シェア
名津乃綾
2021年3月29日 21:59
2021年3月29日 20:52
2021年3月28日 22:46
2021年3月26日 09:50
隣の家の飲んだくれが夜中に酒飲んで花見してたら気が狂ったって?馬鹿だね……夜桜は長時間見てると 気が 変になるんだよそんな事も知らないのかい?桜の木ってのはさ…呪いを込めて作った藁人形に 怨念込めて釘を打ったり木の下の土の中にはほらアレ…が埋まって
2021年3月25日 20:53
春の宵に家路を辿り歩く道は散り始めた花弁が白く染め吹く風は寒さも無くまろやかに漏れるため息は諦めや辛さではなく明日は休日という安堵と喜び舞う桜に優しく吹かれながら 暫く足を止め先程買った焙じ茶の蓋を開ける今日を飲み干して
2021年3月21日 23:57
2021年3月21日 23:36
春雨が降りしきる花冷えな本日は窓を閉めて過ごしておりましたが 何処からかすーっと入り込みひんやりと肌に吹き付ける 隙間風が冷たい為夜になりましたら早めに布団に潜り込むも憂鬱で中々寝付けないそんな 日曜日の 夜なのです…
2021年3月17日 22:30
早くも三月半ばを過ぎ聞こえてくる開花の便り毎年 この季節になると想う事があるのです咲いたと想えばしばらくすると春風に吹かれ花吹雪となり はらはら散り行き 人々に踏まれ変色してやがて消えいく短い命の桜の花は まるでわたくしの人生の様だと 長く寒い冬が終わり春という名の喜びと寂しさと喪失と微かな不安と少しの希望を覆い隠すかの如くもうすぐこの国は桜色に
2021年3月7日 22:15
湿布を貼ってテープで止めて痛めた足で軽くびっこを引きながら明日も夜明け前に起きて早朝から満員の電車に乗り通勤致しますお仕事致します日曜日の夜は何とも憂鬱です…ただ近頃心の方も痛むのですよヒヤヒヤズキズキイライラズキズキ ですが残念ながら心には湿布も貼れず痛み止めも効きませんあちらこちらと痛みがありますがそんな事など関係なく秒針は進みやがて嫌いな月曜日が
2021年3月5日 17:24
2021年3月4日 23:32
柔らかくなる日差しと 遅くなる夕暮れで気付く春の訪れ巣立ちの頃何処からか聞こえる蛍の光が無性に心切なく 一筋音なく流れる涙歓びと淋しさ混ざり合う季節の中で書(ふみ)読む月日重ねつつどれ程言葉を重ねても伝えきれぬ書き尽
2021年3月2日 23:32
公園の前を通りかかりましたら強い北風のせいでわたくしの帽子が枝むき出しで寒々と立っている桜の木の枝に飛ばされましてあまりに高すぎて取るのは諦めましたそういえば1本だけ数年前から花をつけなくなった桜の木が御座いますあの木は今のわたくしの様だとつくづく思うのですよ 二度と花を咲かせる事も無く この先枯れていき、やがて腐り朽ちるのですいつか公園管理の方にバッサリと切られてしまう