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"わたし"という物語。

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ある日突然、妹が統合失調症になった。 それからわたしは、"きょうだい"として、"1人の人間"として孤独だった。 そんな"わたし目線"の生活を綴ったものです。
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#きょうだい

可哀想な子でもなく、強くもなく、ただ褒められたかった子。

これはわたしの人生記録です。
いつかわたしがわたしに寄り添えるように
記録しています。

最近わたしは、ある本を読んでから
自分が幼少期から心理的虐待を受けていたことに気付きました。

幼い頃から、母に甘えることが出来ませんでした。
甘えさせてもらえませんでした。

母は、それを自らの言葉で
甘えられるのが嫌いだから。
と言ったことがあります。

わたしの短所と長所を教えてほしい。
と母に尋ねても

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わたしが見つけたもの

わたしが見つけたもの

わたしの人生では、
落としてしまった大切なことが
たくさんありました。

ですが、落としたことに気づき、
大切なことを見つけることもできました。

最後には、誰かに。
そして自分にも、寄り添えるような記録をnoteに残していきます。

◆わたしの落とし物記録

・わたしの落とし物...感情の崩壊

・わたしの落とし物...拒食①

・わたしの落とし物...拒食②

・わたしの落とし物...自傷

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わたしの落とし物...自傷

わたしの落とし物...自傷

わたし自身と向き合うための記録です。

最後には、誰かに寄り添えれたらいいな。と思い、書き続けます。

◆過去記録

わたしの落とし物...感情の崩壊

わたし落とし物...拒食①

わたしの落とし物...拒食②



拒食症が一旦治まったあと、

すぐに自傷行為が始まりました。

ネットやメディアで見た事のある

"リストカット"です。

よく死ぬ気ではない。と発言される方もいます。

死ぬ気

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わたしの落とし物…拒食②

わたしの落とし物…拒食②

◆過去記録

わたしの落とし物...感情の崩壊

わたし落とし物...拒食①

自分が拒食症だと母に打ち明けた時の事をよく覚えている。

母の第一声は、

そうだろうなと思っていたよでした。

どうして気付いてたの?と尋ねると、

ガリガリに痩せていくのが分かるから。と母は答えた。

母は、

食べたいと思えるまで無理して食べようとしなくていい。と言ってくれた。

その言葉には救われた。

だけど

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わたしの落とし物…拒食①

わたしの落とし物…拒食①

わたしは怒りの感情を抑え込んだと思っていた。だけど、別の形で現れることになる。

結論から言うと

怒りを抑えて、悲しむだけでは自分は何も救われなかった

妹が統合失調症になり、

5年後、父がパーキンソン病になった。

わたしは、拒食症になった。だけど、その頃のわたしは、家族に心配かけたくない。怒られたくない。という思いが強くて、拒食症だということがバレないように生活しようと決めた。

朝食は決

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わたしは、きょうだい。

わたしは、きょうだい。

時系列は変わりますが、このnoteを書き始めた頃、自分という存在と同じ境遇の人々を

きょうだいということを知りませんでした。

ただ、10年以上前から自分と同じ境遇の、障害者の兄弟姉妹と会ってみたかった。お話をしてみたかった。共感して欲しかった。

そして

自分が誰かに寄り添えるような存在になりたかった。

だけど、探すこともできなかった。

"助けて"その言葉がずっと言えなかった。

"きょ

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