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【2022 VR Production 】

1.あいさつ

こんにちわ、2022年初めにVR world artistを名乗りはじめたAKAiRoと申します。

例年だとxRArchiアドベントカレンダーに勝手ながら参加させていただき、1年の振り返りをしていましたが、今年は個人的に1年のVR制作の振り返りをしていこうと思います。

2.現状のVR進捗

4~5年前からずっとやりたかった理想形「マルチプレイ型FreewalkVR」を大きなイベントで現実空間100㎡を使用してVRイベントが出来ました。
1~2人マルチプレイは初めてでごたごたながら2日間やって50人ぐらいで何故か列が出来たのは嬉しい誤算でした。


3.自己紹介とやってること

大阪を拠点に大阪と神戸辺りでVRイベントやVRコンテンツを作っているAKAiRoです。本業は空間系3DCGデザイナーですが、カメラマンや映像制作に関わらせて頂いていたり色々やっています。今年の初めからVR world artistという名前で動くとどうなるか実験してたので後程、話します。
野望として「人工世界:Artificial world」を作り、新たな世界として多くの方が認めて、楽しんで貰えれば嬉しく思います。

2022年の振り返り

ざっくり1年で動いた重要そうなトピックを厳選していこうと思います。

1.【01/17】大規模人工世界

昨年から制作している人工世界。このぐらいの大きさの世界が複数あり、歩く実際の空間は5,500㎡にもなります。(走破するのに1時間以上かかる見込み)今年これを完成させたかったですが、今はお蔵入り状態になっていますいずれ復活はさせます。

2.【02/27】FreewalkVR「VR Kobe Walk」

「あぷこん」というコンテストに神戸を世界芸術化したものでVR観光アプリを作り、応募してOS賞を受賞しました。

3.【05/05】FreewalkVR「AGAMA」β test event

ここから大規模人工世界計画が重くなったので軽く進めるものとして「AGAMA」という人工世界を作り始めて、βテストイベントを始めてやりました。正直ラグがきつくてそんなにいい体験ではなかったと思いますが、ずっとやりたかった事が出来て、この後の開発が進みました。


4.【07/16】未来型教育体験会Ocean kids[ VR動物園 ]

花園中学高等学校で未来型教育体験会OCEAN Kidsプログラムの一つとして「VR動物園」なるものをやりました。子供向けで1/1スケールで目の前に危険動物や希少な動物などと戯れるように作りました。これもFreewalkVR形式です。

5.【07/27】CryptoBarP2P as メタバース

CryptoBarP2PをClusterでメタバース化しました。作ったはいいけど特に何も動きはないが、今後に期待。

6.【08/12】バーチャルスタジオ実装

STUDIO KUMOというクロマキー合成が出来るスタジオにUE5を使ってバーチャルスタジオを構築しました。色々とワールドを作り、動画制作をしていくので実は各方面で協力者を募っている。

7.【08/14】Photogrammetry

空間の保存、継承、研究などに活躍するかもしれないと思い、歴史あるものをPhotogrammetryの技術で3D化しました。この後、UE5に持っていきVRコンテンツにしました。

8.【08/27】VRアート体験イベント

撮影スタジオで夏のイベント一つとしてVRアートの体験イベントを依頼されたのでやりました。open brushでパススルー機能を使い、描いた軌跡だけAR表示することで安全にイベントが出来ました。

9.【11/26,27】FreewalkVR「Oralscale」

11/26,27に神戸国際展示場3号館で行われた078KOBE TECH×YAGURAで僕は100㎡の実空間を借りて、FreewalkVR「Oralscale」というマルチプレイ型のFreewalkVR体験イベントをしました。初めてのマルチプレイ加えて、自分しかアプリ構成と使い方が分からないのであたふたしながら2日間で50人ぐらい体験いただけたと思います。確かな手ごたえを感じたのでこのまま開発を進めたいと思います。
4日後、神戸電子専門学校で24㎡に変更して同じものもしました。

10. 終わりに

今年は何と言ってもマルチプレイで且つFreewalkVRでVR体験イベントを出来たことはデカかったです。4,5年前からの構想でまだ難しいかと思ってましたが、それが今年中に良い成果を上げれました。周りの方々に助けれたのは言うまでもなく感謝に堪えません。因みにアーティストを名乗った1年でしたが、自分に対してのいいプレッシャーになって頑張れる気になりました。アーティストとして名乗るには物が無さすぎで正直恥ずかしいですが、恩師に何かになるには既にその何かとして振る舞い、行動しろと言われて納得したのでこれからも続けていこうと思います。

来年は、僕の人工世界の展覧会、複数のアーティストさんとコラボ、僕のクリエイターコミュニティ開設(検討中)、美術館を借りてVRイベなども出来ればと思っています。

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