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academyhillsの公式noteです。 「人が集まる場」をはじめ、さまざまなトピックで発信していきます。 https://www.academyhills.com/

マガジン

  • #アカデミーヒルズの日常

    アカデミーヒルズにおける日々の出来事や日常を紹介した記事です。

  • #メンバーズ・コミュニティ

    ライブラリーメンバーの自主サークル - メンバーズ・コミュニティ(略してMC)- の活動を紹介した記事です。

  • イベントからの気付き

    アカデミーヒルズで開催するイベントの内容や出来事など、イベントにまつわる記事です。

  • #アカデミーヒルズに集う人々

    アカデミーヒルズのイベントの登壇者やライブラリーメンバーなどアカデミーヒルズに集う方々を紹介した記事です。

最近の記事

「出来るか / 出来ないか」ではなく「するか / しないか」-竹中平蔵アカデミーヒルズ理事長からの学び-

竹中先生は、2006年12月にアカデミーヒルズ理事長へ就任いただいて以来、17年以上、理事長を務めてくださり、その期間に多くのプロジェクトをご一緒させていただきました。 こちらは、理事長就任時の竹中先生のメッセージです。 このメッセージの中には、都市の魅力や新しいライフスタイルについて記載がされています(以下が抜粋です)。 アカデミーヒルズを舞台に展開した様々なプロジェクトの根底には、「多様な人と交わり、新しいライフスタイルを創り体現しよう」という竹中先生の想いがあったの

    • 情報をシェアし交流する場 -メンバーズ・コミュニティ-

      2007年にスタートしたアカデミーヒルズのメンバーズ・コミュニティは、共通のテーマのもと意見交換や勉強会を行うメンバー主体のサークル活動です。会員制ライブラリーならではのメンバー交流・情報シェアを楽しんでいただく、メンバー限定のコミュニティ活動です。 ヨーロッパ旅行研究会(メンバーズ・コミュニティ最終回)6月11日に開催された「ヨーロッパ旅行研究会」が、アカデミーヒルズの施設閉館前の最後のメンバーズ・コミュニティの定例会となりました。 テーマは、「最近のヨーロッパ事情 /

      • 「モノ・コト・シクミ・イミ」のデザイン

        アカデミーヒルズのメンバーズ・コミュニティ「デザインについての勉強会」の最後の定例会を6月9日に開催しました。 「デザインについての勉強会」は、2008年に「モノ・コト・ヒト・シクミ ラボ」としてスタートをして、2017年に「デザインについての勉強会」に名称を変更しました。 主宰者の鈴木一好さんは、デザインのコンサルティング会社を経営されているデザイナーです。 2008年に立ち上げたときに、私が「モノ・コト・ヒト・シクミ ラボ」とお聞きして「何をするコミュニティなの?」とイ

        • 落胆の先には希望がある-カーティス教授の政治シリーズ「最終回」-

          アカデミーヒルズのライブラリー会員限定イベント「カーティス教授の政治シリーズ」最終回を、6月6日に開催しました。 2007年にスタートしたこのシリーズは、ライブラリーイベント一番の長寿コンテンツです。 カーティス教授は1964年の初来日から60年間、日本の政治を国内外から研究されてきた政治学者です。そしてアカデミーヒルズでは50回以上のご講演をして頂きました。 第1回は2007年3月にグレートブックスライブラリーというお部屋で10名程度で開催したことを覚えています。 そして

        「出来るか / 出来ないか」ではなく「するか / しないか」-竹中平蔵アカデミーヒルズ理事長からの学び-

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        • #アカデミーヒルズの日常
          37本
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          26本

