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初挑戦! 梅干しづくり
(2022年8月29日)
5年前に植えた梅。農薬や肥料もやらず、剪定だけしていたのだが、今年は思いもよらぬ豊作だった。 産直市に出してみると、これも期待以上の売れ行き。「梅って売れるんだ!」
6月に入ると、赤紫蘇も売られている。「そうだ、梅干しを作ってみよう」と思い立ったのが6月。初挑戦することに。
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年寄りの教わった知恵
小売店をしながら、自家野菜も販売している80代の叔母から、梅干しの作り方を教わった。 ネットで調べてみると、塩を梅の重さの18%入れるというレシピが出てきたのだが、13%の減塩にしてみた。塩を控えると、腐りやすくなるので、対策として、殺菌効果がある「酢」を入れる。それも、みりんなどが入った「らっきょ酢」。これを入れることで、防腐作用に加え、ほのかに甘みも出るという。
塩で漬け込んでから3週間。赤紫蘇を塩もみして漬けなおす。鮮やかな赤い汁が浮き上がってきた。 そして8月。「三日三晩」干す。「そうか、梅干しは干すんだな」と当たり前と思えるようなことも、納得してしまう。
今年の7月下旬から8月にかけては適度に雨が降った。野菜を育てるには好都合の雨。スイートコーンには、4日に一度は潅水していたが、適度の雨で、その回数もぐっと減らすことができた。照っては雨が降り、また照り付ける。野菜がよく育つ。雑草もよく育ってしまった。('◇')ゞ
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3日連続で晴天の日がなかなかなく、干したのは8月下旬。干し始めは柔らかだった梅が、だんだん、塩をふき、干されていく。いい塩梅だ。 三日三晩干した梅は、また、梅酢につけこむ。これで、梅干しの完成!出来栄えはどうか。今夜味わってみよう。
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梅ブランデーと梅ジャムづくり
梅は、ブランデーにも漬けてみた。梅酒ならぬ、梅ブランデー。行きつけの酒蔵で、梅酒にした梅を取り出し、「梅ジャムにどうぞ」と売っていたのを思い出し、取り出した梅は、梅ジャムに。煮詰めてあるからアルコール分もなくなり、適度な甘さに仕上がった。毎朝のヨーグルトのお供だ。
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「食品営業許可」を取るぞ!
余談だが、原料の梅を売るよりも、梅干しにした方が、付加価値が付き、高く売れる。 しかし、2021年6月から、梅干しなどの漬物類の販売には、「食品営業許可」が必要になった。食品を製造するための専用施設(調理場や冷蔵庫など)が必要となる。 なかなか、ハードルは高い。それでも、本格的に農業で生計を立てるなら、やはり、一次産品だけでなく、加工品の販売も視野に入れなければ…。これから、試作を繰り返し、ゆくゆくは加工品の許可を取ろう!と心に誓う。まずは、良質な原材料を生産するため、梅の手入れからかな。
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(あぐりげんき通信)
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