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【人生の勝算/前田裕二】私たちが持つべきもの

人生の勝算を読みました。


別に私は意識高い系でもなんでもないですが

ビジネス書を読むと

そう思われがち?かもしれないですね 笑


特別なマインドがあるわけではなく

興味・ワクワク

その一点のみで色々なものに触れている気がしてます


今回は(出版から3年以上経過してしまいましたが)前田祐二さんの人生の勝算

という本を読んだので、そのお話を簡単にしていきたいと思います。



◎本書はビジネス書であり、ビジネス書ではない


今回読んだ「人生の勝算」

ビジネス書といえば確かにビジネス書なのですが

どちらかといえば著者、前田祐二さんの人生と生き方

についての本であり

細かいことをああしろこうしろとは言いません


ただ、自分の生き方を通じて

みんなもそういう風にしてみたらどうでしょうか?

という声かけをしているような印象です



前田さん

◎魅力的な著者、前田裕二さん


前田さんの語り口や考えていることを目の当たりにし

私はすっかり前田さんのファンになってしまいました


一言で言わせていただくと

とっても情熱的でクレバーで優しくて愛に溢れている


生まれた時から今まで毎日が楽しくて

幸せいっぱいで生きているという意味ではありません


辛い過去、様々なことにチャレンジした経験があるからこそ

生まれる自信と愛情に溢れているのです


◎本書で著者が伝えたいこと


前田さんが伝えたいことは大きく2つです


1点目は、他者に対する大きな愛情を持つこと

ビジネスにおいても単純な人間関係としても

他者に対する思いやりが非常に大切だと言います


私も同じように思いました

仏教の教えもそうです

与えられたければ与えることから始めるのです


と言いつつも、打算的になってはいけません


無償の愛を注ぐことが

周囲からの見え方、印象を自然と良くするのだと思います


また、そういった心の繋がりが

人間の本質的な喜びや欲求がビジネスにおいても

ポジティブな効果を発揮すると前田さんは考えています



2点目は、人生のコンパスを持つことです

どういうことかというと、人生における価値観や

向かうべき方向性・考え方を確立させておくということです


これが人生という大きな海を迷いなく航海するために必要なもので

さらにそういったブレない考え方を持ち、真っ直ぐ進む人は

信頼感があり、たくましく、魅力的で、人が集まってくる

そう思います


そしてビジネスにおいてもこれが大切で

そういった人間性に惹かれるということもありますが

事業家として、自分と事業に対するそれぞれの価値観に

深い共鳴があると、世界中の同じ夢を持つ仲間が集まってくる

といっています。


強く光り輝くコンパスさえ持っていれば、どこからともなく仲間は集まってくる

と。


ビジネスに絡めるのは、そこに筆者が目標や志を設定するにふさわしい

非常に厳しくスリリングで、大きな達成感をもたらしてくれる彼の戦場、

コンパスが指し示すものがある場所、だからだと思います。



◎「人生の勝算」とは


前田さんのいう「人生の勝算」とは

先ほど述べたコンパスのようなものです


原体験に紐づいた、揺るがない大きな志

これが「人生の勝算」です


明確な根拠などいらない

自分が信じた「人生の勝算」を持つことが

人生の幸福度を増幅させる


と言うのです


噛み砕けば

私はこれをやるんだ!

と迷いなく突き進める大きな目標を持てば

余計なことを考えずに済み、バイタリティーのある

幸せな日々を過ごすことができるということです


前田さんはこの1冊のビジネス書で

我々に幸せに生きるための方法を

教えてくれていたのですね



ビジネス書としてはとても読みやすい、エッセイのような本なので

まだ読んだことがない方で興味が湧いたという方は

是非、手にとってみてくださいね!



それでは

また次の記事で💐


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