        記事

          18世紀の首里那覇の測量技術

          6月2日に開催したメンバーズ・コミュニティ「天空のマップ・カフェ」は、主宰の太田弘先生(日本地図学会常任委員)に加えて、特別ゲストとして安里進先生(沖縄県立芸術大学名誉教授)と鈴木純子先生(日本地図学会名誉会員)をお招きしての拡大バージョンでした。 テーマは「古地図で読み解く首里と那覇」です。 重要文化財「琉球国之図」と「間切図」から見えてくること 2016年に文化庁は、琉球王国の測量術と地図製作という科学技術の高さ・独自性を評価して、首里王府が18世紀末に製作した「琉球

          18世紀の首里那覇の測量技術

          定義を変えてみる

          「オフィス」の定義を変えてみる 先日、「目から鱗」の体験をしました。 それは、「オフィスは仕事をする場ではなく、勇気をもらう場なんだ!」という言葉を同僚から聞いたときでした。 最初は、「勇気???」という感じでした。 コロナ禍を経てテレワークが常態化した今、仕事の効率性やワークライフバランスを考慮すると、「会社のオフィスではなく自宅でのテレワークの方が良いのではないか」という議論が起きます。 それは「オフィスは(効率良く)仕事をする場」と定義しているからです。 しかし、

          定義を変えてみる

          “知る”ことで、見える世界が変わってくる!

          今年の3月に公開された『燃えるドレスを紡いで』は、ファッションデザイナー中里唯馬さんのドキュメンタリー映画です。 この映画は、服を作るというスタート地点にいるデザイナーの中里唯馬さんが、作った服の最終地点の現実を知ることで、ゴミ同然の衣類をもとに最新のテクノロジーを駆使してパリのオートクチュールコレクションで発表する作品の制作プロセスを描いています。 なお、中里唯馬さんは、森英恵さんに次いで二人目の日本人として、2016年からパリオートクチュールファッションウィークに公式ゲ

          “知る”ことで、見える世界が変わってくる!

          本の推し活-ブックナビクラブ-

          アカデミーヒルズのメンバーズ・コミュニティ「ブックナビクラブ」の5月の定例会(5/11開催)でシェアされた本を紹介します。 最初のメンバーは、「なかなか読む機会がない本だと思ったので選びました」ということで、『アーミッシュの赦し』を紹介してくれました。 アーミッシュはプロテスタントの一派で、原則として快楽を感じることは禁止されており、各地のコミュニティーの合議で定められる「オルドゥヌング」という戒律を守りながら聖書だけを信じるために、牧師はいないそうです。 本の内容は下記

          本の推し活-ブックナビクラブ-

          生成AIとの対話で創る“セルフブランディング” -デザインについての勉強会-

          アカデミーヒルズのメンバーズ・コミュニティ「デザインについての勉強会」では、定例会を4月28日に開催しました。 テーマは「セルフブランディングで自分らしさを発見し、輝くためのヒントを見つけよう!」でした。 前半はデザイナーである主宰者の鈴木一好さんからセルフブランディングについてのトークをしていただき、後半は生成AIと対話しながら自分らしさを考えるプロセスを体験しました。 前半の鈴木さんのセルフブランディングの説明は、デザインという視点から資料を用いて非常に分かりやすい内

          生成AIとの対話で創る“セルフブランディング” -デザインについての勉強会-

          旅先でのハプニング -ヨーロッパ旅行研究会-

          アカデミーヒルズのメンバーズ・コミュニティ「ヨーロッパ旅行研究会」では、定例会を4月25日に開催しました。 テーマは「ヨーロッパ旅行でのトラブルや失敗」でした。 前回の定例会のテーマは「今までヨーロッパ旅行をした中で一番印象に残った出来事」でしたが、楽しかった想い出以上に大変だった話で盛り上がった経緯があり、今回は失敗談を通じて旅行の醍醐味をシェアしました。 スリには注意!「アイスクリームが付いているよ」という常套句 「掏られてしまった」から「間一髪セーフだった」まで様

