 四国でも記録的な寒波が到来した。軒先に吊るしている沢庵用の大根も凍るほど。畑は一面、銀世界。こんなに寒いと、畑から足が遠のいてしまいがちだが、作物は心配。先週の土曜日は少し寒波が緩んだこともあり、様子を見に行った。

 大根、白菜、そら豆、玉ねぎ、カブ、ニンニク…。寒さの中でも、生き抜いている。寒くなるたびに、白菜などは身を守ろうと、細胞内のでんぷんを糖に変え、甘みが

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郷土料理「緋の蕪漬」を作る!

郷土料理「緋の蕪漬」を作る!

(2023年2月9日)

 正月のおせち料理に欠かせない食材。雑煮の箸休めにも食卓に上るのが当たり前だった。鮮やかな緋色に発色した「緋の蕪漬け」。着色料を使用していないのに、この鮮やかさ。本来なら、年末に収穫して正月用に漬けたかったところだが、播種が遅くなってしまったため、収穫が1月末~2月始めにずれこんだ。材料はひかぶ、塩、かんきつ果汁、酢、砂糖の5種類だけ。1カ月遅れの「緋の蕪漬け」に取り掛か

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自家製夏野菜でサルサ・メヒカーナ

自家製夏野菜でサルサ・メヒカーナ

(2023年8月14日)

 今年の夏は特に暑い。7月の平均気温が28.0℃、最高気温の平均が32.4℃。平年の27.1℃、31.2℃に比べると、それぞれ1℃前後高い。130年余り(1890~2023年)の気象庁の統計で、月平均気温が高い方から9位。トップ10のうち、この30年が8つも占めている。やはり、温暖化は着実に進行しているのか、とぼやきながらも、土日は、野菜畑に出かける。

夏バテした体に

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