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感想

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ドラマや映画、舞台などの感想を綴った記事をまとめてます。
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記事一覧

おっさんずラブリターンズ1話を観て思ったこと。

おっさんずラブリターンズ1話を観て思ったこと。

第2話が始まる前に記録を兼ねて。
先日、1月5日(金)23時15分より、テレビ朝日で「おっさんずラブ﹣リターンズ﹣」がスタートしました。
初めにリターンズの情報を聞いたとき、私は正直楽しみ半分、不安半分といったところ。(理由は諸々で察していただいて)だけども好きな俳優さんが好きだと言っている役であり作品であり、信頼しているスタッフとの新しい作品。楽しみに待とうという気持ちで放送日を迎えました。今回

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ドラマ「リバーサルオーケストラ」がとても面白かった話。

ドラマ「リバーサルオーケストラ」がとても面白かった話。

 こんにちは、田中圭さんのファンです。
 田中圭さんのファンなので、当然観るつもりでいた水10ドラマ「リバーサルオーケストラ」。主演の門脇麦ちゃんも好きだし、周囲を固める俳優さんたちも申し分ない豪華すぎるキャスト陣。まあ普通に楽しみにしていました。だがしかし。
 ごめんなさい正直ドラマ自体への期待値は低めでした!!!
 というのも、私自身が音楽に対しての知見がとっても低いから。つまり私自身の問題

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「死にがいを求めて生きているの」を読んで

「死にがいを求めて生きているの」を読んで

 朝井リョウ著「死にがいを求めて生きているの」を読み終えた。つい昨日だ。思えば、一冊の本をまるまる読み終えたのは久しぶりだった。子供を産んで、仕事を始めてからゆっくり本を読む時間から随分と遠ざかっていた。
 私はこの本を、note感想文の推薦図書だったから選んだ。最初にnote感想文募集の記事を知り、参加してみたくなり、そこから読む本を探した。本来の本を読むという主旨からは外れているかもしれない。

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舞台「夏の砂の上」感想

舞台「夏の砂の上」感想

 舞台「夏の砂の上」を観た。
 受け取り方や、受け取るものの重さは人によると思うけど、最後は凝縮された心地よい重みが残るような、そんな物語だったように思う。
 きっと観る人によっては難しく感じる。私も最初はもしかしたら難しい舞台なのかもしれないと思った。でも思い出す。舞台はときおり日常であることを。そこで生きている人たちを観ながら、少し笑って、少し泣いて、これはそんな人生の一部なのだ。人生は難しい

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映画「ハウ」感想

映画「ハウ」感想

 映画「ハウ」、観てきました。ネタバレたくさんしてます。

 もう既に千人くらいが同じこと言っているのは承知なんですけど、この映画は犬を①今飼っている方、②飼ったことがある方、③飼ったことが無い方によって、それぞれ全く違った印象や感想になるんだろうなと、映画を観終わって少し時間を置いて、ようやく俯瞰して考えられるようになった今思います。

 私はこの中で①寄りの②です。犬は実家では飼っていました

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じぞ恋 第一話、第二話まとめて感想

じぞ恋 第一話、第二話まとめて感想

 晴太さん。晴太さん……晴太さぁぁぁああん!!!!!
 まだ二話なんですけど、一話はまさにムズキュンで、そして二話は全体的に切なキュンでした……切なくてもどかしくて泣いてしまいそうで。お互い友達だって言い聞かせてる二人が、無理して笑って泣かないのがたまんねえ……たまんねえよ……(プシュッ)(缶ビールを開ける)

 一話でさぁ、杏花ちゃんが「結婚を前提とせずお付き合いしてもらえませんか!」とド直球

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映画「女子高生に殺されたい」感想

映画「女子高生に殺されたい」感想

※ネタバレしかしてません。


オープニングがめっちゃ好き
 なかなか観に行く機会に恵まれず、ようやく、どうにか観に行けたあの日。私はスクリーンの前で、ドキドキと高鳴る心臓を抱えていました。
 原作未読、少しの宣伝だけ齧りなるべく他の方の感想も目に入れないまま臨んだ初鑑賞。
録画映像の中の東山春人(田中圭)の呟き、一筋の涙から、桜吹雪の中で彼が振り返るまでのオープニング。響き渡る音響とその画面の

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映画「そして、バトンは渡された」感想

映画「そして、バトンは渡された」感想

ネタバレもりもりです。
未鑑賞の方はご注意ください。
よろしくお願いいたします。

 過去と現在が交錯しながら進んでいくストーリーですが、初見だとそれがわかりません。でも、みぃたん(稲垣来泉)と梨花さん(石原さとみ)のシーンから優子ちゃん(永野芽郁)と森宮さん(田中圭)のシーンに移り変わるとき、微かな違和感が残ります。微かすぎて、またシーンが変わったときにはその違和感は消えていて、でもまた同じこと

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映画「総理の夫」感想

映画「総理の夫」感想

※ネタバレありありです。

もっとコメディだと思っていました。(第一声)
 言葉が難しいのですが、これはけっして思っていたよりも重い内容だったとか、暗い内容だったとかそういう意味では無く、想像していたよりずっとずっと、私たちを励まして、前を向かせてくれる作品でした。
 相馬凛子さん(中谷美紀)と日和さん(田中圭)、最初からとっても素敵であたたかくて可愛らしくて、カップルのような甘さの中に落ち着きも

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映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」感想

映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」感想

ものすごく良い意味で、「思ってたんと違う」。 長野オリンピック。当時まだ子どもだった私は、正直あまり記憶がありません。スキージャンプで日本が金メダルをとって盛り上がったのは、なんとなくですが覚えています。ただ、今まで何度も繰り返しニュースで観てもいるのでそんな気がするだけかもしれません。
 この「ヒノマルソウル」は、言わば結末がわかっている映画です。田中圭演じる西方さんは代表になれなかったし、日本

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私の好きな人。

私の好きな人。

『飾らない言葉、繕わない態度。たまにハラハラさせられるけど、それも含めてあなたの魅力。役を生きているとき、纏う雰囲気から変わるところが好き。疲れを感じさせずに、「この仕事が好きだ」とまっすぐ告げるところが好き。周りに愛されているのだと端々に感じられて、あなたを好きでよかったと度々思わされるところが好き。常に正直で向き合ってくれるところが好き。あなたを信じようと思わせてくれるところが好き。映像でも舞

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ドラマ『世界は3で出来ている』感想

以前放送された、林 遣都が一人三役を演じたドラマについての初見の感想。Twitterに載せたものをこちらにも。

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 コロナ禍によって変化したまさに現代の様子を、三つ子という形をとって林遣都が三役を演じたソーシャルディスタンスドラマ。
 林遣都が本当に三つ子なんじゃないかと錯覚をするほどの違和感の無さ、世界観だったことは観た人全員の共通認識だと思う。割と突飛な設定や作り方にも関わらず

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