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イベントからの気付き

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アカデミーヒルズで開催するイベントの内容や出来事など、イベントにまつわる記事です。
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#多様性

“自分の物語”を創れますか? -大学入試にみる日米の違い-

“自分の物語”を創れますか? -大学入試にみる日米の違い-

以前にこちらのnoteで紹介した『15歳からの人生戦略』の著者、山脇秀樹先生(ドラッカー経営大学院教授/前学長)の来日に合わせて、アカデミーヒルズで“アメリカの人材育成の潮流に迫る!〜大学の選考基準の変化を読み解く~”をテーマにお話いただきました。

米国の大学入試の仕組み

米国では9月の入学に向けて、前年の10月ごろに願書を提出して結果は年明け3月ごろになるそうです。日本のように試験を一斉に実

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世界を変える朝ごはん Social Breakfast

世界を変える朝ごはん Social Breakfast

8月17日の朝、虎ノ門ヒルズのOVAL CAFÉでSocial Breakfastの第1回が開催されました。
このイベントは、まちのプロデューサーズの横尾俊成さんが中心になって企画をされました。

社会のために一歩踏み出したいけれど、何から始めたらよいかわからない!

社内外の人たちとソーシャルグットで繋がりたい!

先駆者に学び、社会を新たな視点から眺めてみたい!

という若者が気軽に集える場を

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「平均値へ寄せる」から「バラツキを大きくする」という考え方へ

「平均値へ寄せる」から「バラツキを大きくする」という考え方へ

7月19日に「ゆる~くつながろう!メンバー雑談」を開催しました。

その中で、海外出身のメンバーが「日本は、食べ物が美味しいことと、トイレがきれいなことがとても気に入っている」と発言してくれました。
日本で生まれ育った私にとっては、当たり前だと思ってしまうことが、実は日本の強みだったりすることを感じた瞬間でした。
どちらかと言うと「失われた30年」という表現に代表されるように、凋落する日本をイメー

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多様性を受け入れるために大切なこと-違いよりも共通点を探してみる-

多様性を受け入れるために大切なこと-違いよりも共通点を探してみる-

6月14日に“World Report”の シリーズ第2回を、ニューヨーク在住の渡邊裕子さんをスピーカーにお招きしてオンラインで開催しました。テーマは「分断が深刻化するアメリカ社会のいま」でした。

その中で、2020年の米国大統領選挙で負けたドナルド・トランプ氏は、敗北宣言をしなかった大統領だというお話がありました。
一方で印象的な敗北宣言としては、2008年のバラク・オバマ氏に負けたジョン・マ

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「話す力」の大切さ -「読み・書き・そろばん」では不十分!-

「話す力」の大切さ -「読み・書き・そろばん」では不十分!-

2023年最初のLibrary Lounge Talkは、一般社団法⼈アルバ・エデュ 代表理事の竹内明日香さんを囲んで、1月12日に開催しました。

テーマは「話す力」です。竹内さんは、これまで5万人の子どもたちに「話す力」をつけるためのトレーニングを実施されています。
竹内さんのその思いは、著書を是非お読みください。

イベントでは最初に、参加者の皆さんに自己紹介をしていただきました。しかし単な

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“違い”を認め合うこと -「ICF 2022」より-

“違い”を認め合うこと -「ICF 2022」より-

六本木ヒルズ10周年の2013年にスタートしたInnovative City Forumは、今年で10回目を迎えました。「都市と未来のライフスタイルを考える」国際会議として、毎年秋に開催されています。

今年は11月24日に、「Beyond Transition - 今、起こりつつある未来 - 」をテーマに、プログラムコミッティ4名(竹中平蔵氏、市川宏雄氏、南條史生氏、伊藤穰一氏)による討論会が行

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主語を「わたし」に戻す-スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー 日本版-

主語を「わたし」に戻す-スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー 日本版-

今年の1月26日に、「スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー 日本版」(略してSSIR-J)が創刊されました。日本版のテーマは「主語を『わたし』に戻す」です。

日本版の編集長の中嶋愛さんとは、中嶋さんの前職のプレジデント社が平河町森タワーへ入居されたことがきっかけで、2010年からのお付き合いです。そのご縁で、SSIR-Jとは創刊の前からイベントなどをご一緒しています。

創刊号のE

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「音楽でつながろう」プロジェクトの秘話!

「音楽でつながろう」プロジェクトの秘話!

以前の記事「“遊び”という多様性」で紹介しましたが、アカデミーヒルズの運営チームでは、通常の業務とは別に横断プロジェクトを進めています。今日は、このプロジェクトから生まれたイベント「音楽でつながろう」を紹介します。

このイベントの企画をしたプロジェクトチームの4名は、日々担当している業務はバラバラです。しかし目的意識は共通で、「同じイベントに参加してくれたメンバー同士が、オンラインイベントでも、

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“みんなでアウトプットする”ということ。

“みんなでアウトプットする”ということ。

前回、「みんなで語ろうフライデーナイト」(みんフラ)の企画の経緯について書きましたが、今回も“みんフラ”について掘り下げてみます。

みんフラの各回のテーマは、ファシリテーターと相談して議論が拡がりそうな設定を心掛けていました。「これが正解だ!」というものはなく、「自分はこう思う。こう考える。」と、ある人の発言が皆のインプットになり、思考してその人のアウトプットとして発言に繋がる、そのようなサイク

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