          旅先でのハプニング -ヨーロッパ旅行研究会-

          「SISU」という概念 -フィンランド人の精神-

          国際連合が毎年発表するWorld Happiness Report(世界幸福度報告)による世界幸福度ランキングで、2018年から7年連続で1位の国がフィンランドです。残念ながら、日本は51位(2024年)です。 また、アカデミーヒルズのライブラリー会員である高泉光男さんは、長年フィンランドの航空会社に勤めていらっしゃいますが、メンバーズ・コミュニティの「ヨーロッパ旅行研究会」や「ブックナビクラブ」などに参加されたときにフィンランドについて、 フィンランドでは多様性という考

          「SISU」という概念 -フィンランド人の精神-

          人との繋がり -メンバー雑談より-

          4月9日にメンバー雑談(昼の部・夜の部)を開催しました。 夜の部では12名メンバーが集まり、雑談を楽しみました。 ・20年以上在会しているメンバー ・今月入会したメンバー ・2003年の開業当初に入会、一度退会して再入会したメンバー とメンバー歴がさまざま、そして年齢も20代~80代までの方々にご参加いただきました。 入会して日が浅いメンバーからの「ライブラリーの活用方法を知りたい!」という声に対して、在会歴の長いメンバーより色々なアドバイスがありました。ざっくりとまとめて

          人との繋がり -メンバー雑談より-

          一歩踏み出してみる!

          2024年4月2日の朝日新聞に、コロンビア大学名誉教授のジェラルド・カーティス先生のインタビューが掲載されました。 カーティス先生は、2007年から“カーティス教授の政治シリーズ”として年に3回ほど、ライブラリーメンバーを対象に日本の政治や外交についてお話を頂いております。通算では50回以上開催しており、アカデミーヒルズの長寿シリーズです! 朝日新聞の記事を読んで思い出したのは、“カーティス教授の政治シリーズ”のある回でのメンバーからカーティス先生への質問でした。 「今日

          一歩踏み出してみる!

          「ブラヒロシ」で巡る六本木の桜

          アカデミーヒルズでは、3月23日に特別編「<ブラヒロシ BURAHIROSHI> 六本木周辺『桜』ミステリー名所めぐり」を開催しました。 <ブラヒロシ>は、メンバーズ・コミュニティ「天空のマップカフェ」の主宰者、太田弘さんにガイドを務めていただきながら街歩きをするイベントで、今回で4回目になります。 実は、今回の企画を始めた1月当初は3月30日(土)に開催する予定でした。しかし2月に暖かい日が続いたときに、「今年の開花はいつもより早くなりそう。30日では遅いかもしれない!」

          「ブラヒロシ」で巡る六本木の桜

          余白の美 -俳句を詠む-

          2024年のNHKの大河ドラマ「光る君へ」は、平安時代に千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた紫式部の生涯を描いてますが、当時は和歌や漢詩を通じて自分の気持ちを伝えていたことを考えると、「昔の人は、言葉に敏感だったんだな!」と感心します。 と思っていたら、メンバーズ・コミュニティのブックナビクラブで、「俳句が趣味です」と自己紹介してくれたメンバーに出会い、どのように歌を詠み、楽しむのかを知りたくて、早速インタビューをさせてもらいました。 ところで予習として、和

          余白の美 -俳句を詠む-

          本の推し活・ブックナビクラブ -興味・関心が少しずつ重なって広がる世界-

          アカデミーヒルズのメンバーズ・コミュニティ「ブックナビクラブ」の3月の定例会(3/9開催)でシェアされた本を紹介します。 ・「食」が動かした人類250万年史 最初は「食」のお話です。 この本を紹介してくれたメンバーは、「微生物学者の著書で、250万年という長い歴史を300ページ弱で表現しているため深掘りはないが、原始から現代まで一気に走り抜けた本」と表現してくれました。 「約6,500万年前に恐竜が絶滅したことで哺乳類が台頭し、 肉食になり脳が大きくなり、 エネルギー消費

          本の推し活・ブックナビクラブ -興味・関心が少しずつ重なって広がる世界-